捏造はかく作られる

今日は、森友学園理事長の証人喚問が行われました。
たまため、NHKの英語ニュースを聞いていて、捏造に続く印象誘導が行われたところを聞いたのでメモしておきました。

事実はというと、安倍首相婦人と森友学園理事長とが違う証言をした、ということなのですが、NHKの英語ニュースでは、これを、安倍首相婦人は覚えていないと言ったが森友学園理事長は覚えていた、という表現していました(スクリプトがないので正確ではありませんが)。
これは何が問題なのかというと、報道の内容と事実とが違うからです。
証言の内容が違うのは、常日頃からあることで、それには、本当の記憶違いもあるし、同じものを見ても解釈が違うこともあるし、片方が嘘吐き両方嘘吐き、いろいろな場合があります。
証人喚問では、事実と違う証言をした場合に罰則がありますが、事実と違うことが証明されなければ罰則を適用されることはありません
このように、正確なことが分かっていない場合には、XXはこう言った、YYはこう言ったという事実の部分だけを報道すべきであって、片側が何かを隠しているかのような印象の色を付けて報道してはなりません
日本語が分かる人で、証人喚問を直接聞いた人が聞いたり、背景にある事実(NHKをはじめとする反日マスコミが一部野党と共闘して政権を陥れようとしている)を知っている人が聞けば、NHKが安倍夫人に疑惑があると印象付けようとしたことが分かりますが、英語ニュースだけ聞いた人は、安倍夫人が重要な事実を隠蔽していると解釈するでしょう。
NHKの狙いは、まさにそこにあります。

こういうのは、毎日新聞が、日本人が読まないであろう英語版ニュース報道で、日本人が変態であるかのような捏造記事を撒いていた(パチンコ屋の倒産を応援するブログ⇐お勧め)のと同じ手法です。

私達の日常生活で英語が必要な場合はすくないですが、だからといって、英語版で捏造記事を発信し続け、日本に害を与えた報道機関は、業務停止等の行政処分を課すと共に、立法措置が必要でしょう。
それと共に、インチキ情報に騙されないようひとりひとりが気をつけていかなければなりません。

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# by mcap-cr | 2017-03-23 19:18 | 政治 | Trackback | Comments(0)

音楽ソフトのフォーマット以外の問題

ハイレゾソースとCDとの実質上の違いについてあれこれ好き放題書いてきました。
おそらく、CDは今も未来も必要十分なフォーマットなので生き残って欲しいところですが、もう長くは続かないでしょう。
理由は、CDにはコピープロテクションが実装されていないためです。
著作権上は、私的目的のコピーを認めているので問題ないはずですが、著作権の利権団体は好まないでしょう。
もしかしたら、必要十分なCD規格を上回るハイレゾソースの販売促進の裏には、著作権協会付いていたりして???
利権団体は、特権に乗っかって営業努力無しで他人から金を巻き上げることができるので、厄介です。
JASRACもNHKのようなもので、私たちは、未来永劫タカられないよう、声を上げてゆかなければなりません。
CD規格の次を予想すると、CDよりもややハイレゾな圧縮音源で、コピープロテクションが付いたものでしょう。
MDのように、私的コピーにも制約が加わるだろうと思います。
メディアは、暫くはCDのような工学ディスクだと思いますが、音声だけなので、容量は小さくて良く、直径は小さくなると思います。
DVDのように、著作権の告示が出てから始まるような野暮なものになるかもしれません。

利権団体は、営業努力しなくても良いので、値段も勝手に決められるとたかをくくっています。
テレビの8K放送は、録画不可の仕様にするなんて言っていたくらいです。
多くの人は、『録画じゃなかったらテレビなんか見ねーよ!』と思っていたに違いありません。
制約を加えるとユーザーが減るという当たり前のことも分からなくなっています。
利権を渡すと必ずこうなります。

そういえば、もう記録メディアとしてのCD-Rは無くなってきました。
CDに傷つけてしまってコピーしなければならない人は、いまのうちに買い占めたほうが良いのかもしれません。
CDがあるうちは、ソフトはできるだけ買っておきましょう。
CDなら、自宅の音楽サーバーや、携帯プレーヤーに移し替えて楽しめますが、今後はそうでなくなるかもしれません。

備えが必要ですね。



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# by mcap-cr | 2017-03-22 20:33 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

オーディオマニアって!

