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工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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先週、東京音楽コンクールの声楽部門予選を聞きに行った話題に触れました。

コンクールなんて以前はバカにしていましたが、昨年ガダニーニコンクールを聞いてから打ちのめされました。
そして、今年の東京音楽コンクールでさらに衝撃が高まりました。
これだけの人が日本だけでもこんなにいるわけですから、世界には大勢の強者がいるのでしょう。
しかし、全員がその実力を発揮して表舞台に立てるわけではありません。

コンクールは、表舞台に立つための近道なのでしょうか。

先週、予選を聞いたその当日、本線進出者の発表がありました。
1時間ほど待てば会場に張り出されたのですが、私はメールマガジンで読みました。

結果は:

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    東京文化会館メールマガジン
       2013.7.20 Vol.250

  ■□■「第11回東京音楽コンクール」第2次予選
                    声楽部門審査結果発表!■□■

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第11回東京音楽コンクール、第2次予選声楽部門を本日行い、
本選への出場者が以下のとおり決まりました。

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   第11回東京音楽コンクール
   声楽部門 本選出場者(本選出場順)
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 岡 昭宏(バリトン)
  ベッリーニ:オペラ「清教徒」より “ああ、永遠に君を失った”
  ヴェルディ:オペラ「ファルスタッフ」より “夢か、まことか”
  ヴェルディ:オペラ「ドン・カルロ」より
    “私の最後の日が来ました~私は死に行きます”

 鴫原 奈美(ソプラノ)
  カタラーニ:オペラ「ワリー」より “さようなら、ふるさとの家よ”
  ヴェルディ:オペラ「オテロ」より
    “泣きぬれて野の果てにひとり(柳の歌)~アヴェ・マリア”

 中江 早希(ソプラノ)
  モーツァルト:オペラ「後宮からの誘拐」より “どんな拷問が待っていようと”
  コルンゴルト:オペラ「死の都」より “私に残された幸せは(マリエッタの歌)”

 澤江 衣里(ソプラノ)
  R.シュトラウス:四つの最後の歌

 8月25日(日)18:00開演 東京文化会館 大ホール
 指揮:佐藤正浩
 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団

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東京音楽コンクール最新情報はこちらから
http://www.t-bunka.jp/onkon/onkon.html

本選
 8月20日(火)ピアノ部門
 8月22日(木)弦楽部門
 8月24日(土)木管部門
 8月25日(日)声楽部門
 開演:18:00(17:30開場)
 会場:東京文化会館 大ホール
 入場料〔全席自由〕:2,000円 ※各種割引あり

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私が聞いた6人のうち、本選進出はたったの2名でした。
確かに、この2名、ずば抜けていたと思いました。
そのように書いていますね。
しかし、この2名以外も素晴らしかったと思います。
いまでも心に残っているのは、別の歌手です。

決勝に残った2名は、そのままでも名門劇場の舞台に立てるレベルでしょう。
しかし、自分の心を大きくゆすぶったのはかならずしもその人達ではなかったということです。

決勝も聞きにいこうと思います。

なお、東京文化会館のメールマガジンでは、格安のイベント情報が入手出来ます。

東京文化会館のメールマガジンは、こちらから無料で購読できます。
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by mcap-cr | 2013-07-27 11:58 | コンクール | Trackback | Comments(0)

全部つながっている

自宅のLPレコード棚をなにげなく見ていたら、"La Gioconda"というオペラが目に止まりました。
"La Gioconda"といえば、名画 モナ・リザのタイトルと同じなので、モナ・リザの顔を思い浮かべました。
そういえば、モナ・リザの顔とダ・ヴィンチの自画像を重ねると、目や鼻などのパーツの位置が一致するというのをテレビの番組で見たことがあります。
重ねなくても、確かに同じようにも見えます。
人という同じ種類の生物を書いているので、ある種一定の法則があるのかもしれません。
『魔笛』というオペラでも、パパゲーノが、王女さまの顔を説明するときに、『目がふたつ、鼻が...』と説明する場面がありました(セリフの部分なので演出によって違うかもしれませんが)。
顔なんて違ってアタリマエだ、というのは思い込みなのかもしれません。

