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2016年東京音楽コンクール 第14回-声楽部門第二次予選-

今日は、東京文化会舘小ホールで第14回東京音楽コンクール、声楽部門第二次予選が開催されました。
東京音楽コンクールには、何年か前からハマりはじめ、声楽部門だけは、必ず二次予選から聞くようにしています。
入場料はなんと500円。とってもリーゾナブルです。

今年は、12人が第二次予選に進んでいます。
結果はもう出ているのですが、聞きながらとったメモを見ながら、結果を知る前に感じたことをそのまま書きます。

時間は、午前11時から、一人につき15分ほどの歌唱、演奏です。

最初は、ソプラノの安斎里江さん。
立派な体格の方です。
ヘンデル、トスティ、モーツァルトと歌いましたが、緊張のせいか、声量が足りなかったようでした。
伴奏のピアノも少し軽く感じました。

2人目は、昨年、決勝で聴衆賞に輝いた、メゾソプラノの平山莉奈さんです。
ベッリーニ、コルンゴルト(2曲)、Rシュトラウスと続きました。
やっぱり平山さんの歌唱力は、抜群でした。
声の美しさ、旋律の明確さ、声量、どれをとっても抜群で、平山さんを聞くだけでも来た甲斐がありました。
私の涙腺を激しく刺激したのは、全出場者の中で3人だけで、その中でも特別な感動がありました。
ロイヤルオペラあたりで歌ってほしいな、と妄想していました。

3人目は、メゾソプラノの大賀真理子さん。
ベッリーニ、レスピーギ、ヴェルディと続きました。
声量、歌唱力は、抜群。
衣装や髪型がイマイチに感じられたのは残念でした。
女房は、大賀さんの決勝進出を予想していました。

4人目は、バリトンのアン・ジョン・ミンさん。
声が良いと思いましたが、リズムに揺らぎと違和感を感じました。
また、仕草や表情が好きになれませんでした。
見ながら聞いていると、揺らぎや違和感が強かったので、最後は目を瞑って聞いてみましたが、やっぱり違和感は無くなりませんでした。

5人目は、バリトンのヴィタリ・ユシュマノフさん。
ソ連時代のレニングラード出身です。
声量、安定感が抜群でした。
女房の聞きどころのツボにハマったようで、耳にビリビリときたそうです。

昼休みを挟んで、次の4人に進みます。

6人目は、チョン・インホさん。
声の良いバスで、歌唱力が素晴らしく、よく通る声で、会場に響き渡りました。

7人めは、ソプラノの倉本絵里さん。
モーツァルト、ロッシーニ、ブリッジと続きます。
本日、私の涙腺を激しく刺激した2人目です。
美声、しっとりした情感、旋律の丁寧さ、どこをとっても素晴らしい。
いままで聞いたソプラノの中でも秀逸でした。
この方には、フォルクスオパーで歌ってほしいと妄想していました。

8番めは、ソプラノの石岡幸恵さん。
美声で旋律も正確でした。
声量もあり、素晴らしい歌唱でした。

9番めは、メゾソプラノのキム・テウンさん。
ブラームスで、深々とした歌唱を披露してくれました。

20分の休憩を挟んで最後の3人です。

10番目は、テノールの澤原行正さん。
少し声量が足りなかったのと、失敗した(ように感じた)のが残念でした。

11人目は、ソプラノの梶田真未さん。
R・シュトラウス、ヴォルフ、ヴェルディと続きます。
深々とした美しい声と明瞭な発音が魅力です。

12人目は、ソプラノの今井実希さん。
ヴェルディとリストの2曲です。
よく通る美声、華やかで、メリハリのある歌唱には唯々驚きました。
私の涙腺を刺激した3人めです。
この方には、メトロポリタン歌劇場で歌ってほしいと妄想していました。

決勝に進むのは4人と仮定して、私は、
平山さん、ユシュマノフさん、倉本さん、今井さんの4名が決勝に進むであろうと予想していました。
女房は、平山さん、大賀さん、ユシュマノフさん、今井さんの4名を予想していました。

さて、結果は、メールマガジンをそのまま引用します。
■東京文化会館メールマガジン 2016.8.18 Vol.367

第14回東京音楽コンクール 第2次予選 声楽部門 審査結果発表!

将来の音楽界を担うアーティストの発掘と育成・支援を目的に開催する東京音楽コンクール。
本日は第2次予選声楽部門を開催し、本選の出場者が以下のとおり決まりました。

また、本日より1月9日に開催する「第14回東京音楽コンクール優勝者&最高位入賞者コンサート」の
チケットを販売しています。ぜひお買い求めください。

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 第14回東京音楽コンクール 本選
 声楽部門出場者(第2次予選出場順)
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 平山 莉奈(メゾソプラノ) HIRAYAMA Rina, Mezzosoprano
 【本選演奏曲目】
  G.ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」より “私のフェルナンド”
  V.ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」より “君だけに、僕のジュリエッタ”
  G.ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」より “悲しみと涙のうちに生まれ”

 アン・ジョンミン(バリトン) AHN JeongMeen, Baritone
 【本選演奏曲目】
  G.ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より “天使のように美しい娘”
  R.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より “死の予感のように~夕星の歌”
  G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “私の最後の日が来ました~私は死に行きます”

 ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン) Vitaly YUSHMANOV, Baritone
 【本選演奏曲目】
  G.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」より “おまえこそ心を汚すもの”
  G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “私の最後の日が来ました~私は死に行きます”

 キム・テウン(メゾソプラノ) KIM Taeeun, Mezzosoprano
 【本選演奏曲目】
  A.ベルク:「初期の7つの歌」より “ナイチンゲール”
  R.シュトラウス:「8つの歌」より “献呈” Op.10-1
  J.マスネ:歌劇「ウェルテル」より “さあ涙を流させて”
  G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “おおむごい運命よ”

 今井 実希(ソプラノ) IMAI Miki, Soprano
 【本選演奏曲目】
  J.ハイドン:オラトリオ「天地創造」より “いまや野は瑞々しい緑を差し出して”
  C.グノー:歌劇「ファウスト」より “トゥーレの王~宝石の歌”

 8月23日(火)18:00開演
 東京文化会館 大ホール
 指揮:鈴木織衛
 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

 ※本選の出場順は確定後、ホームページで発表します。
 http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_160823.html


素人である、私や妻の予想とは少し違います。
いや、大きく違うと言うべきか。
絶対になかろうと予想した人も決勝に上がりました。

専門家の審査っていったいどうなんだろう?
外国人を上げないと国際にならないとか思った、とかいうことではないと思いたいです。
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Tracked from dezire_photo.. at 2016-09-02 12:32
タイトル : 究極の愛を描いたワーグナー芸術の最高峰
ワーグナー『トリスタンとイゾルデ』 Wagner "Tristan and Isolde"  「トリスタンとイゾルデ」は愛と死の美学を音楽で表現したヴァーグナー芸術の最高峰ともいえる作品です。新国立劇場では「トリスタンとイゾルデ」が初演となり、会場は満員の人で熱気があふれておりました。... more
by mcap-cr | 2016-08-18 21:36 | コンクール | Trackback(1) | Comments(0)