自分のブログの参照されている記事の中に、時々、加銅鉄平さんの過去記事が上がります。
たまたま、その記事にブックマークしてまった方が、ブックマークから開かれたのか、または、実際に『加銅鉄平』で検索してもあまり記事がないから、このブログに来てしまったのか分かりませんが、加銅鉄平さんについては、時々思い出して検索してみることがあります。
まだ訃報とかは見つからないので、ご存命なのでしょうか。サイトが消失してからは、もう相当な期間が経過しており、読むことはもうできません。
その半面、加銅さんの主張には、私個人は反論が多いので、私のページからリンクを載せることはありませんでした。
加銅さんのページを読まれてた方はご存知と思いますが、『4畳半に38cmでも良い』などという恐ろしいことが書かれていました。さすがに、こういう主張には賛同しかねます。
こういう主張が多々あったので、掲示板は、いつも荒れ放題でした。

さて、週末に、加銅さんの関連情報を探していたら、面白い記事が見つかりました。

どういうつもりでウォール・ストリート・ジャーナルがこういう記事を載せたのかわかりませんが、普通の人には突飛な内容かもしれません。
しかし、電柱1本1万ドルだったら、オーディオマニアには投資効果があるでしょう。
ただ、こういう投資については、本人の満足度以外に評価方法がないのが問題です。
ブラインドテストができるか、といえば、電源関係はテストが困難です。
電源を切り替える度にシステムの電源を落とさなければならないので、その都度安定するまでに時間がかかります。
記憶が無くなる前に比較することが困難なのが電源関係の違いです。

私は、比較の問題としてよく書くのですが、『電源ノイズの前に、エアコンの風音は気にならないのか?』ということです。
エアコンの風音は、本当に煩いです。
同様にパソコンの冷却ファンも煩い。
こういう耳障りなノイズを残した状態で、電源ノイズの差なんか聞き分けられるのか疑問です。
ときどき、ポンという電源ノイズが、確かに聞こえたりしましたが、最近は、その他の生活音のほうがはるかに煩いので気にならなくなりました。
代表例が、上記の風切音ですが、その他には、食器洗浄機の動作音(貧乏で居間と台所がくっついているので)や洗濯・乾燥機の動作音なんていうものもあります。
洗濯・乾燥機の動作音は、以前のモデルはピーという多分10kHz前後の音が気になりましたが、買い替えたらあまり気にならなくなりました。こういうのも進歩しているみたいです。
それと、周囲を静かにすると、時計の音もかなり大きく聞こえてきます。
こういうのは、程度の問題なので、数値として大きなノイズから処理するのが普通の対処法です。
まず、必需品で煩いのがエアコンですから、一万ドルもかけるのなら、制気口をノズル型のシステムに変更するという選択肢があります。
ノズル型というのは、空気をスポット型に送り込む方式で、音楽ホール等で使われています。たとえば、東京文化会館大ホールでは、オブジェのような反射板の合間に丸い制気口が見えます。
ノズル型の制気口は、一般家庭では難しいかもしれません。そういう場合には、空調機を別な部屋に付けてそこから、遅めの風速で、空気を回す、というシステムが有効と思います。オーディオ装置よりコストがかかるなあ。

煩い都心や郊外から、里山等に引っ越すのも良さそうに思えますが、そうすると、鳥の声やカエルの鳴き声とかが煩いので、結局空調機のお世話になってしまいます。
上の究極マニアさんの例も、オーディオと直接関係ない部分に着目したことが良いと思いますが、もっと効果の大きいところから手を付けるほうが効率がいいのではないかと思います。

