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工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR
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カテゴリ:音楽ソフト( 9 )

スピーカー再生技術研究会のオフ会が近くなってきました。
今年2017年は2回あります。
9月23日(土)のオフ会は、完全自由形式ですので、お暇な方は覗いてみてくださいね。
お知らせ

長岡先生は、『名曲に名録音なし』と書いておられました。
もう随分と前のことなので、最近では当てはまらないことも多いかと思いますが、むしろ、有名レーベルに名録音なしだったのかもしれません。
長岡先生が、そのように書かれていたときは、マルチ録音の最盛期だったので、有名レーベルほど、高価な機器を贅沢に投入して、その結果返って音場感のない録音が増えたのかも、と思っています。

私はショスタコービッチという作曲家が好きで、持っている音楽ソフトは、作曲家別では最多になると思います。
最初にショスタコービッチの曲を聞いたときには『何これ?正気か?』と思いました。
どの曲を最初に聞いたのかは覚えていませんが、何ともいえない心地悪さを感じたものでした。
比較的現代に近い作曲家の作品なんかは、どれも近寄り難く感じていました。
それが、とにかくわけも分からず聴き続けているうちに、ハマってしまった感じです。
同じように近現代の作曲家の作品も聞き続けて好きになったかというばそうでもないのですが。

音楽のことは良くわからないので説明はできませんが、ショスタコービッチの場合は、心地悪さが心地良いみたいな、もう今では心地悪さは全く感じなくなりました。
最初にスコッチを飲んだときはウプッとなったのが、その後、美味いように感じられるようになったのと似ています。

好きな作品としては、交響曲があります。
有名な5番は今ひとつよく分かりませんが、好きなのは8番です。
何で8番かと云うと、単に聞いた回数が多いからでしょう。
ショスタコービッチの交響曲全集は、3人の指揮者のものを持っています。
一番好きなのは、ルドルフ・バルシャイ指揮のものです。
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全曲収録されているものを数千円で購入したのではないかと思います。
アマゾンの評価とかを見ると、めちゃめちゃけなしている人がいたりして、ひとそれぞれ聴き方がちがうなあと思います。

他にも下記のような全集のCDを持っています。
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マリス・ヤンソンスの録音。EMIレーベルです。
演奏の好き嫌いはさておいて、録音は、バルシャイのもののほうが良いと思います。

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ロストロポービッチの録音。演奏は好きですが、録音は、バルシャイのものほどではありません。
レーベルは、Warner Classicsとなっていますが、録音当時は、有名レーベルのものだったのではないかと思います。
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全集ではありませんが、バラで購入して結局全曲購入したのがこちらです。
NAXOSという比較的新しいレーベルで、最初から廉価版だったので、録音機材にはあまりカネを掛けられなかったかもしれません。
バルシャイのものと同様これもいい音です。

バルシャイのCDは、録音がいいのがもうひとつの特徴ではありますが、いままでは、最低域はあまり記録されていないというかそういう演奏ではないと思っていました。
ところがいちばん最近に製作したPU5D-CR ver.2で聴くと、ティパニ-の連打で盛り上がってくるところには、大太鼓の強烈な音も記録されていることに気付きました。
PUP5D-CR ver.2は、8cm弱のユニットを片チャンネルに6本使っているので、振動板面積としては、16cmのユニットを上回り、17〜18cm相当になると思います(振幅はあまりとれないので振動板容積(排気量)は小さいですが)。
それでも、どうしてこんなに低音を強く感じるようになったかと考えると、ユニットがいろいろな方向を向いているからだと思います。

スピーカーユニットには指向性があり、中高域は指向性が強いので、よそを向いているユニットは、高域の音圧には貢献しません。
低音には効きますが中高音にはあまり効かないので、相対的に低域が強く感じられるようになったのだと思います。

PUP5D-CR ver.2のように、ユニットがあっちこっちを向いていると、音場感が良くなる以外に低域が相対的に強くなるという効果があるのもバカにならないようです。


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by mcap-cr | 2017-09-11 00:00 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)

