バスレフ研究所 Personal Audio Laboratory mcap.exblog.jp

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR
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井形さんは、私よりずっと長い自作のベテランで、長岡鉄男先生のご自宅まで訪問されて雑誌に記事になった経験まである方です。
長岡先生の愛用されていた半導体は、MOS-FETでした。
井形さんは、FETを使用したアンプを半自作されました。
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FET(電界効果トランジスタ)とバイポーラトランジスタとは音が違うと長岡先生が書いておられました。
井形さんのアンプで、いろいろなスピーカーシステムを鳴らしましたが、Maranzのバイポーラトランジスタのアンプとは音が違うように聴こえました。
しかし、ブラインドで判別可能な音の違いがあるのかというと、これはやってみなければ分かりません。
目を開けて聴いていて音が違うと云っても、目をつぶると違いが分からなくなるのが、オーディオの不思議なところです。
一度ブラインドで比較してみたいと思いました(ブラインドテストは苦痛そのものですが)。
このアンプは、市販の基板にその他の部分を自作して完成させたものです。
私もFETではありませんが、似たような基板を使ったアンプを半自作したことがあり、第一回のオフ会で使用しました。
そのアンプは、個人的にはいい音だと思いますが、これもブラインドで比較した訳ではなく、本当にいい音なのか、よくわかりません。
加藤さん所有のマランツのプリメインがいい音なのは、証明済ですが、その他のアンプが音がいいのか、全く分かりません。

アンプにこだわりすぎると何が何だか分からなくなるので、パワーの問題などで必要がない限りアンプにはこだわらないほうがいいかもしれません。
しかし、面白い違いでした。

この後は、とっても個人的な総括をしたいと思います。
続きます。


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# by mcap-cr | 2017-10-17 00:00 | オフ会 | Trackback | Comments(0)
予定の最後は、小西さんの力作です。
小西さんは、額縁型のフレームに振動板を付け、振動板をアクチュエータで駆動しています。
エキサイターという名称もあるそうですが、Exciterというと直流励磁電源を想像してしまうので、ここではアクチュエータと書いておきます。
表側です。
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裏側はそのまま開放になっています。
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フレーム中程の梁に載っているのがアクチュエータです。
まだ調整途上なので、アクチュエータと振動板の結合はゆるいそうです。
アクチュエータの振動部分はなるべく軽量化しています。
音は、完成途上とはいえ、澄んだ音です。
箱の影響がないので、低音をブリブリ鳴らすものではありませんが、中高音を綺麗に慣らします。
私はこういう方式には挑戦したことがないので、表現が難しいです。
一般的なコーン型ダイナミックスピーカーは、そのメリットがありますが、こうした平面型に近いタイプは、平面型に似たメリットがあります。
理想的な平面型は、振動板そもものは変形せず全体がピストンモーションするものですが、こちらは、平面の一部を駆動するので、弦の振動を二次元化したような運動です。

実際には、ここまでの音にするために様々な工夫を凝らしたそうです。
すごい情熱です。

小西さんのプレゼン資料はこちらです

この後、井形さんが、アンプを持ってきてくださったのでそれで遊びました。
続きます。

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# by mcap-cr | 2017-10-16 00:00 | オフ会 | Trackback | Comments(0)
つぎは秋葉さんの作品です。
前回、秋葉さんのスピーカーユニットが壊れてしまったか...
と思いましたが、幸いなことに、接触不良があっただけだったそうです。
良かったですね。

と今度は、片チャンネルのウーファーの音が出ません。
慣らしのときは問題なかったのですが、本番のときに、音が出なくなってしまった。
ということで、ここでお昼休憩です。

箱を開けてみるとウーファーの端子がプラスマイナスとも外れていました。
ファストン端子が緩かったようです。
こういうのって結構微妙みたいです。
私は、音が出なくなることを警戒して、はんだ付けと接触式端子を使い分けています。
せっかくのプレゼンで、なるべく音が出ないリスクを小さくし、また、万一音が出なくなったときでも、どこに原因があって、すぐに直せるような構造と接続にしています。

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ものすごくちゃんとした2ウェイです。
遠く離れて聴いてもしっかりと高音まで再生されています。
かといって近くで聴いてもキンキンした音ではありません。
これはすごい。
低音もバランスよく出ています。
やはり作り手の意図が明確に出ているのでしょう。

簡単に説明すると、ウーファーがバックロード風に動作するようになっています。
パークのユニットは音が良いのでしょうか?

秋葉さんのプレゼン資料はこちらにあります

最後は、小西さんの、自作ユニットを使ったシステムです。



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# by mcap-cr | 2017-10-15 00:00 | オフ会 | Trackback | Comments(0)
ケイさんの作品は、ユニットにStereo誌の付録、スキャンスピークの10cmを2組使っています。
ひとつは、金属製のフレームを付けたりして、凝りに凝っています。
構造も凝っていて、作品はバラバラに分解可能、2つを組み合わせる、繋げる、組合せがありすぎて最終的な詰めは難しいだろうと思います。
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良い点は、どの組合せで聴いてもちゃんと聞けてしまうところです。
オーディオ専門家から見れば、いろいろあるかもしれませんが、音の良さは際立っていました。
私の作品では、ちゃんと再生できなかった、ファウストのマルガリータの熱唱も問題なく慣らします。
スキャンスピークの10cmユニットはフレームがソフトな樹脂ですが、これは、金属サブフレームの効果が出ているのが大きいからでしょう。

ケイさんご持参のソフトは、小田和正とか、私には、ちょっと難しいものが多かったのですが(私が持参するソフトのほうが一般的からかけ離れているというのが多数説)、そういう私にも説得力のある音造りでした。

2組のうち1組は、バスレフとして容量を変更できるよう組み合わされているのですが、容量が小さいほうがダクトがよく効いていました。
バスレフの共振周波数を選ぶのは簡単ではなさそうです。

ご本人のレポートはこちらにあります

ケイさんのブログはしばらく更新が止まっていましたが、めでたく復活されました。

チープに音出し

今回の発表記事もよろしくお願いいたします。

次は、秋葉さんに続きます。







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# by mcap-cr | 2017-10-14 00:00 | オフ会 | Trackback | Comments(0)
高橋さんは、楽器を研究した楽器型スピーカーシステムです。
弦楽器の胴を模して銅の響きを付加しています。
チャンバーに平行面は一切なく、直角もありません。
作るの大変だろうなと思うのですが、ご本人曰くそうでもないそうです。
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スピーカーユニットは、高域がキンキンして使いにくいというFostex-コイズミ無線コラボの製品です。
高域を鎮めるために、サブコーンに塗装しています。
楽器の胴を研究し尽くしたチャンバーとサブコーンへのコーティングとで、楽器スピーカーに変身しました。
ご本人曰く、ピアノの音がギターのような音になる、とか、金属の音が、木の音になるということですが、私の聴いた感じでは、ソースによるのかなと思います。
確かに、弦楽器の響きは感じますが、トライアングルのような金属音はしっかり再生されるし、ピアノの胴のグワングワンした響きも見事です。
ヨーロッパで売ったら高く売れるのではないかと思いました。

レポートはこちらです。

次は、ケイさんの作品です。

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# by mcap-cr | 2017-10-13 00:00 | オフ会 | Trackback | Comments(0)