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工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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PUP4D vs UP4D

昨日、東京音楽コンクールの二次予選と決勝戦に行きました(前記事)。
このときの感想は、このブログ記事として書きましたが、実際の歌唱を聞きながら考えたことがあります。
自分のオーディオは、自分の感動の記憶を呼び覚ますたまにあるのでした。
もちろん、市販のオーディオ製品でも感動の記憶は呼び覚ますことは可能です。
しかし、高級オーディオにしたって、何かが足りません。
音色の美しさや、レンジの広さが十分だからといって、感動の記憶がそのままということはありません。
自分だけではないと思いますが、オーディオ装置で再生できていない部分は、経験や知識で補う事ができます。
そのなかで補いにくいのは、空気感です。
この空気感を出すことをできるのが音場型だと思います。
音場型は、以前から気になっていましたが、小口径のフルレンジで再生できる音場もあるので、それが正統的なのだとずっと疑いませんでした。
それを変えたきっかけが、松さんのアシュラでした。
そして、意外なきっかけで、UP4D型を作って、音場型を再認識しました。
UP4Dは、アシュラと違って、シンプルで、製作も簡単ですが、音場効果は、アシュラと比較可能なレベルにありました。
UP4Dは、細い角柱の共鳴管で製作したので、極ローコストの割には、抜群の音場感を再現しました。
残念ながら、角柱が短く細いので、低音域の再生は不十分でした。
この低域を解決しようとしたのが、PUP4D-CRでした。
PUP4Dと頭にPが付いたのは、バスレフ型だと細長くできないので、スピーカーユニットの配置を縦に長くできなかったためです。
オリジナルのUP4Dと今回製作したPUP4Dの比較を下の図に書きました。
a0246407_12345320.png

UP4Dは共鳴管型、PUP4Dは多自由度バスレフ型としましたが、音場を創生する部分の考え方は共通です。
多自由度バスレフ型でも、UP4Dの配置にすることは可能ですが、無理に、完全段違いにしなかったのがPUP4Dの配置です。
UP4D-PR型とPUP4D-CR型とは、完全段違いか不完全段違いかの差以外に、共鳴管かバスレフかという違いもあるし、角柱の幅も違うので、単純な比較は不可能です。
それでも敢えて比較すると、音場感はUP4D-PRの勝ち、レンジではPUP4D-CR型の勝ちという結果になりました。
オーディオ的には、PUP4D-CRの方が良いでしょう。
そういう意味では、PUP4D-CRのほうが高性能ともいえます。
UP4D-PRのほうが音場型としては理想に近いと思いますが、PUP4D-CRであっても音場感は十分だと思います。
どちらが良いとかいう結論は難しいですが、いずれにしても、市販品にはない、ユニークな作品で、感動を呼び覚ますオーディオとしては特上品だと考えています。

ちなみに、CR型のバスレフは、普通のバスレフではなく、多自由度バスレフ型です。
多自由度バスレフ型の場合、無理せずに再生できる低音再生限界が、おおよそ、オーケストラの大太鼓のずんずん、ブルブル、という位の周波数です。
この低音再生限界には、偶然ながら意味があるということです。
この周波数をPR(共鳴管)型で出そうとすると、かなり長くなるので、折り曲げが必要になり、単管型のPRでは設置が難しくなってしまいます。
ということで、実用的にはPUP4D-CRのほうがオリジナル共鳴管のPU4D-PRより優れているのかもしれません。
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by mcap-cr | 2016-08-24 12:46 | 音場型 | Trackback | Comments(0)
今日は、東京音楽コンクール第14回の声楽部門決勝がありました。
場所は東京文化会館、時間は18時から2時間ほどです。
二次予選では、自分の中では物議を醸す結果となりましたが、決勝はどうだったでしょうか。
前半は女声を集めています。
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最初は、キム・テウンさん(メゾソプラノ)
短い曲を続けて、最後はヴェルディで締めました。
声は綺麗だったと思います。
二曲目では声色が変わり、幅の広さを見せました。
三曲目は高い声にシフトしてソプラノのような感じでした。
どちらかというと高い声が得意なのでしょうか。