簡単なのは、パソコンをファンレスにする、空調機を止める(冬は厚着すればなんとかなるかも、夏は、氷で頭を冷やすとか...)。
こういう記事を読むと、今まで気になっていなかった風音が気になるかもしれません。
申し訳ありませんでした。


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# by mcap-cr | 2017-03-21 22:09 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

MCAP-CRの等価モデル

多自由度バスレフは、通常の(シングル)バスレフと比較すれば、メリットの多い方式ですが、いまだに手を出す人が少い技術です。
ですので、一般的な多自由度バスレフについては、もっと分かりやすいモデルを作れないかと、前から気になっていました。
振動のモデルは振り子で表現するのが簡単ですが、MCAP-CRになるとちょっと複雑で、思いつきませんでした。
が、しばらく前に思い付いたので、完璧なものではありませんが、忘れないうちにメモしておきます。
シングルバスレフの振り子モデルは簡単で下記のような感じです。
a0246407_09280148.png
天井に糸で2つの質点を並べて糸で吊るします。上の質点が振動板で、下がダクトです。
上の糸が、スピーカーユニット自体のばねと、箱の空気によるバネを足したものです。
糸が短いほうが、固有振動が小さくなる、すなわち、バネが強くなります。
下の糸が、箱の空気によるダクト側のバネです。
同じ箱でも、ダクトの断面積が大きなほうがバネが強くなります。
したがって、ダクトの断面積と振動板の有効面積が同じでない場合は、振動板側とダクト側とのバネの強さは違います。
そして、振動板に駆動力を与えると、振動板とダクトの中の空気塊(以下単に”ダクト”と表記します)とが、固有振動を伴って揺れます。
共振周波数付近では、振動板とダクトとが逆方向に揺れ、また、揺れも大きくなります。

これに対して、ダブルバスレフは、下の図のようになります。
a0246407_09280016.png
動作は、シングルバスレフよりも複雑で、主な共振モードは2つあります。
ひとつの共振モードは、ふたつのダクトが逆方向に激しく揺れるモード、もうひとつは、ふたつのダクトが同じ方向に揺れ、それが、振動板とは逆方向に触れているモードです。
多分、振動力学等の一般知識ではなく、オーディオだけに特化した専門家は、こういうこと書いてもなんだか分からないと思います。
設計によって、共振モードの様子がかなり違うので、いまだに『ダブルバスレフは解明されていない』と(一般知識がなくオーディオに特化した)専門家が言う訳です。
ダブルバスレフのモデルは、私が書くまでもなく元々解明されているのですが、既知のことと未知のことが区別できない人は、全部まとめて『分からない』といいます。
これに対して、一般的な科学、工学を勉強した人は、『ここまでは分かるが、ここが分からない』といいます。
ダブルバスレフの力学はほぼ解明されていますが、それを実際のスピーカーシステムに当てはめてみても、完全なシミュレーションができるわけではないので、分からないといえば分からないとも言えるのですが、分からないのは、アプリケーション部分の話であって、そういうことを言うなら、シングルバスレフだって分からないし、バックロードホーンなんか、殆ど分かりません。
こうやって、既知と未知を区別しないで、超常現象のように話す専門家は、もっと勉強して欲しいと思います。

