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Stereo誌コンテスト(11/19追記あり)

昨日、音楽の友社恒例のスピーカーコンテスト表彰式がありました。
自分は、こういうものに応募するタイプではないので、スルーしていますが、周囲の皆さんは気合を入れて応募されています。
皆さんレベルが高くて、もうとっくに審査員レベルを超えているのだろうと思いますが、
音楽の友社としても、雑誌を売らなければならないので、新味を出すことに四苦八苦の様子が見て取れます。
今年は、260以上の応募があったそうですが、一時審査通過者数は少なくなりました。
これは、当日のデモを短縮することを狙ったのでしょう。
以前には、2箇所同時のデモなんていうことをやっていたのですから、時間を短くするのは、最優先課題だったと思います。

さて、音楽の友社の方針として、今年は、かなりの数の常連を落としたようです。
昨年は、常連メンバーが上位を占めましたが、それでは、飽きられると思ったのでしょう。
ということで、ことしは、受賞メンバーが入れ替わっています。

受賞作品の中から気になったものをピックアップして紹介します。
ソフトは、音楽の友社のカタログみたいなもので、最初に、英語で、
"left channel, right channel, surround channel..."
のようなアナウンスが流れます。
この"surround channel"の信号処理加工ミエミエの不自然なソースはどうにかならないものでしょうか...

全部ではありませんが、受賞の順番に。
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これは力作ですね。バックロードホーンとはどういうものか、よく分かる作品でした。

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この方は、パラゴンとかがお好きだそうです。
中域に全力を掛けた趣味性の強い見事な再生力でした。
こういう作品が大賞にふさわしいのではないのかな、と思いました。

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この方は、昨年も受賞された記憶があります。
ボウルを向かい合わせた無指向性方で、着想勝負、というだけでなく、受賞の全作品の中でこの作品の音が一番良いと感じました。
ブラームスの大学祝典序曲をそれらしく鳴らしたのは、この作品が一番だったと思います。

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こちらも無指向型ですが、ドライバーが同じく上側を向いています。
外見ではわかりにくいですが、バックロードホーンだそうです。

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一般作品の一位ということですが、材料に木の皮を使用し、見事な曲線を出しています。


追記(11/9)
テクニカルマスター賞のとき、一時席を離れ、離れた後ろ側で聴いていたので、上記の作品とは試聴条件が違います。このため、音の印象については、十分に書けませんでした。
以下、同様に一部追記します。

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匠部門のテクニカルマスター賞です。
市販品のような見事な仕上げでした。

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こちらも匠部門のテクニカルマスター賞です。
コンクリート造りとの紹介でしたが、正しくはモルタル造りでしょう。
コンクリートと呼ぶには、砂利や砂の配合規定があります。余計なことですが。


11/19追記
コンクリートは、(コスト削減のため)、セメント+砂+水に砂利を加えますが、モルタルには、コスト削減のための砂利が入りません。今回聴いた作品は、小型のため、砂利が入っていないと勝手に想像し、モルタルと決め付けてしまいました。自分勝手な思い込みによる、決め付けの記述は良くありません。
お詫び申し上げます。

審査員の先生は、余分な音の一切ない音、ということでしたが、聴いていた人の中には異論もあったようです(自分の意見ではないです)。
いろいろな意見がありますが、審査員の先生を尊重しましょう。

11/19追記
上記追記の通り、聴取位置が遠かったので、音については、それまでとは印象が異なってしまうところがありました。
そのうえで書きますと、昨年の機関車をかたどった陶器スピーカーと似た印象を受けました。
陶器スピーカーと同様、音は輪郭がはっきりとし、シャープにまとまる印象でした。
自分の聴取位置ではよく分かりませんでしたが、コーン紙からの背面音を感じる人もいたようでした。
コーン紙からもれる背面の音を好まない人もいますが、ちなみに、この記事を書いている私自身は、積極的に利用するほうです。

さて、この後はお楽しみの懇親会です。
全部で9名も集まりました。
応募していないのは、自分だけ、肩身が狭い...

