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分割振動

明日は、オフ会です。
中野ゼロで行うので、興味ある方はいらしてくださいね。
おおむね10時位には準備が終わるだろうと思います。
下記に発表レポートなどがあります。
http://mcap-cr.com/rilsrt/events.html

先日、Fostexのユニットの分割振動、といいう用語を使用したコメントを頂きました。
私は、この分割振動という用語に抵抗があるので使っていません。
このあたりは、私のメインサイトに記述しています(記事)。

同じ内容の繰り返しになりますが、分割振動というのは、連続体の振動の高次モードのことを指しているのだと解釈します。
図は上記のリンクに描いていますが、完全剛体以外は、力を加えることによって変形するので、変形に応じた振動が発生します。
この変形がなければ、スピーカーシステムで音圧をフラットに発生させるのは困難なので、どのようなシステムでも結果としれ高次の振動モードを多かれ少なかれ使っています。
最近の流行りとしては、高次の振動モードの影響を小さくする方向に向かっているようで、振動板がなめらかになっていないのは、振動板の合成を増して高次の振動モードを抑えるためです。
古いタイプのウーファーなどは、同心円状に段をつけていたので、こちらは高次の振動モードを積極的に使う設計だったのだろうと思います。
物事は、どちらかの方向に完全に適合させることは概して不可能なので、こういうものも程度問題で、流行り廃りがあります。
いまは高剛性主義が流行っていても、将来再び高次の振動モードを活用する方式が主流になるだろうと予言しておきます。

また、付け加えると、振動板が分割されることはありませんので、この分割振動という用語は、やっぱり適切ではないのだろうと思います。
分割振動の語源はわかりませんが、どこかのオーディオメーカーが、高剛性振動板のシステムを売り出したときに、従来技術をを否定するために生み出した用語だろうと想像しています。

こういう用語は、聴覚にも影響を与えます。

これはいい音だ、と暗示を掛けられればいい音に聞こえるし、悪い音だと暗示を掛けられれば悪い音に聞こえます。
なかには暗示にかかりにくい人もいるので、『そうなの???』という人もいて、そういう人は、耳が悪いグループに分類されます。

いくつかの再生システムの周波数特性を伏せて音楽を聞かせられたら、いちばん特性の悪いのがトップになるなんていうことも容易に想像できます。
やってみなければわかりませんが。

最初に特性を見せられると、暗示を掛けられるのと同じなので、そういう特性の音に聞こえてしまう訳です。
人間の耳そのものはそこそこの特性かもしれませんが、その信号が脳に伝えられて知覚される段階では予断や他の影響によって変質するので、測定可能な違いがあっても大抵はその差を認識できません。
逆に、暗示を掛けられると、違いがなくても別な音に聞こえるので、開発者は、予断の影響を排除して、測定できる特性だけで決めるほうがいいだろうと思います。

こういう予断の影響は、音楽でも同じことで、超一流の演奏を聞けば、その実態以上にいい演奏に聞こえるだろうと思うし、その一方で、無名の演奏家の演奏を聞けばその程度にしか聞こえないのがあたりまえだと思います。
演奏者が見えないよう目隠しして、超一流の演奏家と新人の演奏を比較したらどういう結果になるか、こういう実験もやってみたいです。
超一流が協力してくれなければ無理ですけどね...


# by mcap-cr | 2019-09-15 06:59 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

HEPAフィルタの輸出管理厳格化か...

前日の記事で、FC30上のVMWare Workstation PlayerでWindows10が起動しなくなったことを書きました。
めげずにVirtual Boxをインストールし、違いをインターネットで調査していましたが、今度はVMWare Workstation Playerで問題なく起動してしまいました。
しかも心なしか速くなった感じがいます。
一体何なんだ?
しかしこれでは、実用上の不安が残るのでVirtual Boxは保留にしてそのままVMWare Workstation Playerで様子を見ようと思います。
やっぱりスキルのなさはどうしようもありません。

母親の退院の日が決まったので、ベッドなどの引っ越しを手配していました。
電動機能のあるベッドだと、引っ越し屋さんはどこも運んでくれないそうです。
軽トラ一台で2人いれば運べると思っていましたが甘かった...
病院に相談すると、医療器具のサービスで対応できるかもしれないとのことで、型番などを調べることにしました。
実家には自分の専用の事務室兼作業場があるので、今日はそちらで作業しながらついでに型番などを調べることにします。