最後にMCAP-CRを振り子のモデルにしたのが、下の図です。
実は、ちゃんと動作を表現できていない部分があるのですが、雰囲気として見て下さい。
a0246407_09545093.png
見た目は複雑なのですが、よく見ると、ダブルバスレフが並んでいるだけです。
MCAP-CRモデルは、糸の長さも、質点の大きさもバラバラで、それぞれが、いろいろなモードで共振するので、シングルやダブルバスレフと比べると癖が出にいのが特徴です。
癖が出にくいと、低音楽器の音階が聞きやすくなり、すっきりとした音になります。
また、ローエンドの周波数を延ばしやすいのが第二の特徴です。
元々は、ローエンドを延ばしたかったための工夫ですが、いまは、癖がすくないという特徴のほうがMCAP-CRのメリットとしては大きいと思います。
しかし、ダブルバスレフで『分からない』となってしまうと、MCAP-CRでは、とてつもなく難しいように見えると思います。
ちなみに、動作を表現できていない部分とは、このモデルでは、m1~m4相互の影響が、m0を介してしか伝わらないという部分です。
空気室という万能バネは、あらゆる方向に働くので、これを振り子モデルで表現することは今のところ成功していません。
上のモデルの不完全性を説明する例は、m5~m8がない場合でも、m1~m4が独立して動作してしまうので、空気室ひとつの多自由度バスレフが出来てしまうことです。
ですので、こんな感じ、と気軽に見て下さい。

突然ですが、このブログは、科学というジャンルにしています。
その理由は、エキサイトブログには、『オーディオ』というジャンルがないからです。
どうしてないのか知りませんが、オーディオという趣向自体が、このブログをジャンル分けした人々の頭のなかに浮かばなかったか、既に廃れてしまったと認識されているからだろうと思います。
では、どうして廃れてしまったのか、と考えてみると、オーディオ趣味は科学的でなくなったからだと思います。
オーディオマニアの中には、科学的考証から外れて、超常現象で語ろうとしたり、科学的思考を否定するような人達が多いように見えます。
このブログには、音楽や美術なども取り上げていますが、例えば、美術は、科学的に解釈されており、科学がなければ、分類もできません。
これは、年代測定とかではなく、絵画技法が、科学的分析に基き開発されているということです。音楽についても同様です。
これに対して、オーディオは、科学的な開発段階が終わっていないのにもかかわらず、超常現象で語る(超常現象でしか語れない)人が絶えません。

最近、ケーブルの違いやハイレゾの違い等について書いてきましたが、これは、科学的思考を持つか、という命題について、皮肉で書いてきたものです。
違いの有無を科学的に検証できる、測定結果やブラインドテスト等の結果を思い込みだけで否定するような人達は、自分の生活が、全て科学技術に支えられている事実に気付いて欲しいと思います。






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# by mcap-cr | 2017-03-20 15:05 | 科学 | Trackback | Comments(0)