音場型に向かない録音

実家には、音場型のUP4D-PRがあります。
極限まで細くした角パイプに1本200円のスピーカーが片側4本付いているものです。
4方向を向かたかったのですが、同じ高さだとマグネットがあたってしまう、という問題があり、大きく段違いにしたところ、いままでに経験のない音場を実現してしまったものです。
シンプルな録音の音源では、ホールにいるかのような音場を発揮するのですが、ちょっとギョッとするような録音のものがあるのを見つけました。
グラモフォンの記念CDとかで、50枚位をひとつのセットにしたもので、全部は聴いたことがなく、無作為にとって聴いたりしています。
そのなかに、音が出た瞬間に、『モノラルか?』と思うものがありました。
1940年台モノラルでももっといい音がするので、1930年台の録音かと思いました。
まさか、そんな古い録音のものが含まれているはずはないし...
エミール・ギレリスのピアノで、オイゲン・ヨッフムの指揮です。
最初は、ギレリス幼少の頃の録音なのかと思いました。
ジャケットをよくよく見ると1974年の録音のようです。
演奏もイマイチに感じました。
本当に古い録音だと、迫真の演奏に聞こえることが、かえって多いのですが...

この頃の録音は、試行錯誤で改良途中だったようで、ここまで劣化させてしまったのでしょう。
おそらく、モニターに使われたシステムは、音場再生が全くできない大型のシステムだったのだと思います。

やはり、録音と再生装置は1セットなのだと思います。
アンプやプレーヤーはどうでもいいでしょうが、スピーカーシステムだけは、自分が聴く音楽ソフトの録音に合ったものにしないとダメのようです。

このブログを読んで、音場型を聴いてみたいと思われた方は、よく聴くソフトとの相性を考慮するほうがいいと思います。
試すのであれば、UP4D-PRタイプのようは極低コストのものがいいと思います。


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by mcap-cr | 2017-08-19 00:00 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)
いつもと違って聞こえるというエントリで、ピアノでさえオーケストラでは埋もれてしまって聞こえなくなったりするという経験について書きました。
それは、米国のピッツバーグに住んでおり、ピッツバーグ交響楽団の定期演奏会を聴いたときの経験でした。
オーケストラのパートとしてピアノが入るという曲はすくないようなので、貴重な経験だったのだと思います。
ということで、手持ちのCDで聞き直してみました。
プロコフィエフの交響曲第5番。
プロコフィエフの交響曲の中では有名な作品です。
1963年の録音で、エーリッヒ・ラインスドルフ指揮のボストン交響楽団の演奏です。
レーベルはRCAです。
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高域は弱い感じですが、低域が高いレベルで収録されています。
大太鼓が微かに鳴ると空気が揺れる感じて伝わってきます。
1963年では、マルチ録音があまり進んでいなかったので、ワンポイントに近い録音でしょう。
オーケストラはパートが混じり合って録音されています。
夫々のパートを分離して録音するスタイルではないので、コンサートホールで聴く感じに近い録音だと思います。
収録ホールの情報を探してみたのですが、同じCDに収録されている第3番のほうは、Symphony Hall, Bostonと書いているのに、第5番は記載がありません。
それで肝心のピアノの部分は、映像がないので、注意しないと聴き逃してしまいます。
第一楽章にはピアノのパートはあったかな?
第二楽章では、ピアノのパートが聞こえますが、そんなに目立ちません。
私は楽譜が読めないし持っていないので、どこにピアノのパートがあったのか記憶が曖昧ですが、生で聴いたときには、かなり多くのパートを頑張って弾いていたように見えました。
こうやってCDを聴いてみると、ピアノのパートは確かに聴こえますが、全部判るという感じはしません。
よほど注意していないと聞き取れないか、注意していても聴き取れないみたいです。
別な録音なら聴き分けられる可能性も否定できませんが、オーケストラのパートを聞き分けるというのは難しいことのようです。

ピアノ協奏曲の場合には、ピアノを引き立たせるために、オーケストラとは別の旋律を聴かせるようにしていたり、オーケストラが邪魔をしないように構成されていたり、また、ピアノが最前面で、指揮者より前に配置されますが、オーケストラの中に埋め込んでしまうと、やっぱり浮き立たないようです。

指揮者は、オーケストラのパートを溶け込ませているのに、分離して聴こうとするのがオーディオマニアです。
そういうオーディオマニアの天邪鬼志向も話を難しくさせているのでしょう。