さて、数日前に気になったニュースがありました。
日本政府がK国向けのHEPAフィルタの輸出管理を厳格化しているそうです。
クリーンルームや病院用空調システムに携わった人ならお馴染みのHEPAフィルタです。
タバコの煙に含まれる粒子もキャッチするという高効率フィルタです。
その上にはULPAフィルタというのもありますが、それも当然輸出管理の対象に入っているのでしょう。
HEPAフィルタを日本から買う必要はありません。
米国などでもフィルタメーカーはたくさんあるので、日本からの輸出を厳格化されても困らないはずですが、米国などNATOの国々などからも簡単には輸入できないのでしょう。
フィルタが儲かる産業かどうか分かりませんが、儲からないから国産化しなかったのであれば、K国は価格競争力がなくても国産化するしかないでしょう。

HEPAなどのフィルタ類は、有害粒子の捕捉に使用されるので、原子力発電所で放射性物質の粒子の捕捉にも使用されます。
武器製造のための核開発にも使用されます。
これも国連の制裁対象の国に横流ししていたのでしょうか?

なんかズブズブゆるゆるの管理で、通常国家のやっていることとは思えません。
テロ支援国家と正式に認定される日も近いでしょう。
日本での輸出管理はかなり厳格で、日本製品を米軍基地で使う場合にも輸出管理の対象になります。
米国はホワイト国なのでさほどの手続きはありませんが、米軍用にさえも空調機類を売ってくれないメーカーもあります。
そのメーカーは、輸出用以外には輸出手続きをしない方針なのでしょう。
最初は、見積の段階に輸出用のフォームにあれこれ書くよう指示されましたが、結局そういう手のかかることはやめてしまったようです。
米軍相手でさえこのような状況なのですから、テロ支援国家にもう一息で仲間入りできそうな国にはなかなか輸出しないでしょう。

輸入品がないと製造が不可能な産業があるという状況を見ていると、輸入と国内産業の育成のバランスが大切であることがわかります。
これは危機管理の問題で、輸入のほうが安いからと国内に発注せず国内の産業を潰してしまうのは誤った考え方であると思います。
同様に海外の方が人件費が安いからと安易に製造拠点を海外に移して国内に大量失業させたのがバブル期以降の経営でした。
その結果、国内の購買力が落ちて売上が落ち、全部そういう会社に返ってきている訳ですが、最近は更に、政変によって破壊、略奪されたり不買されたりというリスクに遇っています。
こういう経営を煽ってきたのがマスコミで、そのマスコミに騙される人が悪いのですが、そういう人が経営の中枢を握っていることに危機を感じざるを得ません。

私が若い頃は、経営陣は20年先を見ていました。
その時点では無駄が多くありましたが、そのまま方針が継続できれば現在とはずいぶん違う状況になっていたでしょう。
バブル経済は、人を育てずに外注、その場限りの経営で社会にダメージを与えてきました。
K国はこれがもっとひどい状態なのでしょう。
バブル景気はマスコミの捏造から始まったと解釈することも可能です。
マスコミの逆が正しいという主張を裏付けています。


# by mcap-cr | 2019-09-14 06:48 | 政治 | Trackback | Comments(0)

Fedora 30+VMWare Workstation Player+Windows10

女房の母親の目の手術をサポートするために、女房は一昨日から留守にしています。
私は仕事に行く日は朝4時20分に起きていますが一人ではなんとなく寂しいのでラジオを点けたら、やっていた番組はラジオ深夜便でした...
この時間って教育放送もやってないんですよね。

さて、Fedora Core 30 (FC30)上でWindows10を動かすことがやっとできたので、外部への持ち出し用のWindowsマシンをFC30に代替することにしました。
Windowsを使い続けている理由は、Windowsでなければ動かないソフトを使うためです。
現在のところ、仕事に使うソフトのほとんどはLinuxで足りています。
足りていないのは、紙送り付スキャナーなどの特殊ハードを使う場合、Windowsでしか動作しないCADを使う場合、フリーウェアのいくつかを使う場合に限られています。
一応FC30上のWindows10には、常時使うソフトとして、PDFXChange ViewerとDesignCADはインストールしたので、後は、PDFファイルをCADファイルに変更するAide PDF to DWG Converterくらいをインストールするだけで良さそうです。
PDFファイルの結合やページの回転等を行うソフトは、すでにLinuxのほうが便利になっています。
Officeソフトは、すでに、LibreOfficeで足りているので、Windows仮想マシンにインストールする必要もありません。
どうしてもMS Officeを使う必要があれば、クラウド上で使えば足りる話です。

