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工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR
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CAD買うか悩む

私は20年以上前から、Design CADというソフトを使っています。
最初は、Windows3.11の時代で、バージョンも6か7だったのですが、その後、ヴァージョン12に上げて、今でもそれを使っています。
その後、3Dのバージョン14を購入しましたが、使い方が分からず、全然使っていません。
それでも、最近はAutoCADとかもファイル形式が代わり、ヴァージョン12のDesign CADでは開けなくなってきたので、買い換えを検討しています。
いまは、ヴァージョン25になっています。
64ビット版もあり、3Dも使いやすくなっているようです。
とりあえず、トライアル版をインストールしてみました。
すると、意外に使いにくくありません。
価格は2Dが50ドル弱、3Dが100ドル弱です。
めちゃめちゃ使いにくいAutoCADよりはずっと使いやすいし(安いし)、いくつか試したフリーのCADよりもずっと使いやすいので、トライアル期間が終わるまでに悩むしかありません。
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慣れっていうのは必要なんですよね。
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by mcap-cr | 2016-03-26 18:49 | コンピュータソフト | Trackback | Comments(2)

捏造記事

私は、研究会のサイトにおいても、『捏造禁止』を明確に謳っています。
それだけ捏造が嫌いな訳です。
数字で表しにくいところや、実証実験が難しい場合に、捏造の余地が生まれます。
それを最近のマスコミは、簡単に反証できる場合や、実際の数字を意図的に誤読することによって、騙される対象者だけを騙そうとします。
こんなのは、詐欺の手口と全く同じであって、多くのマスコミは、反社会性力として認定して活動を制限してゆくべきでしょう。
ということで、最近目についた、朝日新聞による捏造事件の例を書きました。

元の記事は、共同通信社の記事として読みましたが、ソースは朝日新聞だったようです。
原子力発電に対する風評を作り出すために、放射性物質観測装置の整備が不十分、という捏造を行って記事にしたというものでした。
その記事を読んだとき、妙な印象を持ちました。
最初の印象は、『そこまでいくと、正確に測定する必要性のない数値の部分で、レンジオーバーになるのかな?』程度のものでした。
実際には、そこまでの話ではなく、単に、レンジの大きな測定器では小さな数値を測れない、とか、その逆の測定レンジの小さな測定器では、大きな数値を測れない、とか、当たり前のことを、不具合とでっち上げたもので、原子力規制委員会が、犯罪的だ、と怒るのも無理はありません。

産経新聞2016.3.19 10:06更新
規制委、朝日に再抗議 線量計報道で「明確な修正されず」

 原子力規制委員会は18日、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)周辺の放射性物質観測装置の整備が「不十分」と報じた朝日新聞に対し、「明確な修正がされていない」として再抗議した。今後は朝日の電話取材を一切受け付けず、対面取材の場合は録音するという無期限の取材制限措置を通告した。規制委は朝日の報道を「事実を理解せず、地域住民の不安をあおり立てている」と指摘している。

 朝日は14日付で記事を掲載後、15日に「避難についてここまでずさんでは、話にならない」とする社説を掲載。規制委が抗議後、17日付記事で「自治体の避難態勢が少しでも充実することを目指して掲載したもの」とする見解を出した。

 しかし、原子力規制庁は18日朝、朝日新聞の編集幹部を呼び、14日の記事と15日の社説について「17日の記事では明確な修正がされておらず、地元住民への釈明がされていない」と抗議。規制庁は地方紙や通信社の配信記事も含めて同様の記事がないか事実関係を調べ、場合によっては担当者に事情を聴くという。規制庁の報道官、松浦克巳総務課長は「取材を受けないというわけではなく、今後このようなことが起こらないように再発防止策として録音対応する」と話している。

 取材の録音・ビデオ撮影をめぐっては、テレビ局の阪神大震災の借り上げ復興住宅の報道に対し、兵庫県西宮市が昨年1月、「偏向報道だ」として、必要に応じて取材状況を広報課の職員が撮影する方針を表明したことがある。