二人目は、注目の平山莉奈さん(メゾソプラノ)
最初の第一声から違いを魅せつけました。
キム・テウンさんも一人だけ聞いていれば良かったのですが、平山さんの声は、粒立ちが良く、旋律を正確に聴かせます。
メゾソプラノでなければ出せない味です。
やっぱりスゴイな、と感じさせられました。
最後は、ロッシーニのチェネレントラ(シンデレラ)からでした。
ロッシーニのシンデレラは、王子が結婚相手を探すために、従者と入れ替わって、候補の素性を調べる話で、ガラスの靴の話とは違いますが、オペラは、コミカルに楽しめる演出に仕上がっています。
今回の最後の部分には、平山さんの美声と、三十数ヘルツの大太鼓との掛け合いになって、また、改めて違う味を出してくれました。
ロッシーニは、オーディオ的にも仕掛けをしていたのですね。
やっぱり平山さんはすごかった。

三人目は、やはり注目の今井実希さん(ソプラノ)
天地創造の一節は、平山さんと比べて微妙な粗さを感じましたが、美しい声で丁寧に歌いあげてくれました。
つぎに、ファウストから、マルガリータが悪魔に騙されて狂ってゆくところです。
童心に返るようなところから狂気に至るまで熱唱してくれました。
やはり、魂をゆさぶる歌唱でした。
ひとつ気付いたのは、今井さんの歌唱で、オーケストラが引き立つことです。
今井さんの歌唱の間のオーケストラは、見事に朗々と響いていました。
帰宅後、同じ部分をシェリル・スチューダーのCDで聞いてみました。
今井さんのほうがずっといいじゃない!

休憩を挟んで、男声へと続きます。
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ユシュマノフ(バリトン)さんは、相変わらず安定した歌唱で、声量も十分あります。
上手い。本当に上手いです。
最後は、長めに時間をとったドン・カルロで締めてくれました。

いよいよ最終は、アン・ジョンミンさん(バリトン)
二次予選では、違和感がつきまとい、何故最終予選に残ったのか分からないと思っていました。
しかし、決勝では様子が違います。
声は朗々と響き、多くの人の心を掴んだようです。
最後は、ドン・カルロで、ユシュマノフさんと同じでした。
個人的には、ユシュマノフさんのほうが、声量も十分で上をゆくかなと思いました。

結果は、最後まで待たずに帰宅して、インターネットサイトで見ました。

圧倒的と思った平山さんは選外。何故?
きっと専門家の先生たちには気に入らないところがあったのでしょう。
それにしても残念。

一位は、アン・ジョンミンさん。
聴衆賞も獲得しました。

二位はユシュマノフさん。

三位は、今井さん。

聴衆賞の投票は迷った末に、今井さんにしました。
平山さんより荒削りな感じがしましたが、情熱が素晴らしかったし、私の魂を揺すぶってくれました。
しかし、三位に終わったのは残念。

個人的には、平山さん、今井さん、ユシュマノフさんでした。
妻は、平山さん、の次は、ユシュマノフさんか今井さんだと思っていたそうです。

私が座っていた後ろの席の若いカップルは、アン・ジョンミンさんに感激したと話していました。
一位のアンさんは、是非とも日本が好きになって帰って欲しいとおもいます。

結果と関係なく思ったことを書いておきます。
コンクールでは、オペラをまるまる一曲というわけにはいかないので、アリアを選択して歌います。
しかし、私は、オペラ作品を全体として聞くタイプなので、全体を通してある程度覚えてしまった曲以外では、アリアだけ聞いても魂が揺すぶられることは難し場合が多いです。
ヴェルディなどは、よく聞くのですが、アリアだけ抽出して聞くことがないので、部分的に聞いても、魂が揺すぶられることはあまりありません。
それに対して、今井さんが熱唱してくれたファウストは、全体を通して何度も聞いているので、一部を聞いただけで、他の部分も一瞬のうちに記憶として体を流れてゆきます。
こうして魂を激しく揺すぶられることになります。
だから自分は、専門家のように、広い視野で評価することができません。
しかしながら、歌手は、ファンを獲得することが、仕事の評価を高めることでもあるので、私のような中途半端な知識の人をファンとして獲得しなければなりません。
今年の大会では、平山さん、今井さん、そして惜しくも二次予選で敗退してしまった、倉本絵里さんに魂を揺すぶられ、ファンになってしまいました。
私は、聞くときに、実際の演奏とともに、自分の記憶と記憶を通した妄想とが融合した混沌状態になります。
魂が揺すぶられないと、記憶や妄想が出てこないので、上手いと思ってもそれだけになってしまいます。
コンクールで優勝しても、先は厳しいでしょうが、優勝に届かなかった人でも、どんどん活躍して多くの人々の魂を揺すぶり続けてゆくことを期待します。
こうした、隠れた才能が、世に出るお手伝いをしたいと切に願っています。