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by mcap-cr | 2017-08-02 00:00 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(2)
袋ナットに交換 というエントリで、PUP5D-CR ver.2の低音が32Hzまで再生できているみたいだと書きました。
なぜ、32Hzとか33Hzとか、僅かな違いを書くのかというと、この間には大きな差があるからです。
聴いた感じはあまり変わりませんが、再生の難度が違います。
目安にしているのは、下のCDです。
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CR 990601, GEMA
ハイデルベルクのHeiliggeistkircheというプロテスタント教会のオルガンの録音です。
このCDのバッハ作曲"Komm, Gott, Schoepfer, heiliger Geist", BWV 667という曲の最初の部分に32Hzが強めに入っています。
これは、CDをリッピングしたwavファイルをFFT解析してみたピークの周波数が32Hzだったからです。
33Hzは、というと、下のオルガンのCDで判別しています。
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GB 5096-2, BONGIOVANNI
こちらは、同様にFFT解析した結果、33Hzの強烈なピークが入っていることが分かっています。
33Hzは、MCAP-CR型の形式の箱では、それほど苦もなく再生できる周波数です。
とはいっても、33Hzというのは、普段小型スピーカーで聴いている人が聴くと、耳鳴りか?と思うかもしれません。
教会でオルガンの低音を聴いたことのある人はオルガンだと思うでしょうが、そうでないと楽器の感じには聞こえないでしょう。

上側のCDに入っている32Hzは、少し大きめの箱でないと出しにくい周波数です。
PUP5D-CR ver.2で下のCDを聴いていたところ、いつもは気付かない音が聞こえてきました。
33Hzの圧迫感のある音とは別に、かすかな振動とブルブルした音のようなものが聞こえてくるのに気付きました。
上のCDも、32Hz付近は、1曲目以外はあまり聞こえないと思っていましたが、全曲目にわたって、圧迫が聞こえてきます。
PUP5D-CR ver.2は、ひょっとして、更に下まで出ているのかもしれません。
音量を上げなくても圧迫される音が聞こえてきます。
振動板面積が16cm相当を上回った効果でしょうか?

CDについて紹介すると、上のCDは、録音された教会で購入したものです。
1回目に購入したCDに少し傷がついてしまったので、次に行ったときに再度購入しました。
下のCDは、石丸電気の在庫処分で購入したものです。
500円以下だったと思います。

下のCDは33Hzが分かりやすいので、低音再生能力のチェックに使用しています。
収録されている曲も良いので、低音チェック用に購入されてもよいかもしれません。

オルガンは、むしろ高音のほうが再生側の能力がよく分かると思いますが、面白いのは低音のほうでしょう。

もう少し聴き込んで、再び、FFTにかけてみたいと思います。
パソコンのシステムが既に変わっているので、シェアウエアも購入し直しになりそうです。

このスピーカーシステムの音をちゃんとした部屋で聴いてみたくなりました。



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by mcap-cr | 2017-07-12 00:00 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)
ハイレゾソースとCDとの実質上の違いについてあれこれ好き放題書いてきました。
おそらく、CDは今も未来も必要十分なフォーマットなので生き残って欲しいところですが、もう長くは続かないでしょう。
理由は、CDにはコピープロテクションが実装されていないためです。
著作権上は、私的目的のコピーを認めているので問題ないはずですが、著作権の利権団体は好まないでしょう。
もしかしたら、必要十分なCD規格を上回るハイレゾソースの販売促進の裏には、著作権協会付いていたりして???
利権団体は、特権に乗っかって営業努力無しで他人から金を巻き上げることができるので、厄介です。
JASRACもNHKのようなもので、私たちは、未来永劫タカられないよう、声を上げてゆかなければなりません。
CD規格の次を予想すると、CDよりもややハイレゾな圧縮音源で、コピープロテクションが付いたものでしょう。
MDのように、私的コピーにも制約が加わるだろうと思います。
メディアは、暫くはCDのような工学ディスクだと思いますが、音声だけなので、容量は小さくて良く、直径は小さくなると思います。
DVDのように、著作権の告示が出てから始まるような野暮なものになるかもしれません。

