バスレフ研究所 Personal Audio Laboratory mcap.exblog.jp

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR
プロフィールを見る
画像一覧

<   2016年 09月 ( 7 )   > この月の画像一覧

PUP4D-CRをPUP5D-CRに改造して気づいたことがありました。
改造した内容は、
PUP4D-CR : 3"ユニット×4(シリパラ8Ω)
PUP5D-CR : 3"ユニット×4(シリパラ8Ω)+5"ユニット×1(8Ω)を並列接続(合計で4Ω)

3"ユニットには、東京コーン紙製作所の廉価品を使用しています。
正確な振動板面積はわかりませんが、28〜30cm2程度でしょう。
5"ユニットには、イタリア製のものを使用しており、これも正確にはわかりませんが、82〜90cm2くらいと思います。

PUP4Dでは、3"ユニットがシリパラ接続されていたので、総合インピータンスは、1本の場合と変わらず、単独使用の場合とくらべて1本あたり1/4のパワーが入力されていました。

PUP5Dでは、これに5"の8Ωユニットを並列接続で加えたので、ヴォリウム位置が同じ場合、3"ユニットの入力パワーは変わりがなく、5"ユニットには、3"ユニットの4倍のパワーが入力されています。
このことで、聴感上の能率はかなり高くなり、ストレスのない鳴り方になりました。
ところが、低音の量感は、むしろ減ってしまいました。
最初は、高域が強くなったために相対的に低音の量感がすくなく感じられるのかと思っていました。

しかし、それだけではなさそうです。
いろいろ考えてみてその理由に行き当たりました。
つまり、PUP5Dの3"ユニットは、5"ユニットの1/4しかパワーが入っていないのだから、相当面積も小さく評価しなければならないのです。
だから、PUP5Dの振動板面積は、3"×4+5"×1(約200cm2)ではなく、3"×1+5"×1(約110cm2)というのが正しい考え方に近いと思います。
元のPUP4Dは、入力パワーは1本あたり1/4ですが、これは、他の振動板がないので、相対比較ではなく、絶対的な面積和とかんがえることができ、3"×4(約120cm2)と、実質的には、PUP5Dよりも実効の振動板面積は大きいと考えることができます。

そもそも、振動板面積と、箱の容積との関係をどう捉えるか考えてみると、振動板の変位による、容積の変化が問題なのであって、重要なのは、
dV/V=Ax/V
ただし、
dV : 振動板の変位による容積の変化分
V : 箱の容積
A : 振動板の実効面積
x : 振動板の変位
ということです。

ですから、複数の振動板があっても、入力が小さければ、変位が小さい分面積を低く見積もらなければなりません。
また、大口径の場合には、変位も大きいと考えられるので、合計の振動板面積が同じでも、箱の影響は同じとは限らない、と考えるほうが良さそうです。

こうしたことは議論されているのを見たことがありませんが、今後は議論を詰めてゆく必要がありそうです。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-25 09:30 | 音場型 | Trackback | Comments(0)

PUP4DからPUP5Dへ

昨日は苦労しながら、PUP4D-CRの改造を実施しました。
上部に点検口を付けてそこから内部のスピーカーユニットを着脱しようということでしたが、ふと思い付いて、点検口に第五のスピーカーユニットを付けることになりました。
第五のユニットは、手が入る穴のサイズであることが必要なので、必然的に5"ユニットになりました。
4.5"でも手が入れば大丈夫だと思いますが窮屈なので5"がちょうどよいと思います。
本当は4"でも良いのですが、手が入りにくそうです。
5"ユニットは手持ちで使用していなかったイタリア製CANTAREの5FR MK IIを使用しましたが、このユニットである必要はありません。
国産品では5"は選択肢がすくないのが残念です。

この第五のユニットは、上向きなので直接音が耳に入りにくいはずです。
それでも他の3"ユニットより、数デシベル以上音圧が大きいはずなので、抵抗を直列に接続してレベルを落とそうと考えていました。
接続端子だけ付けておいて、あとで、と思っていましたが、聴いてみると、全然問題ありませんでした。
結局、抵抗なしで、そのまま5本のユニットを繋いでいます。
下の3"の4本はシリパラで8Ω、これにパラで5"の8Ωを接続します。
総合のインピーダンスは4Ωと低めですが、最近のアンプは4Ωを基準にしているので、問題はありません。
テスターで直流抵抗を測ったら4Ωでした。
結局、下の図のような完成図となりました。
a0246407_0143396.png