自分のオーディオ趣味は、自分の感動の記憶を呼び覚ますためのものです。
ということで、10月15日(土)のオフ会には是非ともいらしてくださいね。

オフ会の日程が間違っていました。変更して調整します。
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by mcap-cr | 2016-08-23 23:38 | コンクール | Trackback | Comments(0)
オリンピックでの日本人選手の活躍は凄いですね!
始まる前は無関心でしたが、始まってみると、日本人選手の活躍に感動し放しです。
今日は、陸上男子400mリレーで、山縣亮太・飯塚翔太・桐生祥秀・ケンブリッジ飛鳥の4選手が米国を蹴散らして何と銀メダルでした。
米国は、引き継ぎ違反があったようで、失格にはなりましたが、日本チームは引き継ぎ違反の米国を抑えて繰り上がりでない2着とは驚きました。
ボルト選手が速過ぎなければ金メダルだったかもしれません。
本当におめでとうございます。
オリンピックで勝つ人たちは、本当に嬉しそうに日の丸を振り回し、金メダルの人たちは、君が代を力の限り歌います。
アスリートは真の日本人だな、と嬉しくなります。
偽日本人の似非サヨクは気絶するでしょう。

一昨日は、東京音楽コンクールの採点に疑問を持ちましたが、残念だった方たちも、今後を逞しく生き抜いて欲しいと思います。
何とかお手伝いしたいと思いますが、今のところはブログで応援するくらいでしょう。
未来のスーパースターへ歌手たちも頑張れ。

本題に戻って、音場型スピーカーシステムの調整を続けています。
システムの方向をいろいろ変えて気付きましたが、段違いに並べた、スピーカーユニットの高さには順番があるようです。
設計段階では、左側で下記の図のようなスピーカーユニットのレイアウトを考えていました。
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しかし、これではどうも音場感がよくありません。
なるべく直接音を放射するユニットの位置を高くしたくてこのようにしたのですが、実際に方向を変えながら聴いてみると、間接音を振りまくユニットは、直接音を再生するユニットより高くなければ音場感が良くないようです。
しかし、全体の方向を変えると、バスレフダクトが横を向いてしまうので、上部構造だけを回して、ダクトの位置は、設計通り後ろ向きにすることにしました。
結局、ユニットのレイアウトは、左側システムの場合、
元設計:正面ユニットが中央位置、右後ろが低位置、左後ろが中央位置、左前が高位置
変更後:正面ユニットが低位置、右後ろが中央位置、左後ろが高位置、左前が中央位置

となりました。
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直接音再生ユニットを最低位置にして、間接音再生ユニットは、螺旋状に徐々に上がってゆく、UP4Dのレイアウトに近付けるのが正解のようです。

しかし、工作は面倒でした。
L型の金具は、皿ネジを付けるよう、円錐状の穴になっていますが、これでは、少しの誤差も許されません。
工作の難易度は、付けるだけで、C難度でしょう。
これが複数付くと、F難度かG難度まで上がってしまいます。
設計通りの加工では、組立ててから金具の孔に合わせて鬼目ナットや爪付きナットを付けましたが、方向を変えると、こんな感じになります。
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機械加工とかでなければとてもムリな精度です。
ですので、円錐状の穴を馬鹿穴に変更しました。
加工の危険を減らすため、角柱にボルト・ナットで固定しましたが、荷重で角柱は大きく変形しました。
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最終的には微調整して収めようと思いますが、今のところはこんな感じで一応付いています。
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はみ出ている黒いのは、スポンジゴムで、加工精度の悪さをカバーして音漏れを防ぐのに使われています。
これも最終的には目立たないよう付け直します。

