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by MCAP-CR
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スピーカー再生技術研究会2017年オフ会(2−1)

今年のスピーカー再生技術研究会のオフ会が終わりました。
今年は、9月、10月と2日間の会場確保ができたので、2度にわたっての開催となりました。
会場の中野ゼロ視聴覚ホールは、こういうオフ会で使えるホールの中では特上級の音響なので、オフ会で発表するのは、聴いている人のため、というよりは、自分で確かめられるという意義があります。
私もそうなのですが、発表者は、音量だけでなく『自宅で聴くのとは音が全く違う』という意見でした。
スピーカーシステムの自作は、自分の部屋でパフォーマンスが良ければそれでいい訳ではありますが、実際にどういうパフォーマンスなのか、部屋を変えて試してみたい、というのが、自作する人の人情でしょう。

今回も、時間がたっぷりあったので、一人20分✕2回という形式で試してみました。
こうすれば、初回は適当なところで切り上げられるし、また聴いてみたい、という希望にも応えられるし、更には、後からきた人も聞き逃さずに済みます。
これは、ナイスアイディアでした。

最初の発表者は遠慮していたので、私からはじめました。
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このシステムは、21世紀の多自由度バスレフ型MCAP-CRの第一号機です。
4連バスレフの失敗からたまたま生まれた方式です。

レポートはこちらです

8cmシングルのシステムというのは、プレゼンのときにどこにフォーカスしていいのか悩みます。
というのは、このシステムを作ったときには、『この小さなシステムで、こんなに立派な低音まで出るの?』という驚きがありました。
ところが、その後、いろいろなシステムにチャレンジしてくると、このくらいの出来は当たり前になってしまいます。
結局自己評価は、『標準的な出来栄えのシステム』ということになってしまいました。

という自分の思いとは別に、意外にも好評でした。
このシステムは、自宅の居間の出窓にあるTVモニターの両脇に並べておいています。かつては、TVモニターの音声出力に繋いでいたので、よく使用していたのですが、TVモニターから音声出力がなくなり、しかも、その後買い替えたHDDレコーダーからアナログ音声出力がなくなり、アナログオーディオには繋げない始末。
結局、TV番組の録画物は、オーディオ装置で音声再生するのが大変になってしまいました。
それに、同じ場所には、スピーカーユニット価格差100倍のシステムが鎮座しているので、せっかくオーディオ装置を使うというときには、ついそちらで聴いてしまいます。
ということで、自宅では、出番のすくないシステムですが、見た目が可愛らしくできたこともあり、女房殿のお気に入りでもあります。

自宅の居間とは全く違う環境で聴いてみると、これがなかなかいいではありませんか。
スピーカーユニットは、TangbandのW3-517SBという売れ行きの悪いユニットです。
かつて秋葉原にあった、麻布オーディオで購入したものです。
当時二千円ちょっとくらいだったと記憶しています。
見た目が高そうに見えたので(反対意見多数)購入したものでした。
このユニットは高域がしっかり再生されます。
最近使用しているジャンクユニットは高域が弱いので、それに比べると対照的な音です。
小型のシステムなので音場感は良く、こうやって聴いてみると、音場再生の基本は、小型フルレンジ一発なのだということがよく分かりました。
低音は、ベースの音域までしっかりと出ていました。

ソースは、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第三番の最初のところ(ソロが始まるまでが長いことを忘れていて焦りました)、チェンバロ、ソプラノ等を準備していましたが、リクエストで、小西さんのソフトを借用してジャズベースも聴きました。
ベースの最低音はしっかり再生されているということでした。

個人的には、グノーのファウストのマルガリータ(ソプラノ)の熱唱がちゃんと再生できないのは残念ですが、その他のソースは問題なさそうです。

次は、中野支部長に続きます。



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by mcap-cr | 2017-10-11 00:00 | オフ会 | Trackback | Comments(0)