ハイレゾソースの議論

メディアの違いって?
という記事に、ハイレゾソースの議論について書きました。
その中で、自分も書いていて、書ききれていないと思ったところがあったので、書こうと思います。下の図は、昨日の記事にあった図と同じものです。
a0246407_09220245.png
この図は、音楽が楽譜となってから、脳で感じるまでを影響の大きなステップごとに描いたものです。
例によって、入出力間がほぼ変化しないケーブル類は、省略してあります。
通常のCDフォーマットかハイレゾかという議論は、上の図の破線で囲った部分にある(F2)部分の違いを議論することになります。
そして、その他の部分は共通である、ということが前提となります。
実際の議論を見ていると、(D)や(F1)がごっちゃになって扱われている場合が少なくないと思います。
まず、有りがちなのは、特定のソースだけを聞いて、『CDとはこんなものだ』と自分の中で印象付けてしまうことです。
私は、CDを出た当初から見て(聞いて)きたので、最初は、CDもLPもいろいろなソースをバラバラに比較して、そのなかから自分の印象を作ってきました。
しかし、それが誤りであったのに気付いたのは、元が同じソースであっても、音の全く違うCDがあることを知ったからです。
同じソースでも、発売時期やプレスによって音がぜんぜん違う、ということは、LP時代には普通にありました。
外国の録音の場合には、概して、輸入盤のほうが音が良い場合が多かったので、LPは輸入盤、というのが定番になっていました。
CDが出現したころは、ソースにもデジタル録音のものが少なかったので、多くは、アナログ録音のもののCDへのコピーとなりました。
CDにコピーするにあたって、なるべくオリジナルに近いマスターテープ(アナログはコピーする度に劣化しました)を使ったり、CDの売りであるノイズの少なさを強調するために、ノイズ除去処理をしていました。
そんな理由で、上の図の(F1)の部分が違うものが出てきたので、そのことを知らないと、CDについて、偏見で印象が付いてしまいます。
ハイレゾについても、上の(F2)以外が全て同じであるという前提を守らなければ、全く違うものを評価してしまいます。
大山さんのメルマガで紹介されていた、伊勢崎手作りオーディオの会でのブラインドテストでは、ハイレゾからCDにダウンコンバートした音源を使用して比較したので、この条件は完璧に守られています。
ハイレゾのほうが圧倒的に良い、というような主張をする人は、こういう条件を守っていません。
フォーマット部分以外の条件が全て同じかどうかは確認するのが容易ではないので、ハイレゾをCDフォーマットにダウンコンバートしたソースをCDとして比較するのが正しい試験方法です。
そして、ハイレゾかCDかというブラインド試聴の結果、有為差は発見されなかったということでした。
私は、現状のCDというフォーマットは、必要十分な性能を要すると考えています。
こういうのは、いたずらに画素数を上げるコンデジと同じで、もっと重要な部分を無視して、解像度だけを上げているだけだと思います。
今後は、CDのクオリティを落とさずに圧縮する技術のほうが重要になってゆくのではないかと思います。
CDだって、小さいサイズなら、場所も食わずに便利ですし。


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# by mcap-cr | 2017-03-18 17:29 | 音楽 | Trackback | Comments(0)

音楽ソフトの収録方法

マルチ録音について否定的な意見を書いたところ指摘を頂きました。
そこで、少し、マルチ録音について書こうと思います。
その前に、音楽の楽譜から、脳内での認知にかかるまでの伝達を図にしてみました。
この図は、私のウェブサイトの中の伝達関数論、というところに書いた図を元に書き直したものです。
a0246407_09220245.png
図の中でケーブルなどのアクセサリ類については省略しています。
なぜなら、ケーブル類は、最低価格品でも、可聴帯域を少し超える範囲までは、伝達関数が、実用的には1に近いからです。
伝達関数が1というのは、入力をそのまま出力する、理想的な性能です。
アンプの場合には、動特性が完璧なら、伝達関数は、可変の定数ですが、動特性が無視できないので、省略してありません。
オーディオ技術のなかで物理的に影響の大きなものは、(D)収録方法、(F2)マスタリング、(I)スピーカーシステム、(J)リスニングルーム、といったところでしょう。
人間の感覚、という要素で見ると、上記の他に(L)脳が無視できません。
これは、知識による思い込みとか、精神的な状態などの、数字にできない部分です。