音は、見違える(聞き違える?)ようになりました。
また、低音の出方は凄まじく、久しぶりに床が振動するようなシステムが出来上がりました。
本当の目的は音場感だったのですが、低音がしっかり再生されるに越したことはありません。
見た目も墓石のようで、『南無妙法蓮華経』とか書きたくなりますが、音楽が生きています。
しっかりつくればいいものが出来るんだ。
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by mcap-cr | 2016-08-20 14:59 | 音場型 | Trackback | Comments(0)
今日は、東京文化会舘小ホールで第14回東京音楽コンクール、声楽部門第二次予選が開催されました。
東京音楽コンクールには、何年か前からハマりはじめ、声楽部門だけは、必ず二次予選から聞くようにしています。
入場料はなんと500円。とってもリーゾナブルです。

今年は、12人が第二次予選に進んでいます。
結果はもう出ているのですが、聞きながらとったメモを見ながら、結果を知る前に感じたことをそのまま書きます。

時間は、午前11時から、一人につき15分ほどの歌唱、演奏です。

最初は、ソプラノの安斎里江さん。
立派な体格の方です。
ヘンデル、トスティ、モーツァルトと歌いましたが、緊張のせいか、声量が足りなかったようでした。
伴奏のピアノも少し軽く感じました。

2人目は、昨年、決勝で聴衆賞に輝いた、メゾソプラノの平山莉奈さんです。
ベッリーニ、コルンゴルト(2曲)、Rシュトラウスと続きました。
やっぱり平山さんの歌唱力は、抜群でした。
声の美しさ、旋律の明確さ、声量、どれをとっても抜群で、平山さんを聞くだけでも来た甲斐がありました。
私の涙腺を激しく刺激したのは、全出場者の中で3人だけで、その中でも特別な感動がありました。
ロイヤルオペラあたりで歌ってほしいな、と妄想していました。

3人目は、メゾソプラノの大賀真理子さん。
ベッリーニ、レスピーギ、ヴェルディと続きました。
声量、歌唱力は、抜群。
衣装や髪型がイマイチに感じられたのは残念でした。
女房は、大賀さんの決勝進出を予想していました。

4人目は、バリトンのアン・ジョン・ミンさん。
声が良いと思いましたが、リズムに揺らぎと違和感を感じました。
また、仕草や表情が好きになれませんでした。
見ながら聞いていると、揺らぎや違和感が強かったので、最後は目を瞑って聞いてみましたが、やっぱり違和感は無くなりませんでした。

5人目は、バリトンのヴィタリ・ユシュマノフさん。
ソ連時代のレニングラード出身です。
声量、安定感が抜群でした。
女房の聞きどころのツボにハマったようで、耳にビリビリときたそうです。

昼休みを挟んで、次の4人に進みます。

6人目は、チョン・インホさん。
声の良いバスで、歌唱力が素晴らしく、よく通る声で、会場に響き渡りました。

7人めは、ソプラノの倉本絵里さん。
モーツァルト、ロッシーニ、ブリッジと続きます。
本日、私の涙腺を激しく刺激した2人目です。
美声、しっとりした情感、旋律の丁寧さ、どこをとっても素晴らしい。
いままで聞いたソプラノの中でも秀逸でした。
この方には、フォルクスオパーで歌ってほしいと妄想していました。

8番めは、ソプラノの石岡幸恵さん。
美声で旋律も正確でした。
声量もあり、素晴らしい歌唱でした。

9番めは、メゾソプラノのキム・テウンさん。
ブラームスで、深々とした歌唱を披露してくれました。

20分の休憩を挟んで最後の3人です。

10番目は、テノールの澤原行正さん。
少し声量が足りなかったのと、失敗した(ように感じた)のが残念でした。

11人目は、ソプラノの梶田真未さん。
R・シュトラウス、ヴォルフ、ヴェルディと続きます。
深々とした美しい声と明瞭な発音が魅力です。

12人目は、ソプラノの今井実希さん。
ヴェルディとリストの2曲です。
よく通る美声、華やかで、メリハリのある歌唱には唯々驚きました。
私の涙腺を刺激した3人めです。
この方には、メトロポリタン歌劇場で歌ってほしいと妄想していました。

決勝に進むのは4人と仮定して、私は、
平山さん、ユシュマノフさん、倉本さん、今井さんの4名が決勝に進むであろうと予想していました。
女房は、平山さん、大賀さん、ユシュマノフさん、今井さんの4名を予想していました。

さて、結果は、メールマガジンをそのまま引用します。
■東京文化会館メールマガジン 2016.8.18 Vol.367

第14回東京音楽コンクール 第2次予選 声楽部門 審査結果発表!