 朝日は産経新聞の取材に対し、橋本仁東京本社報道局長が「(規制委の見解は)私たちの見解と異なる。より安全で安心できる対策はどうあるべきかという視点に立ち、報道を続ける」とコメントした。


結局、原子力規制委員会は、朝日新聞の電話取材を受けないし、面接取材においても全て録音して記録する、という対抗措置に出ました。
朝日新聞なんて、どんな捏造するか分からないから、朝日新聞との接触は全て生データとしての記録をとる、言ってみれば、朝日新聞が来たら家に鍵を掛けたり警察を呼ぶようなもので、犯罪社認定したということでしょう。
朝日新聞社は、これまでも、悪質な捏造を繰り返し、バレてもしらばっくれ、最後には、誤報だと言い逃れてきた訳で、これは、もう暴力団と同じ反社会性力として取扱うべきレベルでしょう。

こんなのが、日本の主力新聞社だったのですから、道徳的にも、学問的にもいい影響があるわけがありません。
『アカが書き、ヤクザが売って、馬鹿が読む』
とはよく云ったものです。
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by mcap-cr | 2016-03-20 07:38 | その他 | Trackback | Comments(0)
昨日、東京都美術館で展示されているボッティチェリ展に行きました。
ボッティチェリといえば、ビーナスやラ・プリマヴェッラ等が有名です。
今回は、そういう超有名ドコロの作品ではなく、地味に味わいのある作品が来ていました。

実は、見たかったのは、ボッティチェリではなく、師匠の、フィリッポ・リッピの作品でした。
フィリッポ・リッピは、日本で人気があるかどうかわかりませんが、西洋絵画において、『顔』の重要性を知らしめた、開拓者です。
自分の場合、何故か開拓者が好きです。
開拓者だから好きという訳ではなく、気に入ったらその作品が開拓者だったという感じです。
例えば、印象派だったら、マネが好き、という感じで、先駆けの作品に何か感じるものがあるのでしょう。
リッピの場合は、今回の作品にもいろいろと好きなものもありましたが、顔の重要性を強く意識させる作品は、残念ながらみつけられませんでした。

そんな中で、気になったのは、下の2枚です。著作権の問題があるので、何の絵かなんとか分かる程度に画質を落としてあります。
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左の1枚は、フィリッポ・リッピの作品で、ピエタを題材にしたものです。
息絶えて十字架から降ろされたキリストを、マリアとジョヴァンニが支えています。
キリストには血の気がなく、マリア、ジョヴァンニとその付近だけに色があり、背景はほぼ白黒です。
生と死をこうやって明確に描き分ける作品はあまり目にしたことがなかったので、新鮮でした。
当時は、斬新な表現だったのでしょうか?
小さな絵でしたが、妙に気になる作品でした。

右の作品は、ボッティチェリの晩年の作品で、聖母子像です。
しかし、左の作品と同じようにピエタに見えます。
棺桶の中のようなキャンバスに、ぐったりとしたマリアとキリストの聖母子が描かれており、十字架を抱えたジョヴァンニが、キリストを支えようとしています。
マリアは、背中が曲がり、無理やりキャンバスに押し込まれた感じ、ジョヴァンニは、微妙な表情」です。
ボッティチェリは、フィレンツェで世紀末思想を解いたサヴォナローラに心酔して作風が変わったそうです。
この右の作品もそうした影響が強く出ています。

この2枚とも人気がないのは分かっていますが、何故か、このような不思議な作品に惹かれてしまうのでした。
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by mcap-cr | 2016-03-13 16:50 | 美術 | Trackback | Comments(2)
今週は、久しぶりに土日を休みました。
また、妻は実家に行っていたので一人きりでした。
昨日から今日にかけては、オーディオとは別のウェブページを更新したりしていました。
別のサイトは、Libreofficeを活用するための紹介ページで、他に書いていないような内容をこちょこちょと書いています。
よくある、ソフトの使い方を紹介するというのとは少し視点を変えて、Libreofficeでは、こんなことが出来るんだ、ということを書いています。
何年か前からはじめて、Calc, Draw, Mathと少しずつ書いてきていました。
今回は、Writerについて書いてみました。
とは言いながらあまり一般性はないのでここでは紹介しませんが。