先日、コメントを頂いたのは、(D)収録方法と(F2)マスタリングという部分の話です。
マルチ録音は、マイクの性能の不足を補うために、音源に近付けて収録する方法です。
音源に近付けることで、高域の空間減衰が少ないクリアな音になります。
空間での距離による減衰は、高域のほうが大きいので、離れて聴くとハイ落ちになります。
マイクロフォンを音源に近付ける場合、音源数が増えるとマイクロフォンの数も増やさなければなりません。
それを記録するには、収録中に、2チャンネルとしてミキシングするか、マイクロフォンの数だけ別々に記録しておいて、あとで2チャンネルにミキシングして収めるかでしょう。
ずっと以前は、記録メディアが貴重だったので、マスターテープも多くは2チャンネルだったと思いますが、今は24チャンネルとか48チャンネルとかにして保存してあるかもしれません。私だったらマルチの収録をする場合には、マイクロフォンの本数分の全チャンネル保存しておきます。
マルチ録音は、ミキシングまで含めてひとつの作品として構築する目的か、または、聞こえにくい部分もクリアに捉えるか、どちらかがが多いでしょう。
前者の場合は、レコード音楽という聴き方に限定するという手法なので、生演奏は、不可能か、妥協が必要になります。
むしろ、生であることは意味が少なく、演奏者がそこに居ることが重要です。
演奏者の口パクを批判するなんて、お門違いと云えます。
生を目指さない制作作品は、再生方法には正解がないので、聞く人が納得すればそれが正しい再生になります。
制作者は、聞く人の再生環境を想定して、それに合わせた加工をするので、高級オーディオを前提としないミニコンポやラジカセで良い印象が得られるよう加工することもあるそうです。
ワンポイントで不足する部分を補う制作の場合は、演奏の音を、ピカソの絵のようにスケッチする感じといえば良いでしょうか。
ピカソの画法にもいろいろありますが、割とお馴染みなのは、2方向から見たものを平面上に描く手法でしょう。
顔が鯵の開きみたいに見えますが、意図して描いたので、それでいいのです。
ピカソは、子供のように描くことを目指していたのが、なかなかそれが出来なかったそうで、開きのような画法は、子供のように描く手法のひとつなのだそうです。
マイクロフォンをそれぞれのパート専用に分ければ、確かに細部を克明に記録することができそうです。
これだけでは、演奏したホールの音を記録するには無理があるので、楽器から離れたホールの音も収録しておいて重ねたりもするそうです。
オーディオイベントに使われるクラシック系のソースは、概ねこの手法による録音ではないかと思います。

ワンポイント録音は、室内楽曲のような編成であれば、有効な手法だと思います。
私は、録音はしたことがないので、生の音を記録する難しさを知りません。
生録できるようになったら、もっと幅が拡がるのだと思います。
ゆくゆくは、生録の技術も研究してゆきたいと思います。


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# by mcap-cr | 2017-03-17 21:20 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

Windowsの困った機能

Windowsを使用中に、ウィンドウが突然全画面に拡がって困ったことは誰にでもあるのではないでしょうか?
ウィンドウの上側の帯の部分をクリック・ホールドして画面上のほうに持ってゆくと筒前全画面に拡がる。慌てて。右上の右から二番目のボタンをクリックして小さくし、やり直す。ものすごく時間のムダでイライラします。
この機能は、Windows7から実装されたようなのですが、一体だれがそのような動作を望んでいるのでしょうか?
一応、このとんでもない迷惑機能は、Windows7の場合、コントロールパネルの中にある、『コンピュータの簡単操作センター』でこの動作をしないように設定できたはずなのですが、何故か設定しても回避できないようになっていることに気付きました。
ひょっとしたらアップデートで仕様変更されてしまったのか、アップデートのバグなのかわかりませんが、困ったものです。
一応、Windows7でこの迷惑機能を動作しないように、過去にできた(いまはできなくなっている)方法を書いておきます。
(1)コントロールパネルを開く(小さなアイコン表示に設定しておくほうがよい)
(2)コンピューターの簡単操作センターを開く(4)
(3)マウスを使いやすくします、をクリックして開く
(4)ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします、の左にチェックを入れる
(5)OKまたは適用、をクリックする。

この機能を有難く使っている人は誰一人知りませんし、ものすごく不快です。
なんとかして欲しいと思います。


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# by mcap-cr | 2017-03-16 21:58 | コンピュータ関連 | Trackback | Comments(0)