将来の音楽界を担うアーティストの発掘と育成・支援を目的に開催する東京音楽コンクール。
本日は第2次予選声楽部門を開催し、本選の出場者が以下のとおり決まりました。

また、本日より1月9日に開催する「第14回東京音楽コンクール優勝者&最高位入賞者コンサート」の
チケットを販売しています。ぜひお買い求めください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 第14回東京音楽コンクール 本選
 声楽部門出場者(第2次予選出場順)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 平山 莉奈(メゾソプラノ) HIRAYAMA Rina, Mezzosoprano
 【本選演奏曲目】
  G.ドニゼッティ:歌劇「ラ・ファヴォリータ」より “私のフェルナンド”
  V.ベッリーニ:歌劇「カプレーティ家とモンテッキ家」より “君だけに、僕のジュリエッタ”
  G.ロッシーニ:歌劇「チェネレントラ」より “悲しみと涙のうちに生まれ”

 アン・ジョンミン(バリトン) AHN JeongMeen, Baritone
 【本選演奏曲目】
  G.ドニゼッティ:歌劇「ドン・パスクワーレ」より “天使のように美しい娘”
  R.ワーグナー:歌劇「タンホイザー」より “死の予感のように~夕星の歌”
  G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “私の最後の日が来ました~私は死に行きます”

 ヴィタリ・ユシュマノフ(バリトン) Vitaly YUSHMANOV, Baritone
 【本選演奏曲目】
  G.ヴェルディ:歌劇「仮面舞踏会」より “おまえこそ心を汚すもの”
  G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “私の最後の日が来ました~私は死に行きます”

 キム・テウン(メゾソプラノ) KIM Taeeun, Mezzosoprano
 【本選演奏曲目】
  A.ベルク:「初期の7つの歌」より “ナイチンゲール”
  R.シュトラウス:「8つの歌」より “献呈” Op.10-1
  J.マスネ:歌劇「ウェルテル」より “さあ涙を流させて”
  G.ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “おおむごい運命よ”

 今井 実希(ソプラノ) IMAI Miki, Soprano
 【本選演奏曲目】
  J.ハイドン:オラトリオ「天地創造」より “いまや野は瑞々しい緑を差し出して”
  C.グノー:歌劇「ファウスト」より “トゥーレの王~宝石の歌”

 8月23日(火)18:00開演
 東京文化会館 大ホール
 指揮:鈴木織衛
 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

 ※本選の出場順は確定後、ホームページで発表します。
 http://www.t-bunka.jp/sponsership/spo_160823.html


素人である、私や妻の予想とは少し違います。
いや、大きく違うと言うべきか。
絶対になかろうと予想した人も決勝に上がりました。

専門家の審査っていったいどうなんだろう?
外国人を上げないと国際にならないとか思った、とかいうことではないと思いたいです。
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by mcap-cr | 2016-08-18 21:36 | コンクール | Trackback(1) | Comments(0)
今週は昨日を除いて休暇をとっているので、昨日夜遅く、とりあえず音が出るようにしてみました。
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出来栄えは写真のような感じで仕上げればそんなに悪くないかとは思います。
最初に音を出したときは、音がボヤけていました。
高音のきついソフトを聞いてみたり、低音のよく出るソフトを聞いてみたりしましたが、いまいちボケていてよく分かりません。
接続ミスを疑い、乾電池で直流電圧をかけて、振動板の動作方向を見ましたが全て同じ方向に動くので、間違いはないようです。
スピーカーユニット取付の増し締めを実施してもあまり変わりません。
しかし、少し聞いていたら段々と音が良くなってきました。
要するに、鳴らしはじめの音がボケていたということでした。

