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工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR
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新作の15mm厚バージョン

新作MCAP-CR型の15mmバージョンの図面等を公開しました。
仲々気に入っています。

標準型 MCAP-CRシステムの製作例-6  (13cmフルレンジを使用したシステム)
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# by mcap-cr | 2012-06-03 17:18 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

アンプの聴き比べ

新しいメインのシステムが出来たので、懸案になっていたアンプの比較をしてみました。

前回は、ユニエル電子のPA-036というとっくに生産完了のパワーアンプとYAMAHAのA-S300というローコストプリメインアンプを、FeastrexのNf5Exを使ったメインのスピーカーシステムに繋いで比較したところ、高音域に相当な差を感じた(PA-036のほうが良い)と書きました。しかし、PA-036には、ヘタクソな自作部分があり、ハムが僅かに残っているので、この比較は、不適切だったのかもしれません。

そこで、今回は、同じくYAMAHAのA-S300とAccuphaseのかなり古いP-350とで比較してみました。A-S300はプリメインなので、そのまま使えますが、P-350にはプリアンプが必要なので、CRESCENTのRA1501-Aという更に古い真空管アンプを使用しました。CDプレーヤには、STUDERのD730を使用しました。D730には、バランス出力とアンバランス出力が付いていて、バランスをRA1501-Aに、アンバランスをA-S300に繋ぎます。RA1501-AとP-350とはバランスケーブルで接続しています。これだけ違うシステムなので、自分の駄耳でも違いを感じるかもしれません。簡略化のため、下記のように名前をつけます。

A: YAMAHA A-S300(購入価格2万7千円弱のローエンドプリメインアンプ)
B: CRESCENT RA1501-A(30年位前の真空管プリアンプ(伊藤喜多男さん謹製のもの))+ACCUPHASE P-350(15年位前の定価30万円のパワーアンプ)

スピーカーシステムに使用したFeastrexのNf5Exというスピーカーユニットは、インピーダンス16Ωの5インチフルレンジ励磁型です。ユニット単体価格が2本で50万円弱というもので、部品のコストは、ハイエンドシステムに搭載されているものと同等以上のものです。このユニットは、贅の限りを尽くしただけあって、生の音に近い音色のものです。励磁電源には、Feastrexの純正品を使用(電圧は10V)しました。スピーカーエンクロージャーは、標準MCAP-CR型です。アンプを比較するには十分なシステムと思います。

ウォーミングアップには、CD1枚分の時間をかけました。ただし、我が家は集合住宅で、大きな音は出せないので、ピーク出力でも1W出ているかどうかという小音量です。大出力アンプは全く不要な環境なので、アンプの比較には理想から離れますが、多くの人の実際の使用環境には、案外近いかもしれません。
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最初は、繋ぎ変えながら順番に聞いてみました。Aのほうが少しもやっとした印象かな、と思いながら聞いていましたが、面倒になって、音が出たまま片側だけ繋ぎかえてみると、Aのほうが音量がかなり低いことに気付きました。ヴォリウム位置にして、10度位低い位置で聞いていました。そこで、Aのヴォリウムを調整し、左右にそれぞれAとB、BとAというように変則的に繋いで聴いてみても違和感はありません。これを何度か繰り返しヴォリウムを微調整するうちに、両システムの音量が揃いました。

チェンバロから始め、バロックの室内楽、声楽と比べてみましたが、違いはあるようなないような感じです。家の外の雀のさえずりで感覚がリセットされる位の差です。そこで、フルオーケストラとして、ゲルギエフの春の祭典のトラック11を聞いてみても違うような違わないような...Bill EvansとかBobo Stenson Trioを聴いてみると更に違いが分かりません。自分で繋ぎ変えて、どちらが鳴っているか知っていても違いが分からないのですから、ブラインドテストだったらもっと分からないでしょう。

今回のテストは、小音量という条件がありましたが、グレードや構成に差があるアンプを比較しても自分の聴感では差を検知できないことが分かりました。これは、ローコストアンプの会を開いて公開のブラインドテストをするしかなさそうです。

以下は、今回使用したCDです。
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# by mcap-cr | 2012-05-30 22:10 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(10)