現在は、EPSONもCANONもLinuxドライバを公開しているので、印刷にはあまり困ることが無くなりました。
今の職場にあるRICOHのコピー、スキャン機能付き業務用ネットワークプリンタも、FCの元となっているRedhatクローンのCentOSで使えることはすでに確認してあるので問題はないでしょう。

FC30のマシンは、最近やっと立ち上げたばかりなので、まだ、ブラウザのブックマークも整理していないし、特定プロジェクト用のファイルもコピーしてありません。

どうやら、後は、ブックマークを整理して移行し、必要なファイルのデータをコピーするだけで今のWindows専用機を置き換えることができそうです。

まだ仮想Windowsマシンを無くすには時間がかかりそうですが、Linuxを触り始めて依頼の20年でようやくここまで来たのだと長い道のりを振り返りました。

と思ったら!
VMWare Workstation Playerが起動しなくなりました!
それは解決したのですが今度はWindowsが起動しません。
調べてみると、FC30のOSアップデートで元の問題に戻ったようでした。
これが不定期に発生するのでは実用的ではありません。
しょうがないので、代わりにVirtual Boxを試してみたいと思います。
一応問題なくインストールはできましたが、使ったことがないのでどんなものか調べてみることにしました。
長い道のりを振り返る以前の問題でした。
とほほ。


# by mcap-cr | 2019-09-13 06:08 | Linux | Trackback | Comments(0)

そろそろメインシステムも模様替えしたい

最も最近に設計製作した10〜13cmのモデルがなかなか馬鹿にできない音を聴かせています。
9月16日のオフ会に持参しようと考えているものです。
a0246407_17301723.jpg
ユニットには、パイオニアの10cmのものが付いていますが、この箱は、10cmのユニットにはすこしゆとりがあるので、10cmでも強力なものか13cmくらいが丁度いいかもしれません。
パイオニアよりは、赤パークのほうがいい感じだったので、そちらに換装し直して持参するか考えているところです。

この箱でのシステムの音を聴いていたら、メインのシステムも同じ箱にしたくなりました。

メインのシステムには、これよりもずっと高価なFeastrexの励磁型のスピーカーユニットを使用しています。
メインにしているFeastrexのユニットは飛び抜けて高価なこともあり(最近はFostexの価格上昇でいずれは抜かれるかも)、好みが別れます。
このユニットの音に目を剥いて驚く人もいれば、べつにどういうこともない人がいる、そんな製品です。
私が聴いた感じでは、オーディオ臭さが皆無で、自然な音を出すので、どちらかというと電気を使わない楽器(パイプオルガンを除く)で奏でられる音楽をホールトーンと共に収録したソースを聴くのに向いていると思います。
派手な音響の録音を聴くのだったら、他にもっといいユニットがたくさんあるでしょう。

このFeastrexのユニットを使ったメインのシステムは、もっと大きなMCAP-CRの箱(リンク)に納まっており、悪くはありませんが、ちょっと中低域がおとなしい感じがあります。
新型のこの箱なら、ずっとシンプルでありながら、中低域がもう少し主張してくると思うので、悪くないだろうと思います。
ただし上記の写真のシステムは、板厚が9mmと薄いので、メインにするならもっと厚くて重い板で作り直すほうがよさそうです。

Feastrexのユニットはフレームが立派(しかも他に類がないほど重い)なので、後ろから引っ張る必要もありません。
厚い板を使えば補強も少くて済むので内容積はさほど減らないでしょう。

最近特に、シンプルな方がいい、と思うようになりました。
結果が大差ないならなるべくシンプルな構造がいいし、なるべく安いほうがいい。
美術だって、極限は、これ以上引くことができないものだという人もいます。

いずれ気が向いたらやってみたいと思います。
その前に、この薄い板で自作した箱でいろいろと試してみたいと思います。


# by mcap-cr | 2019-09-12 05:38 | 工作 | Trackback | Comments(0)

スピーカーユニットの高価格化

昨日は、千葉市のはずれまで、母親の施設入所面接に行ってきました。
結果としては受け入れてくれることになりました。
もう数年以上前にやっておかなければいけないことだったのだと思います。
知らないというのはこういうことかと。