一夜明けて今朝から聞いてみると、昨夜よりは良くなってきています。
弱かった高音域も少しずつはっきりしてきたようです。

低音は、かなり強烈に出ます。
オルガンを聞いたところ、32~33Hz位までは出ているようです。
設計値のローエンドが35Hzだったので、少しレンジは広くなりました。
低音再生が目的ではなかったのですが、ないよりはあったほうがいいでしょう。
鬼太鼓座の太鼓の低音も結構でますが、狭い部屋では聞く位置で低音の具合がまるで違うので、広い部屋でないとちゃんとした評価は難しいでしょう。

問題の音場感は、期待以上に出ています。
細身の共鳴管のUP4D-PRには音場管で負けますが、PUP4D-CRでもかなり頑張っています。
これを書いている間にも音がどんどん良くなってきているので期待が持てます。

全体のコストは正確には記録していないのですが、板材は、全部で一万円はかかっていないと思います。
直径50mmの配線端子材は、麻布オーディオの閉店で、1個250円のものが購入できず、コイズミのペア1000円という高価なものになってしまいました。
L型の金具や爪付きナットなどを含めて箱や内部配線部材が1万円くらい、スピーカーユニットが8本で2000円でした。

スピーカーユニットのF77G98-6(東京コーン紙製作所)は、8本でもFE83Enの1本より安いのですが、取付の面倒臭さを我慢すればいけないことはありません。
音はむしろFE83Enより好きな人も多いでしょう。

全体的には、何となく成功したような感じがします。
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by mcap-cr | 2016-08-17 11:12 | 音場型 | Trackback | Comments(2)
土曜から今日まで実家に帰っていました。
実家には、PUP4D-CRの原型であるUP4D-PRが置いてあります。
UP4D-PRは、1本200円のスピーカーユニットを片側4本使用した共鳴管システムで、これを最初に聴いたときは心底驚きました。
まるでホールで聴くような音場感は、他を寄せ付けないと思います。
それをまた実家で聴いてみて、やっぱり、UP4D系列はステレオ再生の本道ではないかと思うようになりました。
そこで、帰宅後に、PUP4D-CRの工作を再開、組立は一応完了しました。
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そこで、明日以降、仕上げを延期して先に音を聴いてみようと思います。
写真の手前にある副空気室の孔の部分をポンと叩くとかなり低い共振音が出ます。
これは結構厚みのある音が出るかもしれません。
楽しみになりました。
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by mcap-cr | 2016-08-15 21:41 | 音場型 | Trackback | Comments(0)

幽霊が

土曜から今日までひとりで実家に帰っていました。
実家は母親が一人ですが、少し前まで兄が同居していました。
いまはもう三回忌も済んでいるのですが、亡くなった直後には、いろいろと気味の悪い出来事がありました。
私は、亡くなった兄とは仲が良かった訳ではなく、二十年位口を利いたこともなく、そのまま別れになってしまいました。
一軒家では亡くなった部屋の片付けは大変で、ゴミをまとめても、同居していないと出すこともできないので、まだかなりの部分が手付かずです。
そんなとき、実家に泊まったことがありました。
何となく気味が悪いのですが、ようやく寝付いたら、目覚まし時計が鳴っています。
何が起こったか要領を得ず、しばらく起きていると、再び鳴ったので、犯人がわかりました。
目覚ましをセットしたわけではなく、母も何ヶ月も目覚まし時計は鳴ったことがないと言っていました。
その目覚ましは、電池を抜いて、廃棄しました。

で、今年も泊まりに行くと、窓の外に幽霊が...
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女房の好きなパグの幽霊でした。
この幽霊は、網戸で、住み着いている野良猫が引っ掻いてバラバラにしたけっかパグになったようです。
今年は、この幽霊以外は出ませんでした。
よかった...
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by mcap-cr | 2016-08-15 17:57 | その他 | Trackback | Comments(0)