新作の別バージョン

先日完成した標準型MCAP-CRの新作がなかなか気に入ったので、メインシステムをこの形に変更することにしていました。先週、このシステム用にバーチ材を準備し、少しずつ準備していました。
都合によりバーチ材は、15mm厚を使用するので、設計を変更しなければなりませんでした。また、主空気室と第3副空気室とを繋ぐダクトを通すためのトンネルに使用していた96mm経の紙管を使い果たしてしまったので、今回は、その部分の設計も変更しました。

材料には15mmバーチベニアの4x8を1枚の予定でしたが、自分のうっかりミスで間違ってしまったので側板の1枚は、貼り合わせて作ることになりました。
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縦に貼るようなことは通常はしませんが、ボンドはかなり強力なので、しっかり貼れば大丈夫です。

スピーカーユニットは、FeastrexのNf5Exという励磁型のローエンドモデルです。
Feastrexのユニットの取付穴は、単純な円形ではないので、CADで型を作って、型の上から目打ちをしてマーキングしました。このようにすると、取付穴のピッチ径が157.5mmという半端な寸法でも比較的精度良く穴を開けることが出来ます。
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取付用のビス孔は、ウラからあけるほうが爪付ナットが正確に取り付きます。表からあけると自分のウデでは、2mm位ズレてしまいます。また、接続端子の逃げ部分は、前後非対称なので、裏表を間違えないよう慎重にする必要があります。

下は、主空気室と第3空気室とを繋ぐダクトとダクトを配置するトンネルの部分です。トンネル全体がダクトのような動作になっているかもしれませんが、気にしないことにしました。
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ダクトには、クラフトテープを巻き、寸法をフランジの穴に合わせます。巻きすぎるとフランジに入らなくなるので、少しずつ慎重に巻いていきました。濡れタオルでテープに水を付けながらぐるぐると巻くと、ダクトが少しずつ太くなっていきます。コピー用紙を巻いたこともありますが、このほうが圧倒的に作業が速いです。クラフトテープは、以前に妻が銀座のイトウヤで購入していたものを分けてもらいました。現在は、200円弱に値上がりしています。
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ここまで来ると、内部構造が良く見えます。
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今日はここで、終了して乾燥を待ちます。
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今日は、湯島天神のお祭りでした。
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うちの町内会のお神輿です。
自分は参加していませんが、お囃子やワッショイを聴いて、見ていると力が湧きそうです。
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# by mcap-cr | 2012-05-27 18:05 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(4)
新作の標準MCAP-CR型の図面等を公開しました。

製作例 標準型MCAP-CR TR130e

なかなかのお気に入りです。前日の記事通りこれの板厚変更版をを自分のメインに更新する予定です。
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# by mcap-cr | 2012-05-21 22:21 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)
最近製作した、TBの3インチ用の箱が気に入ったので、メインの箱を小型化しようと思っています。
幸いにも15mm厚のバーチ合板が入手できそうなので、前回製作したTR130eを15mm用に設計変更して製作しようと思います。

現在メインとして使用しているのは、自分で設計したTR130cという箱なのですが、これには、以下の問題がありました。
(1) 狭い部屋には大き過ぎた
 幅が276mmあるので、スピーカーの脇に別なものを置くと、出入口が狭くなってしまっています。
(2) 31Hzに比較して40Hz前後の再生レベルが低い
 自分が気に入っている、ハイデルベルクのオルガンのCDを聞くのにこの31Hzが必要なのですが、他のソフトでは大してメリットがありません。殆どの場合、ローエンドは33Hzで十分です。

先日製作したTR130e型では、31Hzはあまり出ませんが、代わりに40Hzはたっぷり出るし、33Hzも再生します。どちらがいいかと云うと好みの差なのですが、多くの場合に31Hzは不要です。31Hzと33Hzとではたった2Hzの差かと思いますが、この差は、高い壁なのです。20Hzと比較すれば大したものではないのですが、低域になればなるほど1Hzの差が大きくなります。
でも一般には、このあたりは問題ではないのです。その証拠に、評論家でも、低域の分解能が悪すぎて全く評価不能な計測データを雑誌に載せていたりします。低音の性質を知らなければ、100Hz位が十分出ていれば、重低音だと思うのです。

そんな訳で、差を気にしてもしょうがない変更ではあるのですが、この際小型化を取ることにしました。
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# by mcap-cr | 2012-05-20 11:28 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)