このシステムは、下側の4本のうち2本を除いて段違いで4方向を向け、5"を1本上方に向けます。
これで、5方向(5-derection:5D)となったので、PUP4D-CRの名称は、PUP5D-CRに変更になります。
この第五のユニットが音場に素晴らしい効果を発揮します。
しかし、この上向きのユニットだけではあまり効果がないことは、何度か確認しているので、下の段違い4方向のユニットがなければこの効果はありません。
音場は、上下と奥行きが感じられ、スピーカーシステムの外側にも広がります。
特に、ライブの拍手などは、違和感なく広がります。
オペラの録音は抜群で、日曜は午前2時まで、ルスランとリュドミラを聴いていました。
祭日の月曜は、朝から続きを聴いて、夜は、同じくグリンカのイワン・スサーニンを全曲聴いてしまいました。
音だけ言えば、自分のメインである、Feastrex励磁型をMCAP-CRに収めたシステムには敵わないのですが、音場はこのPUP5Dのほうが上です。
このシステムは、コスト・パフォーマンスは無敵といって良いのではないかと思います。
こういうシステムを持つと、専用のリスニングルームが欲しくなります。
叶わぬ夢ですが。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-20 00:25 | 音場型 | Trackback | Comments(0)

PUP4D-CRをさらに改造

昨日から、PUP4D-CRに塗装をしていました。
塗装のためには、上下を分割してスピーカーユニットを全部外しなければなりません。
スピーカーユニットは、全部内側から付いています。
狭いところから手を入れてネジを締めなければなりません。
これが面倒です。
再組立はさらに大変です。
しかし、折角なので塗装することにして、えい!っとやってみました。
今回は、少し改造して、上部から手を入れて分解組立が不要になるよう考えました。
上側に手が入る穴を開ければ何とかなりそうです。
天板は、一辺が150mmですから、CD(12cm)くらいのサイズなら何とかなりそうです。
ということで、分解塗装ついでに上部にジグソーで穴を開けました。
実はこのとき思いついたことがあって、ついでにやってみました。
12cmの穴を開けるなら、そこに13cmのユニットを取り付けられます。
音場型と称するもので、スピーカーユニットを上部に向けただけのものがあります。
何度か聞いたことがありますが、音場効果はいまひとつに感じていました。
しかし、PUP4Dに追加なら上下に音場が広がるはずです。
ということで、余っていて使う予定のなかった、イタリア製のCANTARE(歌う、という意味の動詞の不定形)というメーカーのユニットを使います。
大分前にドイツから個人輸入したもので、結構高価でした(送料別で1本100ユーロくらい)。
見た目はおもちゃみたいで安物です。
実際に見たら買ってなかったろうと思いますが、写真ではダイキャストフレームの高級品に見えました。
実際は、ダイキャストプラスチックのフレームで1000円くらいにしか見えません。
音圧は、あとで抵抗でも入れて調整しよう。
さて、苦労しながらも音だしをしてみました。
a0246407_23453687.jpg

ん。
これは。
オペラ座の音場そのものです。
高音は上から反射して聞こえるし、ステージの奥行きも分かります。

うーん。
PUP4D-CRではなく、PUP5D-CRになってしまったが、まあいいか。
これだったら、UP4D-PRと音場感ではいい勝負かもしれません。
落ち着いて書いていますが、これを聞いてしまうと、普通のステレオ再生っていったい何だったのかと
疑問を持たざるを得ません。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-19 00:05 | 音場型 | Trackback | Comments(0)
おおたんの自作オーディオの記事を読んで気付かされました。
この記事は、実にわかりやすく音場型の目的と効果が説明されています。
何故音場型は後ろにもスピーカーユニットが付いているのか。
その理由は、全ての楽器は後ろからも音が出ているから。
確かにまったくご指摘通りです。
自分は、音響ホールでの実体験に基いて、壁からの反射音を出そうと思っていました。
しかし、それだけでは、理由として弱いなと思っていました。
確かに、楽器は四方八方に音波を出しています。
それに近付けたのが、UP4Dだったということです。
UP4Dは段違いが条件なので、段違いにしない、P4D(Parallel 4-Direction)も可能ですが、これをUnparallel(段違い)にすることで高まった効果は、壁からの反射音を模したところなのかもしれません。