それと、重要なのは、今年の入場者プレゼントは、Stereo誌付録にあった、スキャンスピークの5cmユニットでした。
クレーム対応用の在庫でしょうか。クレーム対応期限が過ぎたため、と想像します。
こういう入場特典は嬉しいなあ。

11/19追記
あと3セットもらえるとさらに嬉しかったです。欲張りですね。
来年も来ます。

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Commented by たてちゅう at 2014-11-16 18:55 x
昨日は大変お世話になりました。
1次審査ってかなり狭き門になったのですね。
私は懲りずにまたガンダムカラーで応募します(笑)
Commented by 管理人 at 2014-11-17 06:19 x
たてちゅうさん
コメント有難うございます。
一次審査は厳しかったようですね。
また、来年お会いしましょう。
大変お世話になりました。
Commented by kaneya at 2014-11-17 10:20 x
鈴木さん、私はとりあえず出してみただけです。
やはり仕上げなしでは一次審査は(余程のコンセプトのものでない限り)無理みたいですね。

秋月電子にもよって、例のユニットを少し購入したので、少し小さく作って吊り下げる形で音場型を試してみたいと思ってます。
Commented by 管理人 at 2014-11-17 20:42 x
kaneyaさん
一昨日は、お土産まで有難うございました。
無事にお帰りになれてよかったですね。
秋月のユニットは、他にもいろいろありましたが、300円の8cmや5cmにもちょっと惹かれたりします。
200円のはフレームがちゃちなことを除くと秀逸ですね。
Commented by azumino_suzuki at 2014-11-18 12:30 x
7角柱コンクリートスピーカーを製作した者です。 コンクリートの事が詳しくないのでお伺いします。
ホームセンターでホームモルコン(砂利入り)を購入して製作しました。 説明では、水を加えるだけでインスタントコンクリートになると有ります。 配合率は記載されてないので判りませんが、国産ポルトランドセメント+砂+砂利となっています。 ドライ生コンとかコンクリートと言う説明があり路盤や基礎に使う物と書いてあります。 此れはコンクリートでは無くモルタル造りになるのでしょうか?
Commented by mcap-cr at 2014-11-19 06:37
azumino_suzukiさん
なんと、テクニカルマスターご本人ですね。
お読み頂き光栄です。有難うございます。
頂いたコメントについては、上記本文に追記しました。
私自身コンクリートの専門家ではありませんので、Wikipediaなどに記載されている一般的な知識しかありません。
お答えになっていないとは思いますが。
来年も意欲的な作品を出されることを楽しみにしています。
Commented by azumino_suzuki at 2014-11-19 08:39 x
mcap-cr 様
回答有難うございました。私の参加作品名に「コンクリート7角柱」と説明してあった為に材質が違っていたら困った事になると思い心配していました。
実際に双方共に強度等は大きな違いも無くこの様な小型な物なので、材料としてはどちらでも良いと思います。
 私はバックロードホーン派です。 フルレンジの能率が90とか96db以上ある物を使っていて、タンノイ・オートグラフやアルテックA7、モニターオーディオGS-60の他多所有していますが、音質についてはフォステクスの10cmフルレンジの方が好きです。音の好みは其々違うので意見が違うのは仕方ありません。 又、来年の事も今は考えられません。 何か閃きが有ったら考えます。 スピーカー造りは好きですが何故か、夏の時期しかその気にならないのも事実で、メインはやはり真空管アンプをいじっています。
 先日、たてちゅう様と席が隣り合わせになり顔なじみになりました。そして塩ビ管スピーカーの話を少し伺いました。 是非と勧められているので、機会をみて追試して話に参加できればと思います。いずれにしても、私も自作オーディオが趣味ですので今後とも宜しくお願いします。
Commented by mcap-cr at 2014-11-19 20:58
azumino_suzuki様
コメントを有難うございます。
私のところは、集合住宅なので、コンクリとかモルタルとかとても手に負えません。砂利などは、購入しても置き場所がなくうらやましいかぎりです。音は、コンクリートでもモルタルでも差はないと思いますが、モルタルのほうが作りやすいと思います。
塩ビ管スピーカーは、私もヒラ会員ですが、参加をサボっています。来年くらいは参加したいと思いますので、お会いできるといいですね。たてちゅうさんは、気がいい方なので、リラックスできると思います。
私も以前はバックロードにあこがれたのですが、サイズという問題もあり、最近は遠のいています。
by mcap-cr | 2014-11-16 10:10 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(8)