オーディオ基礎講座というのを始めてみて改めて気付いたことがあります。
三角関数を説明するのには、三角関数の微分も説明しなければなりません。
そのためには、加法定理が必要になる。
加法定理の説明のためには、行列が必要になる...
といろいろなことにつながっていきます。

顔に一定の法則がある(?)ように、すべては、つながっているのですね。
オーディオも理屈は基本的な数学から積み上げられています。

今週も更新出来ました。

オーディオ基礎講座
行列のさわりの部分です。
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by mcap-cr | 2013-07-27 07:57 | オーディオ基礎講座 | Trackback | Comments(0)
三角関数の続きです。
三角関数を説明するには、他にもいろいろと必要になります。
自分にもいい勉強になっています。

オーディオ講座
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by mcap-cr | 2013-07-21 17:30 | オーディオ基礎講座 | Trackback | Comments(0)
今日は、上野の東京文化会館で、東京音楽コンクールの声楽部門の第2次予選がありました。
朝10時半からのスタートですが、後半だけ聞きに行きました。
入場料は全部聞いても500円と格安です。
コンクールを最初に聞いたのが昨年のガダニーニコンクールでしたが、そのとき、演奏者のレベルの高さにショックを受けました。それで、また、コンクールを聞く機会を伺っていました。

東京文化会館では、メールマガジンで、このような情報を配信してくれるので、今回も、聞くことができました。

前半の5名分は、残念ながら聞かなかったのですが、午後の6名は、しっかりと聞くことができました。

東京文化会館小ホールは、客席の中央よりやや後ろに、通路があり、通路を挟んだ後ろの列中央が審査員席でした。
私は、通路の4列前のほぼ中央の特上席をとることができました。この席からは、演奏者が正面に見えます。距離も10mあるかないかくらいで、普通はこんな席を買うことはできません。

午後の部の最初は、ソプラノの藤井玲南さんです。
第一演目は、シュトラウスのこうもりから。
オペラでよく聞く滑らかで流れ重視の歌い方ではなく、克明にメロディを奏でようとしている意図を感じました。こういう歌い方もありなんだ、と感心していました。3曲目は、グノーのファウストから、『宝石の歌』です。この曲はおそらく自分の最も好きな曲です。この曲を聞いただけでも来たかいがありました。素晴らしい。

次は、バリトンの駒田敏章さんです。
緊張の面持ちで、最初に歌ったのは、こちらもファウストから『門出を前に』。いままでに、オペラ劇場には何度も足を運びましたが、大抵の男性歌手は、声量でソプラノに負けていました。
駒田さんは、声量で全く負けない力強い歌声です。
しかも、ファウストのバリトンは、特に難しい曲だと思います。
市販のCDを聞いてもこの部分は、なかなか滑らかに歌えないことがわかります。
駒田さんも滑らかな歌い方ではありませんでしたが、迫力が凄い。
この曲は、門出の日の夜明けを感じさせるものですが、本当に、ものすごいことが始まる日の夜明けを感じました。会場いっぱいに拡がるバリトンは圧巻でした。
しかし、どうしてこんなに難しい曲を選んだのか疑問に思いました。
もっとやさしくて歌いやすい曲があるだろうに。
しかし、見事。
ピアノ伴奏は、先日イブニングコンサートで聞いた、居福健太郎さんでした。なんとなく親しみが湧きます。

次は、ソプラノの澤江衣里さんです。
クィルターという知らない作曲家の知らない曲が続きます。『7つのエリザベス朝の歌』から2曲でした。
有名なオペラ座で聞くような美しい声です。そのまま、本場で歌っても専属歌手との違いがわからないと思います。
気になったのは少し前傾姿勢だったことです。
オペラでは、まっすぐ前を向いたほうが格好良いので、審査に影響するのかもしれませんが、よく分かりません。