ハイエンド頑張れ

いつも高額商品に疑問を呈している私ですが、MJオーディオフェスティバルを聴いて、ハイエンドを応援する気持ちになりました。
高額製品の中には効果が疑問なものもありますが、だからといって合理的な機器だけで詰めていってしまうと、オーディオ文化そのものがますます廃れていってしまうように思います。
オーディオを文化と呼べるのかどうかは別として、オーディオ装置を使えば、名曲・名演を聞くことができるのですから、文化の一部を担っているとは言えるでしょう。
私がハイエンドオーディオに期待するのは、部屋込みのオーディオシステムです。
ん千万円の機器を購入できる人だったら、あたらしく部屋を作るくらいどうってことはないでしょう。
部屋の提供を含めてのハイエンド機器であれば、素晴らしい音楽を再生できるでしょう。予算が足りなければ機器の予算をちょっとばかり削ったところでパフォーマンスには影響しませんし。
部屋さえちゃんとしてしまえば機器はそこそこで大丈夫ですが、それでも、機器を最上級機にしてしまえば、満足度が上がるでしょう。

先生方には、間違ってもハイエンドには挑戦してほしくないと思います。
そんなことすると、マニアの夢が潰れてしまいますから。

私には夢のまた夢ですが。

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# by mcap-cr | 2017-03-15 21:34 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

アンプの質

ここからもリンクを紹介しているkenboさんのブログに興味深いお話しがありました。

West Riverさん宅訪問

話をまとめると、
  • 振動系の重いスピーカーシステムには、駆動力の高いアンプが欲しい。
  • フルレンジでまとめたシステムで、音量が小さい場合には、アンプの差は分からないが、それでも音量を上げると差を感じるようだ。
ということになるのかと思います。
同じ意見として、ミューズの方舟サウンドフェステイバルのときに、FostexのSさんが、FostexのG2000aにはいいアンプを使うように、とおっしゃっていました(ミューズの方舟さん、サウンドフェスティバル)。

これはどういうことかというと、重い振動系を『正確に』駆動するには、強い力が必要、ということです。
正確に駆動するには、動かす力だけでなく、止める力も必要です。
オーディオアンプは、云ってしまえば、動く力だけ与えて、止めるときは力を抜くだけなので、振動系は、固有振動が続きますが、信号が止まると、機械的な抵抗によって、固有振動が止まります。
止める力は、電気的にはダンピングファクターで変わるはずですが、あまりないかもしれません。
振動系は信号を変化させても元の信号が残るし、振動によって負荷のインピーダンスが変わるので、負荷が変わっても安定して電流を供給する性能が必要です。
ですから、振動系の質量が大きければ大きいほど、性能の良いアンプが必要になります。
しかし、振動系の質量が小さければ、駆動力が小さくて済むので、アンプの影響が小さくなります。
過去に、価格の全く違うアンプを使った試験で、差が分かったような分からなかったような結果が出たのは、このような理由であると推定しています。

この辺のシミュレーションは、私が公開しているソフトウェアで、ある程度検証可能です(BTL動作限定ですが)。
私のソフトウエアは、アンプの駆動力の代わりに、物理的な力加えるようになっているので、すこし違いますが、物理的には同じことをやっているわけです。
過去記事『シミュレーションソフトは右クリックでダウンロード

では、振動系の重いシステムと軽いシステムと、どちらが好きかのか?
という疑問については、自分で答えを出すしかありませんが、私の場合、重い振動板のシステムを使うと、近所迷惑になるので、重いのは無理です。
どこかを拡張すると、どんどん大きな投資が必要なってきますね。


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# by mcap-cr | 2017-03-14 22:29 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

第2回MJオーディオフェスティバル

まず最初に。
今年のスピーカー再生技術研究会のオフ会は、9月23日に決まりました。
M-TKさん、どうも有難うございました。

本題に入ります。
OWKさんに誘っていただいたので、昨日、MJオーディオフェスティバルに行ってきました。
正直申し上げますと、MJは1回しか購入したことがありません。
立ち読みもしないので、内容はほとんど分かっていません。
昔は電子工作が多かったんだろうな、くらいの理解度ですが...
a0246407_10024540.jpg
場所は、秋葉原の損保会館。以前、FostexはFE138ESRの発表会を行ったのと同じ建物です。
結構大きな面積を使っての展示だったので、会場費だけでも百万円は超えているだろうと思います。
入場料は1000円!とビビったら、OWKさんが招待枠をお持ちだったのか、入れてくれました。
どうも有難うございました。