利権団体は、営業努力しなくても良いので、値段も勝手に決められるとたかをくくっています。
テレビの8K放送は、録画不可の仕様にするなんて言っていたくらいです。
多くの人は、『録画じゃなかったらテレビなんか見ねーよ!』と思っていたに違いありません。
制約を加えるとユーザーが減るという当たり前のことも分からなくなっています。
利権を渡すと必ずこうなります。

そういえば、もう記録メディアとしてのCD-Rは無くなってきました。
CDに傷つけてしまってコピーしなければならない人は、いまのうちに買い占めたほうが良いのかもしれません。
CDがあるうちは、ソフトはできるだけ買っておきましょう。
CDなら、自宅の音楽サーバーや、携帯プレーヤーに移し替えて楽しめますが、今後はそうでなくなるかもしれません。

備えが必要ですね。



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by mcap-cr | 2017-03-22 20:33 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(4)

音楽ソフトの収録方法

マルチ録音について否定的な意見を書いたところ指摘を頂きました。
そこで、少し、マルチ録音について書こうと思います。
その前に、音楽の楽譜から、脳内での認知にかかるまでの伝達を図にしてみました。
この図は、私のウェブサイトの中の伝達関数論、というところに書いた図を元に書き直したものです。
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図の中でケーブルなどのアクセサリ類については省略しています。
なぜなら、ケーブル類は、最低価格品でも、可聴帯域を少し超える範囲までは、伝達関数が、実用的には1に近いからです。
伝達関数が1というのは、入力をそのまま出力する、理想的な性能です。
アンプの場合には、動特性が完璧なら、伝達関数は、可変の定数ですが、動特性が無視できないので、省略してありません。
オーディオ技術のなかで物理的に影響の大きなものは、(D)収録方法、(F2)マスタリング、(I)スピーカーシステム、(J)リスニングルーム、といったところでしょう。
人間の感覚、という要素で見ると、上記の他に(L)脳が無視できません。
これは、知識による思い込みとか、精神的な状態などの、数字にできない部分です。

先日、コメントを頂いたのは、(D)収録方法と(F2)マスタリングという部分の話です。
マルチ録音は、マイクの性能の不足を補うために、音源に近付けて収録する方法です。
音源に近付けることで、高域の空間減衰が少ないクリアな音になります。
空間での距離による減衰は、高域のほうが大きいので、離れて聴くとハイ落ちになります。
マイクロフォンを音源に近付ける場合、音源数が増えるとマイクロフォンの数も増やさなければなりません。
それを記録するには、収録中に、2チャンネルとしてミキシングするか、マイクロフォンの数だけ別々に記録しておいて、あとで2チャンネルにミキシングして収めるかでしょう。
ずっと以前は、記録メディアが貴重だったので、マスターテープも多くは2チャンネルだったと思いますが、今は24チャンネルとか48チャンネルとかにして保存してあるかもしれません。私だったらマルチの収録をする場合には、マイクロフォンの本数分の全チャンネル保存しておきます。
マルチ録音は、ミキシングまで含めてひとつの作品として構築する目的か、または、聞こえにくい部分もクリアに捉えるか、どちらかがが多いでしょう。
前者の場合は、レコード音楽という聴き方に限定するという手法なので、生演奏は、不可能か、妥協が必要になります。
むしろ、生であることは意味が少なく、演奏者がそこに居ることが重要です。
演奏者の口パクを批判するなんて、お門違いと云えます。
生を目指さない制作作品は、再生方法には正解がないので、聞く人が納得すればそれが正しい再生になります。
制作者は、聞く人の再生環境を想定して、それに合わせた加工をするので、高級オーディオを前提としないミニコンポやラジカセで良い印象が得られるよう加工することもあるそうです。
ワンポイントで不足する部分を補う制作の場合は、演奏の音を、ピカソの絵のようにスケッチする感じといえば良いでしょうか。
ピカソの画法にもいろいろありますが、割とお馴染みなのは、2方向から見たものを平面上に描く手法でしょう。
顔が鯵の開きみたいに見えますが、意図して描いたので、それでいいのです。
ピカソは、子供のように描くことを目指していたのが、なかなかそれが出来なかったそうで、開きのような画法は、子供のように描く手法のひとつなのだそうです。
マイクロフォンをそれぞれのパート専用に分ければ、確かに細部を克明に記録することができそうです。
これだけでは、演奏したホールの音を記録するには無理があるので、楽器から離れたホールの音も収録しておいて重ねたりもするそうです。
オーディオイベントに使われるクラシック系のソースは、概ねこの手法による録音ではないかと思います。