で、一人だったので、久しぶりに、メインのシステムを聞いてみました。
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自分で設計・製作したTR130e2というシステムで、ドライバーにはFeastrexのものを使っています。
久しぶりに聞いてみると、これはなかなかの音でした。
いわゆる高級品の音に聞こえます。
というのは、高域が綺麗な励磁型のドライバーだからです。
近頃の省エネブームで、励磁型はあまり流行りそうにありませんが、高域の明瞭さは、励磁ならではの感じがします。
エンクロージャーのほうは、標準のMCAP-CR型で、少し音量を上げると音が活きてきます。
音量が小さいとMCAP-CRの効果がすくないので、音量を上げられないなら3インチのドライバーのほうが良いですが、少し音量を上げるなら、5インチくらいが丁度よさそうです。
製作当初は、小さな音でしか聞かなかったので、MCAP-CRの効果はあまり感じませんでしたが、改めて聞いてみると効果は十分に効いています。
低音感は十分に出ているし、例の地下鉄の音も圧迫感としてしっかり感じられます。
Bobo Stenson Trioとか好きなので偶に聞きますが、こうした曲には、この5インチのMCAP-CR型が丁度いいように聞こえます。
Bobo Stenson Trioは、ドイツのオーディオ誌で紹介されていたので購入したのが始まりですが、このトリオの感性は、しつこ過ぎず何度も聴ける味わいです。
アマゾンに誘導されて、別のトリオのものも買ったりしたのですが、最初はいいものの、段々聞きたくなくなったりします。
こういうのは、クラシックの演奏にもあって、たとえば、レオナルド・バーンスタインの演奏などは、最初に聞くとすごく良かったりするのですが、何度も聞くものではありません。
自分だけかもしれませんが、段々と聞くのが億劫に感じられてしまうのです。
それと比較すると、何十年も愛聴しているユージン・オーマンディの演奏は、何度でも聴きたくなる、中毒症状を誘発するような演奏です。
さらっとした演奏のほうがより深く味わえるという例なのかもしれません。

自分のブログには、オーディオのことはあまり書かないのですが、それは、主体が音楽だと思っているからです。
コンクールに没頭したり、新人の活躍を喜んだり、子供のころの、大演奏家への傾倒はどこへやら、今は、それぞれの演奏家の音楽が胸に染み込んでくるようになりました。
思い込みを排除して聴くと、また、そこに新たな味わいが感じられます。
オーディオも、そうした味わいをもたらしてくれるのが理想です。
オーディオの理想と、音楽の理想とは、意外に違うものではないだろうか、そんな感じを持っています。
今の自分のメインシステムは、音楽の味わいをもたらしてくれるシステムだと思います。

また、次に生演奏を聴けるまでは、オーディオでの音楽を味わおうと思います。
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by mcap-cr | 2016-03-06 22:51 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)
まず、初期の角度を30°としてみます。
差分方程式を解いた結果下記のようになります。
但し青線が高校で教わった線形近似モデルの結果、赤線が、もう少し厳密なモデルの数値解です。
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高校で教わったモデルともう少し厳密にしたモデルとでは大差ない用に見えます。
高校で教わったモデルは意外に大きな角度でも大丈夫だったようです。
つぎに60°まで振ってみます。
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こうすると、モデルの差が出てきました。
小学校のときに変だと思った通り、振れ角が違っても周期が同じという説は間違っていそうです。
多分小学校の先生はこういうことをやったことがなく、教科書に指導要領のまま教えてるのでしょうね。

運動方程式モデルのついては、いろいろ考えた結果これで良いと思いますが、自分の周りには、査読してくれる人がいないので、いつも、何度もチェックを繰り返し、裏をとってから、公開するようにしています。
今回のモデルは、簡単なモデルなので、どこかに正解はないか探してみました。
探してみると、埼玉工業大学の、小西克亨さんの資料が見つかりました。運動方程式は同じなので、とりあえず裏取りはできたということにします。