15分の休憩を挟んで、バリトンの清水勇磨さん。
ラヴェルやヴェルディ、ロッシーニを見事に歌いきりました。途中で、少し声が出なくなった部分があったのは残念でしたが、すぐに立ち直りました。
清水さんは恰幅が良く、スーツが少しきつそうに見えました。
スタイリストが付いていれば、もっと格好良く歌えて本領が発揮されたろうと思うと少し残念です。

その次は、バリトンの岡昭宏さん。
こちらは、慣れた様子で、まるでオペラの一場面のように、トスティ、プッチーニ、ラヴェル、モーツァルトと次々にこなします。
声量も十分。このまま、本場の歌劇場で歌ったら大喝采でしょう。

最後は、ソプラノの中江早希さん。
モーツァルトとR.シュトラウスを滑らかに歌い奏でます。
ちょっと上手すぎる。変な言い方ですが、どうしてコンクールに出ているのか分かりません。
このレベルでコンクールは必要あるのでしょうか。
メロディも明確、美声、声量も十分、ヨーロッパの名門歌劇場で普通に歌えると思います。

全体を通して、微妙に差があるような書き方をしたのですが、実際には、どの方もレベルが高く、自分には順番を付けることができません。審査員は一体どうやって差をつけるのでしょうか....

もう少し補足すると、第一次予選は、CDに録音したものを評価するそうです。
ということは、録音にお金がかかります。
歌謡曲ではないので、小さなスタジオでは収録ができません。
それなりのホールを使わなければ、説得力のある録音は不可能でしょう。
ということは、音響効果の良い、小規模なホールと、音楽センスのある録音技師がいなければ、予選通過は難しいかもしれません。
今回、これだけの人が揃ったといっても、実際には、録音がうまくいかずに予選通過しなかった人がいたかのもしれません。

オーディオ機器に何億もかけるお金があれば、生身の音楽家に投資したほうがいいように思います。
もちろん自分はそんな身分ではなく何もできませんが。

自分にできるのは、コンサートに行ったり、ソフトを買うくらいかな?
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by mcap-cr | 2013-07-20 17:27 | コンクール | Trackback | Comments(0)
先週からはじめたオーディオ基礎講座を更新しました。
最初は、興味をひきやすいブラインドテストから始めましたが、今回は、三角関数を話題にしています。
しばらくは、三角関数とそのための予備知識について書いていきます。

さいしょは、記憶だけでどうにでもなると思っていましたが、書き始めてみると、調べなければならないことが多く、改めて良い勉強になりました。
高校で教わる範囲の内容を、どのようにして役立ててゆくかに焦点を当てています。単なる受験勉強のための知識と思えばつまらないものですが、実際に役立ててゆければ面白くなると思います。

ご親戚に高校生くらいの方がおられましたら、紹介いただき、フィードバックを頂ければ嬉しいです。

オーディオをオタクの変態趣味から、生涯学習課題に変えてゆきたいと切に願っています。

オーディオ基礎講座
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by mcap-cr | 2013-07-15 17:36 | オーディオ基礎講座 | Trackback | Comments(0)

オーディオ基礎講座

以前から気になっていたことではありますが、オーディオ趣味には、バックグラウンドの知識が必要でありながら、無視されることが多いと思います。
もっと、技術的にも優れた趣味にするにはどうしたらいいのか、考えていました。
そうだ!いま高校生以下の若い人に興味を持ってもらったら、いいのではないか、と思いつき、オーディオ基礎講座というのを始めることにしました。
そんなに若い読者がいるかどうか、多分いないと思いますが、実演販売が、客の有無にかかわらずしゃべり続けるのと同じく、やってみなければしょうがありません。
ということで、下記をごらんください。

初回は、ブラインドテストについて、学術的な内容をちょっとだけ加えて書きました。

オーディオ基礎講座
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by mcap-cr | 2013-07-06 18:53 | オーディオ基礎講座 | Trackback | Comments(2)