いずれにしてもPUP4Dを含むUP4Dの費用対効果は凄まじく、かなり高価なシステムと比較しても、ある部分では、勝ってしまいます。

やっぱり、素直に考えればいいんだな。

ということでした。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-13 12:37 | 音場型 | Trackback | Comments(0)

茶漉でコーヒーを淹れる

6月に、ボスニア・ヘルツェゴビナに旅行したときに、コーヒーを淹れる道具を買ってきました。
この道具の名前は知りませんが、同じようなものは、ギリシャやトルコでも使われています。
日本ではあまり見ないので、自分は、たこ焼きの溶いた粉を型に入れる道具を使っていました。
それでも良いのですが、やはり専用の道具のほうが格好が良く気分的にも美味く感じるものです。
まずは、ヤカンで沸騰させた湯を、コーヒーの粉を入れたこの道具に注ぎこみ、ごく弱火で再び沸騰させます。
a0246407_14363016.jpg

つぎに、茶漉を通して一気にカップに注ぎます。
a0246407_14373014.jpg

茶漉なので、粉は結構網目を通り過ぎますが、飲めないことはありません。
そもそも、東欧では、粉が多く残ったコーヒーを普通に飲んでいるわけだし。
a0246407_14382032.jpg

自分の場合、紙フィルターでしっかり濾したものより、茶漉でざっくりと濾したもののほうが口に合います。
実は、東欧の本場でのコーヒーの淹れ方をしらないので適当にやっています。

最近は、コーヒーとかゆっくりと飲むことは少なくなっていますが、これはこれで美味いと思います。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-11 14:41 | その他 | Trackback | Comments(0)

嘘はダメだよ

いま、民進党(偽物)の代表選挙で、蓮舫の二重国籍が問題になっていますが、いろいろなウェブサイトを見ると、蓮舫は、二重国籍を認識しながら利用してきたようです。
二重国籍を放置すると、日本国籍が無効になる場合があるというのですから、違法状態を放置した国会議員には、是非とも国籍取り消し第一号になってほしいものです。

相変わらず捏造マスコミは蓮舫の二重国籍擁護に必死です。
二重国籍でないとか、二重国籍がなぜ悪い、とか、捏造情報を織り交ぜながら、必死に擁護する理由は何なんでしょうか?
蓮舫は、どこかのスパイにしか見えないのですが。
スパイを擁護し、テロの共謀を処罰する法律に反対する放送局や新聞社は害しかありません。
嘘・捏造の団体は反社会団体に指定しましょう。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-11 14:13 | その他 | Trackback | Comments(0)
PUP4D-CRの新作を作ってみて改めて基本が大切なことがわかりました。
この新作の設計は良いと思います。
しかし、材料はやっぱりイマイチだったようです。
最近は、安く、軽くすることに重点を置いていました。
ですから、今度の新作は、上部が桐の集成材という超軽量級の資材を使用し、下部は、シナランバーコアというこれも軽い素材を使用しています。
コーナー部材には、木材名不明の白木とアガチス、朴(ほお)という三種類の木材を使っています。
三種類の木材は使い分けたのではなく、余っていた材料をを繋ぎあわせただけでのことです。
コーナー部材は特に悪い作用を感じませんが、桐は特に弱かったようで、触るとかなり振動しています。
板材料が振動すると、焦点がボヤケた感じになり、高域がピシっとしません。
設計そのものがうまくいったことは確認できたので、今度は、もっといい板で作ってみたいとか考えています。
いい板とは、重くて、剛性の強いものです。
スピーカーエンクロージャーの材料なら、バーチ合板とか、シナアピトン合板などが良いと思います。
板材の厚みも必要でしょう。
上部構造は、桐の15mmなので、これは材料を変えるだけで良いでしょう。
下部構造は、シナランバーコアの12mmなので、これは15mmくらいにしたいところです。

都心に住んでいると、気軽に板材を買いに行くことができませんから、年に一回のレンタカーでの墓参りのときなどに千葉や茨城のホームセンターで板を買っておきます。
重い板材だと、運ぶのも大変なので、結局、軽い材料が中心になります。

しかし、結局、音を求めると、重くて高価な材料に行き着くのですね。
仕方のないことではありますが。
[PR]
by mcap-cr | 2016-09-11 14:02 | スピーカー工作 | Trackback | Comments(0)