上記の小西克亨さんの資料では、厳密解と数値解が紹介されています。数値解は、私が用いた差分法の式を簡単に計算するのではなく、もっと高尚な方法が紹介されていますので、ご興味のある方はそちらをご参照ください。

実用的には差分法で漸化式計算すれば十分と思いますが、誤差を明確にする計算のほうが良いことに間違いはありません。

久しぶりに、少し、学術的な(簡単ではありますが)ことを書いてみました。
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by mcap-cr | 2016-03-05 21:19 | 科学 | Trackback | Comments(0)
以前から何となく、多自由度バスレフ型という形式のビジュアルなモデルを作ってみたいと思っていました。
頭の良い人ならすぐに思いつくでしょうが、自分の場合は何事にも時間掛かるタイプなので、なかなか思いつきませんでした。
最近思いついたのでそのうち何かディスプレイ用のモデルを作ってみようかと思います。
そのためには、まず、単純モデルから検証しなければなりません。というところで、遠い昔に小学校で最初に習った振り子の法則を思い出しました。この法則というのを学校で習った記憶がある人は多いと思います。

 自分の記憶では、小学校の先生は以下のようなことを説明していました。

『振れ角や錘の重さ(正しくは質量のこと)に関係なく周期は、振り子の長さだけで決まる』

 しかし、私は、これはその頃から間違いを感じていました。授業では、簡単な実験もしたように思いますが、大きく振れば、小さな振れの場合とは、周期が違いました。
先生の説明と実験事実との間に乖離があることについて、特に文句は言いませんでしたが、こういう説明には違和感を感じていました。

 そして、時は流れ、高校の物理で教わってようやくそのことを知ることができました。
単振子の運動方程式を解くためには、振れ角θが、sinθとほぼ等しい範囲であることが必要です。
そして、高校では、この条件が成り立つ範囲においての運動方程式しか解くことはなく、大学でもそれ以上はやりませんでした。大学でやらない理由は、通常は、振れ角の大きな振り子を使うことはないし、自分でできるから、という前提に基く方針なのでしょう。

 しかし、小中学校やテレビ番組などでこういう説明をするときはθ≒sinθと見なせる場合に限ることを説明しません。だから、前述の小学校の先生は、おそらく本当のことを知らなかったのでしょう。それに、特に物理に拘る人以外は、振れ角と周期とは関係ないと信じているかもしれません。このように、前提条件抜きで結果だけ記憶しているのは、詰め込み教育の弊害と思います。真実を知るより、目の前のスコアを稼ぐことに重点を置いてしまうと、このような過ちをおかしがちです。

 そこで、今回は、単振子の運動方程式を解いてみました。
 まずは、高校物理で教わる線型運動方程式モデルです。
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振れ角が小さいことを数式で表すと、
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かつ
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振り子の運動方程式は、
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うなわち
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ただし
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ここで、初期条件を、t=0において
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とすると、解は、
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となります。
これは、高校の物理で教わっています。

次に、振れ角が大きな場合のモデルを解いてみます。
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初期条件においては、錘を水平方向に引っ張って止めているため、次式のようになります。
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ところが、錘を解放すると、水平力がなくなるため、Tは変わります。そして、円周方向に錘は移動いてゆきます。すると、錘を解放したときの運動方程式は、次式のようになるはずです。
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これが運動方程式ということになります。これは、解析的に解くのは面倒そうです。
そこで、差分式を導いてみます。
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漸化式表現に変換すると
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ここで、初期条件は、下記のとおりです。
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初期条件に対して、漸化式として角変位を計算してゆくことができます。
ここで、gは重力加速度で定数ですが、振り子の長さlと差分式の時間の刻み幅δは、自分で決めなければなりません。したがって、ここでは、
δ=0.01[s]
l=1[m]
g=9.81[m/s2]
として、LibreOffice Calcを使って計算してみました。

続きます。
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by mcap-cr | 2016-03-05 21:13 | 科学 | Trackback | Comments(0)