意外に面倒な工作

PUP4D-CRの新作もいよいよ形ができあがってきました。
面倒なのは、主空気室と副空気室とを結合するためのナットの取付でした。
L型の金具で連結するので、ネジ穴の数が多く、片チャンネルだけで、32箇所の孔開けとナットの取付が必要です。
しかも、穴の位置が近いので、爪付きナットを並べることができません。
そこで、2つ並んだ孔のうちひとつを爪付きとし、もう片方を鬼目ナットとしました。
鬼目ナットは爪付きナットよりは弱いものですが、この程度なら使えるはずです。
集合住宅なので、打込む騒音を出せず、1つずつボルトを使って捻りながら引っ張りました。
外れたら二度と取り付けられない構造なので、全て、金属用のボンドを着けてから取り付けました。
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副空気室のほうも、桟を残して、全面の接着を開始しました。
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今日は実家に泊まりなので、後は帰宅してからの作業です。
残作業は
(1)桟木の取付(片チャンネル4箇所)
(2)表面仕上げと塗装
(3)スピーカーユニットの配線と取付
(4)主空気室と副空気室との接合
まだまだ面倒な作業が続きます。
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by mcap-cr | 2016-08-14 00:18 | スピーカー工作 | Trackback | Comments(0)
今日は涼しかったですね。
東京音楽コンクールの二次予選が来週行われます。
その翌週には、本線決勝戦ということになります。

第2次予選(東京文化会館少ホール)
声楽部門 8月18日(木)11:00
金管部門 8月20日(土)11:00
ピアノ部門 8月22日(月)11:00
入場料500円(自由席)

本選(東京文化会館大ホール)
声楽部門 8月23日(火)18:00
金管部門 8月25日(木)18:00
ピアノ部門 8月28日(日)17:00
入場料2000円(自由席)


音楽コンクールの熱さは、聴いてみなければ絶対に分かりません。
これほどまでに、熱く、圧倒的なのか、最初に聴いたときは、感動と驚愕のあまり頭のなかがグラグラになりました。
しかも、二次予選はたったの500円、本選でも2000円です。
これは聴くしかないでしょう。

詳細は以下に出ています。

http://www.t-bunka.jp/onkon/onkon.html

昨年は聴衆賞に終わってしまった平山莉奈さん(メゾソプラノ)、ことしは行けるかな?
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by mcap-cr | 2016-08-11 20:58 | コンクール | Trackback | Comments(0)
PUP4D-CR:
Pseudo-Unparallel 4-Direction Cavity Resonator
擬似的段違い4方向バスレフ
何だか分かりませんが、進んできました。
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いつものように端金で圧着して接着します。

今回は、副空気室と主空気室とが別々の構造物で、ネジ止めして組み立てるので、全体的にはこんな感じになります。
a0246407_20332122.jpg

これが正面で
a0246407_20332550.jpg

これが背面の様子です。
既に発表したUP4D-PR(Unparallel 4-Direction Pipe Resonator:段違い4方向共鳴管)とは違い、正面のスピーカーユニットとその反対面のスピーカーユニットが段違いになっていません。
この差が音場感にどのような影響を及ぼすのか、やってみないと分かりません。
UP4Dの共鳴管は、全体が細長く、スピーカーユニットの背面の音が共鳴管の上側から盛大に出ているはずで、それが音場感の拡大に繋がったと思います。
PUP4Dは、多自由度バスレフ型なので、背面の音は、低音以外はあまり漏れません。
それに、空気室を構成するために、スピージャーユニットの取付部分が太くなっています。
違いは、段違い取付の方法以外にもたくさんあります。
しかも、前回使用した1本200円のユニットは品切れのようなので、今回は、ペア500円(1本250円)という25%も高額な贅沢品を使用します。
口径は、UP4Dが7cm相当なのに対し、PUP4Dは8cm相当ということで、また、多自由度バスレフを使用するので、低音の増強効果は大きいと思います。
全体としては、音場感は悪くなる代わりに、低音が豊かになって、普通の鳴り方になってくるのではないかと予想します。
あと少しのようですが、残作業として、
(1)副空気室の孔開けと鬼目ナットの取付
(2)副空気室の側板の接着
(3)表面仕上げと塗装
(4)スピーカーユニットの配線と取付
(5)上下空気室の合体
と結構な負荷が残っています。

最近は工作が億劫ですが、楽しめるでしょうか。
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by mcap-cr | 2016-08-11 20:47 | 音場型 | Trackback | Comments(0)