ワンポイント録音は、室内楽曲のような編成であれば、有効な手法だと思います。
私は、録音はしたことがないので、生の音を記録する難しさを知りません。
生録できるようになったら、もっと幅が拡がるのだと思います。
ゆくゆくは、生録の技術も研究してゆきたいと思います。


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by mcap-cr | 2017-03-17 21:20 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)
前回、東京音楽コンクールの最上位入賞者コンサートを聞きに行ったことを書きました。
声楽部門の見込み違いで、がっかりしながら聞きに行ったのですが、ピアノを聴いて完全に打ちのめされました。
チョン・キュビンさんのピアノは、どこまでも澄んだ美しい音で、協奏曲の和を崩すことなく、指揮とオーケストラを含めた総合作品として、深い印象を与えてくれました。
調和の素晴らしさが達成された原因は、チョン・キュビンさんの演奏の力だけでなく、指揮者とオーケストラへの尊敬の念にあったのだと思います。

そんなこともあって、改めて、ベートーベンのピアノ協奏曲を聞くようになりました。
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ベートーヴェンのピアノ協奏曲をのCDは、バラバラにいくつか所有していますが、以前よく聴いていたのは、このルドルフ・ゼルキンの録音です。
このCDを購入したのは、CDが出始めてから数年経った頃です。
CDは、それまでのアナログとは違い、スクラッチノイズがゼロで20Hzから20kHzまでフラットという恐るべき特性を売りにしていました。
CDの出始めは、1枚4,000円位の高値の花で、あまり購入できませんでした。
それが数年たって、1枚2,500円位で売られるようになり購入を始めた頃のものです。
CD初期は、アナログとの違いを強調するために、ノイズを電気的に取り去ったりして、死んだ音の製品もありましたが、このCDは、それが少し改善されてきた頃のものです。
オーケストラは、ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団、と思いきや、第三番と第5番は、レナード・バーンスタイン指揮ニューヨークフィルになっています。
私は、高校生のころから、ユージン・オーマンディのファンでしたが、バーンスタインはさほど好きではありません。その頃の日本での扱いでは、バーンスタインのほうが格上の感じでしたが、それは好き嫌いの範疇なんだろうと思っていました。
いま、このCDを聴いて改めて感じたのは、調和の重要性です。
オーマンディ指揮の1,2,4番は、調和が素晴らしい。
ピアノもオーケストラも落ち着いてしかも生き生きと演奏しています。
行き過ぎた緊張感はなく、楽曲そのものが生きています。
バーンスタインの指揮では、むしろ意図的な緊張感を与えて、息苦しさを感じます。
結果としてあまり聞きたくなりません。
チョン・キュビンさんの演奏で聴いたのは第三番でした。CDで聴く第三番は、残念ながらバーンスタインの演奏で、1枚めの第二番を聴き終えた後、CDを交換して第三番を始めたところで、違和感が感じられます。
オーマンディの指揮と全く違うので、好き嫌いの差なんだと思いますが、なんか、音楽が生き生きと感じないのです。
この曲の別なCDが欲しくなりました。



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by mcap-cr | 2017-01-14 14:46 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)

またCDが増えてしまった

最近は、CDをあまり買わないようにしています。
我が家には、もう(おそらく)数千枚のCDがあり、棚には既に収まらなくなってしまいました。
先日、ほしいソフトはあるし困ったものだ、と思いながら、自室のCD棚(居間にももう一棚ある)を整理して何とか収めようとしました。
分類すると、ソフトの内容は随分と偏っています。
細かく分けるのは大変なので、大雑把に整理してゆきました。
バロック、その他のクラシック、...
と分けていきましたが、その他はもう少し整理を試みました。
枚数は数えていませんが、やたらに多かったのは、
オルガン曲
ユージン・オーマンディの演奏
ショスタコービッチ作曲のもの
これらが50cm以上に積み上がりました。
1列では収まらず2列になりました。
その他は、小規模演奏ものと管弦楽、オペラ等に分けています。
それらと比べても異常に多いカテゴリでした。
最も多いのはオペラですが、オペラの多くは、居間の棚にあります。
もちろん分類方法はひとつにまとまらないので、複数カテゴリに跨るものがありますが、もう適当にやりました。
結局、全部は入りませんでした。