最初はFostexのブースに入りました。
a0246407_10100124.jpg
FE-88-Solが目に止まりました。
目に止まったのは、右側の、コーン紙を外したフレームのほうです。
ぱっと見て10cmモデルだろうと思っていましたが、8cmで驚きました。
マグネットが巨大です。
a0246407_10101396.jpg
長岡先生が亡くなってからも、マグネットの巨大化は収束しないみたいです。
このユニットを使ったバックロードホーンのデモを聞くことができました。
a0246407_10103371.jpg
会場は、6m四方位でしょうか。40m2前後だと思います。
天井高さは、2.5m位でしょうか。デモをするには、条件の悪い部屋です。
この部屋への入場者数はそのときは40名くらいでした。
床は、繊維質のもので、入場者数が多かったので、響きはあまり良くありませんでした。
バックロードホーン作品は、よく出来ていて、素直に鳴っていました。
ワンポイント録音という音源を利用していましたが、あのジャズボーカルは、ワンポイントには聞こえませんでした。多分、ボーカルには別なマイクがセットされていたと思います。
クラシック声楽家のボーカル以外は、声量が圧倒的に小さいので、ワンポイントでは無理だと思います。
最近は、部屋(プラス入場者等の付加物)の特性以外は、全体のパフォーマンスに与える影響が極めて小さいことが分かったので、システムについては、せいぜいローエンドがどのくらいかを想像したり、普通の部屋で聞いたときに、やかましい音かどうかを推定したりするくらいの聞き方しかしません。
発表されている方は、自宅で音量を上げてしまったとのことなので、きっといい音なんだろうと思います。

次は、MJの企画で、小澤隆久先生の2ウェイのデモを聞きました。
こちらの部屋は先程の倍以上、100m2前後でしょうか。
天井の高さは同じです。
やっぱり部屋が大きいほうが、音が良く聞こえます。
Fostexの新作20cmウーファーFW208HS使用した2ウェイで、箱の小型化に挑戦。
標準サイズよりも小さな箱と、大きめの箱に同じユニットを使っていました。
a0246407_10101806.jpg
この写真は、Fostexのブースで撮影したものです。
例によって部屋の音を聴いているようなものなので、音の良否は論じませんが、小澤先生は、ハイエンドの音を目指したということでした。
私の耳には、ハイエンドの音に遜色なく聞こえました。
今回は、製品のランクもバラバラで、FW208HSやデモで使用していた標準のツィータは、ハイエンド製品の価格よりずっと下なのですが、ハイエンドでも、これでも同じように聞こえました。
敢えて言えば、低音に癖が感じられるのは残念でしたが、それは、高価な製品でも大差ありません。
a0246407_10105255.jpg
メインステージでは塩ビ管を使用したシステムのデモを聞くことができました。
このシステムは、FE126Enと10cmウーファーを使ったシステムとのことですが、ずっと高価な製品と比較しても劣るわけではありません。
もう30〜40年前のオーディオイベントを思い出していました。
その当時は、オーディオ装置に、今以上の格付けの差があって、ランクごとに鳴らし分けていました。
今回は、高価なもの、高価でないもの、バラバラに展示してあって、それでも圧倒的な差を感じることはありませんでした。
アンプは高価なものが使われていましたが、これを安物にしても、見せなければ大丈夫でしょう。
なんか、製品の格付けは一体何なんだろうと思いましたが、それと同時に、『ハイエンドに挑戦』なんて先生方が言ってしまっていいのだろうか、と疑問に思いました。

オーディオ装置のランク、価格って一体何なんだ???



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# by mcap-cr | 2017-03-13 22:01 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

バスレフ型スピーカー研究所


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