昨日は、台風の影響が残り、総武快速線の運行がめちゃめちゃでした。
最初から遅れていましたが、行き先が変更になり、それでも目的地に着くからと乗っていたら津田沼駅に止まったまま...
直前のアナウンスだとローカル列車よりも速く出発しそうだったので、乗ったのですが、結局、その快速は津田沼駅で終わり...
そういう判断は早くしろよ...
JRは、危機管理が全然できていません。
非常時の対応が極めて悪いので、信じないほうがいいようです。
しかも当日は通行止め区間がありバスの目的地が変更になっていました。
バスに乗ってからわかったので、モノレール駅で下車、モノレールでJRの駅へ、そこからタクシーに乗れたので何とか間に合った...
通行止めって山岳地帯だけのはなしだと思っていましたが、そうではないようです。
停電で信号が動かなかったり、木が倒れたりすると簡単に通行止めになってしまうのですね。
東京では、台風の影響はすくなく、影響を受けたのは、東京に通っている人が通えなくなったということだったくらいです。
台風の過ぎ去った前日の東京は物的被害は見えませんでしたが、ガラッとしていました。
国や地方自治体の危機管理が出来ていないとそれによる犠牲者が出てしまうのだということが実感できました。

話を戻すと、最近、Fostex製品の値上げが止まらない感じがします。
FE83En-Sはすでに5000円近い価格になっているし、他のユニットもジリジリと上がってきています。
需要と供給の法則では、供給過多なら価格が下がるし供給が不足すれば価格が上がる傾向にあるはずです。
しかし、価格が決まる要素はそう簡単なものではありません。
スピーカーユニットのような特殊商品は、それでも売れるなら価格が上がるという性質のものでしょう。
価格に対して品質はどうかというとこれは簡単な評価はできません。
スピーカーユニットの品質とは何か、という命題に答えるのは難しいことです。
スピーカーユニットの場合は、使う人の方針や技量で最終的な満足度が変わってくるので、高価だから満足感を得られるというものではありません。
高価な部品を組み合わせれば満足感の上がる品質が得られるかといいえば全くそういうことはありません。
こういう素材は、いわば、漁獲量が多ければ値段が下がり少なければ上がる魚のようなものだと思います。
高価だから美味いというのが完全に当てはまる訳ではなく、イワシのほうが本マグロのトロよりも美味いと感じる人もいるでしょう。
いわば料理次第なので、最終的な作品となったときの質は、料理人の腕で決まるといったところでしょう。

私の見た感じでは、長岡先生が亡くなった後は、自作人口は減り続け、増える兆しは見えません。
また、長岡先生が、パフォーマンス/コスト比を重視していたため、自作派の多くは、完成品よりも低いコストで高品質を追い求める傾向があります。
換言すれば価格に敏感な人が多いので、あまりに高価にすると、だんだん売れなくなると思います。
これは、完成品のマニアとは別で、完成品のマニアは、高価格のほうが喜ぶという人もいるようなので、同じように考えるとマーケットを失う可能性があります。
高級品から普及品まで品揃えを増やすという作戦もあり得ますが、その作成で成功した事例は多くないでしょう。
以前に時計のセイコーやシチズンが低価格ブランドをつくったことがありましたが、うまくいかなかったようで、いつの間にか無くなりました。

確かに、高級完成品をよくよく観察してみればわかりますが、部品がさほど高級な訳ではありません。
それでも、事業を維持しようと思えば、高級パーツをふんだんに使うのも厳しいだろうと思います。

スピーカーユニットの場合には、保証が限定的なので(ほぼ初期不良対応のみで済む)、保証コストは完成品よりずっとすくないし、販売コストも低いでしょう。
そう見れば少々高価過ぎるようにも思えるので、価格体系の変更は、じわじわとユーザーを減らすのではないかと思います。
嫌な言い方をすれば、悪循環に陥っていると思います。

今後も自作人口が増えていくとは思えないので、高級パーツ専門の品揃えになっていくか、途中でギブアップして事業を中止するか、いずれにしても自作派にとっては心地良くない時代になっていくでしょう。

そもそも母体となるオーディオも既に衰退しているので、そのまた一部である自作派も更に減っていく...となるとあまり明るい未来が見えません。

なんとか盛り上げられないものでしょうか。


# by mcap-cr | 2019-09-11 06:13 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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