そして、休暇で旅行に行ったらまた増えてしまいました。
最近好きなのはヨーロッパなので、必ず教会の売店で、CDを買います。
今回は、ストラスブールの大聖堂、ヴィース教会、ハイデルベルグのプロテスタントの教会、ケルンの大聖堂などで十数枚買ってしまいました。
アマゾンで買うよりかなり高いですが、こういうものはしょうがありません。
安いので10ユーロ、高いので20ユーロほどです。
いまでは、1枚あたり300円くらいでセット物が買えます。
現地で買うと、40年前のLPレコード位の値段です。
しかし、
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こんなのを見ると、欲しくなってしまいます。
かくして、また、棚に入り切らないCDが増えていきました。

今回、旅行するので、一眼レフを新調してゆきました。
というのは、前回の旅行で、長年愛用していたPentaxのK-mが壊れてしまったからです。
今回は、レンズを持っていたCanonのKiss X7というモデルを購入しました。
KissはすでにX8になっていますが、X8では重すぎて持ち歩く気がしません。
X7は調べた中で最軽量だったので迷わずX7にしました。
それでも、レンズが重いです。
タムロンのDiIIというもので18-270mmの高倍率ズーム、手ぶれ補正付です。
これが重いので、本体は重くできません。
随分前に購入したのですが、ほとんど使っていませんでした。
驚いたのは、暗いところでの撮影能力の高さです。
夜の街でもほとんどブレません。
少しならズームも可能です。
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これは、ニュルンベルクの教会です(時間がなくて入れなかった...)。
KissはX2を所有しています。
人物写真やマクロ撮影のものは美しいのですが、X2は、風景写真が全部ぼやけます。
レンズを変えても、マニュアルフォーカスにしてもどうしようもなかったので、ずっとお蔵入りでした。
Canonのフォーカス性能は悪いなあ、と思っていましたが、5世代上がって、進化したのに関心しました。
問題は写真を撮り過ぎることで、全然整理が進みません...

追伸
スピーカー再生技術研究会 オフ会は2016年12月24日です。
是非ともいらしてくださいね。
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by mcap-cr | 2016-11-26 15:16 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)

やっと聴き始めました

今朝、久しぶりに投稿しましたが、しばらく前に、アマゾンで、ワーグナーの全集と、ベートーベンの交響曲全集を購入していました。
聴く時間が無かったので、オーディオのスィッチを入れることもなく放置していましたが、昨日から聴き始めました。
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とはいっても、本を切り刻んで、スキャンしながらのながら聴きです。
まずは、今日の午前中までに、ベートーヴェンの交響曲全集は聞き終えることができました。
ジョージ・セル指揮のクリーブランド管弦楽団の演奏です。
1950年台~60年台頃の古い録音です。
セルは、私が敬愛するユージン・オーマンディと同じ1899年生まれで、共に、米国5大オーケストラの黄金時代を築きました。
1970年台には、共に、CBSソニーの廉価版が販売されていました。
セルの演奏はオーマンディと比べると渋い感じで、対照的です。
若いころは、オーマンディのほうが圧倒的に好きでしたが、歳を重ねると、だんだんセルのような渋い演奏も好きになってきました。
このCDのよいところは、交響曲以外に、序曲が3曲も収録されており、それが5枚に収まっています。
改めて聴くと、演奏も録音も素晴らしいの一言です。
専門家でないので細かいことは論評できませんが、これぞベートーベン、という演奏なのではないでしょうか。
評論家の論評に惑わされずに、自分の感性で聴く方には是非ともお勧めしたいと思います。
1,880円でした。

同時に購入していた、というかメインで購入したのは、ワーグナーの全集です。
まず、"DIE FEEN"を聴き終え、現在は、"DAS LIEBESVERBOT"を聞いています。
どちらも初期の作品のようで、耳に心地よい曲ですが、ワーグナーの毒があまりありません。
良い曲なのですが、ワーグナー中毒の人には物足りないかもしれません。
43枚組なので先が長いです。
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いまは、ソフトが安くなって嬉しいですね。
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by mcap-cr | 2016-07-03 18:40 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)