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昨日は、東京春音楽祭の公演、ディオテマ弦楽四重奏団の演奏会に行きました。
ディオテマ弦楽四重奏団についての予備知識は無かったのでたまたま購入しました。
最初は、ノーノ作曲の『静寂』という現代音楽。
殆どがピアニッシモで演奏される音楽?で、云ってみれば、抽象絵画の何を抽象しているのかわからない感じの音楽でした。
この曲をどうやって合わせて練習するのか、どう聞けば音楽として感じられるのか、難しい曲でした。
最初から最後まで同じ感じで、どこで音楽が展開したのかわかりません。
きっと専門の方には分かるのでしょう。

後半はベートーベンの弦楽四重奏曲第15番でした。
この曲もちょっと難しい曲のように感じられました。
途中まで聴くと、ん?数年前の年末のベートーヴェンの弦楽四重奏曲集で聴いた曲のようです。
そのときは、日本の四重奏団の演奏で、すごくいい曲のように感じた記憶があります。
演奏が違うとこんなに違うのか。
演奏の良し悪しは素人の私には分かりませんが、素人受けする演奏とそうでない演奏があるのでしょう。

ちょっと難しい演奏会でした。

# by mcap-cr | 2026-04-12 14:51 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

先週の土曜は、Buchbinderと東京春祭オーケストラによるヴェートーヴェンピアノ協奏曲演奏会の前半を聞きました。
昨日は、後半の演奏会でした。
曲目は、1番および5番の2曲です。

緊張の第1番は、オーケストラ演奏が先に始まります。
この部分が結構長いのですが、ピアノがオーケストラ演奏の一部としてほどなく始まります。
オーケストラもピアノも生きがぴったりです。
これほどの融合は、生に限らず他の演奏者による演奏者では聞いた経験がありません。
聞いている側には息注ぐ間もなく、曲が続いていきます。
第2楽章の途中で、テンポをすっと変えました。
こういうのは、偉い指揮者にデビューしたかしないかのピアノ演奏家では無理でしょう。
自ら指揮をしてピアノを演奏するので、どのようにでも演奏できますが、それが自然に演奏されます。

通常聞く演奏会の演奏を超越した何かの経験でした。
ソロ演奏やソロに近い構成であれば、こうした息の合い方は、稀に経験できますが、オーケストラとソロとでは、こうした息の合い方は想像できません。
オーケストラを完全に掌握し、音楽の解釈を完全共有でき、なおかつ独奏者もオーケストラも名手でなければこうした演奏は無理でしょう。

最後の5番も同じく自分の想像を超越した演奏でした。
Buchbinderが神様であると感じました。
会場にはそう感じた人がすくなくなかったでしょう。

# by mcap-cr | 2026-04-07 12:26 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

昨日は、東京・春・音楽祭で、ワーグナーの『さまよえるオランダ人』(演奏会形式)を聞きました。
アレクサンダー・ソディ指揮NHK交響楽団
東京オペラシンガーズ
ゼンタ:カミラ・二-ルンド
ダーラント:タレク・ナズミ
エリック:デイヴィッド・バット・フィリップ
マリー:オッカ・フォン・デア・ダメラウ
という演奏者で、見事な演奏でした。
この曲を生で聴くのは初めてで、録音でもちゃんと聴いたことはありませんでした。
演奏会形式なので、筋がわかりにくいところはありましたが、最後は、オランダ人(幽霊)とゼンタの魂が救済され、特に圧巻でした。

今日は、Buchbinderのベートーヴェンのピアノ協奏曲の最終日、1番、5番があります。
東京・春・音楽祭では、毎年散財しますが、こういう物として残らない経験を買うのはいいですね。

# by mcap-cr | 2026-04-06 06:17 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

昨日ブッフビンダーと東京春祭オーケストラによる、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全曲演奏会の第一日目を聞きました。
曲目は、2番、4番、3番の3曲でした。
指揮は、ブッフビンダー本人です。
独奏者による指揮は、聴いた経験がないので、戸惑いましたが、その意図は演奏が始まってすぐに理解しました。
ブッフビンダーは、ピアノを独奏しているのではなく、オーケストラ全体を演奏していたのでした。
オーケストラパートのピアノ部分は指揮者が演奏する。
そういうものだったのか。
協奏曲の独奏者は、腕前を聴かせる印象があります。
腕前と共に、ソロ楽器を際立たせて曲を表現する、オーケストラは、独奏を引き立てる、そういう印象がありました。
ブッフビンダーは、全然違います。
協奏曲は、ソロとオーケストラの対比ではなく、ひとつの曲をオーケストラが演奏する、その中に、ソロ楽器が溶け込んでいる。
そういうものだったのか。
初めて感じた演奏でした。
Buchbinderは、歩くときには少しよたよたという感じですが、ピアノ演奏は、滑らか、歩く動きからは想像ができません。
他の演奏者とは違い、演奏開始前に、呼吸を整えたり、集中する時間をつくったりしません。
始めると決めたらさっと演奏を始める。
このスタイルは昨年聴いたピアノソナタの全曲演奏会のときも同じでした。
オーケストラがあっても、指示したら、すぐに演奏を始める。
大げさな動きは一切ありません。
このスタイルは、他に知りません。

もうひとつ、感じたのは、東京春祭オーケストラの上手さです。
これは毎年感じるのですが、少しの乱れもないだけではなく、ピアノの演奏と完全に融合していました。
音も抜群でした。
春祭オーケストラは、寄せ集めで、若手が多いのですが、若手の腕が抜群なのでしょう。
若手が上手いのは、コンクールで分かるのですが、同じように上手い人が大勢揃い、指揮がまとめるとここまでの音楽を奏でられるのでした。

日本に居ながらにここまでの音楽を普通に聴くことができるのか。
もう最高の芸術を聞きにヨーロッパに行くことではないのか。
時代が変わったことを実感しました。

# by mcap-cr | 2026-04-05 09:13 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

電源のせいか

先日、下記のアンプを購入したことをこのブログに書きました。

このアンプの音を聴いてもやもやの酷さに目眩がしたことを書きました。
いずれはアンプ部分を別な基板に交換するかと思っていましたが、このアンプの電源に通常のACコードに接続以外にDC12Vの接続端子があることを思い出しました。
壊す前にとりあえず、電源をACアダプタにしようと思い、周囲を見ると、Stereo誌の例の付録アンプLXA-OT3の電源アダプタが12Vで、プラグの形状がぴったりと適合します。
アンプ側は12VDC、5Aと書いてありますが、電源ACアダプタ側は、1000mAとあり、足りませんが、これは、単に出力が不足する(かもしれない)だけの話で音は出るはずなので、これで音を聴いてみました。
すると、もやもやをあまり感じません。
デジタルアンプは、電源の質がそのまま反映されるはずなので、内蔵の電源は、質が低いということなのでしょう。
ACアダプタは、1000mA(1A)でも自分の狭い部屋で静かに聴くには問題ありませんでした。

このアンプは、この記事を書いている現在、3,699円と安価です。
なぜ、外部電源と内部電源とが装備されているのかわかりませんが、こうなっているお陰で助かったというか何というか。
もちろん、もやもやをあまり感じなくなっただけで音が良いとは思えませんが、とりあえず使える音になったのは良いことでした。

# by mcap-cr | 2026-04-04 11:53 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。