2013年 09月 01日
Exciter電源の変更
以前、Feastrexの純正のExciter電源を使っておかしな音になることがあることを書きました。
そして、中を開けたら、出川式の高級部品がふんだんに使われているものの、素性の分からない部品があることが解りました。
また、回路が接地されておらず、基準電位がどこか分からない状態でした。
そこで、以前から気になっていたExciter電源を交換してみました。
新設計で作るにはコストがかかるので、一昨年に製作した4チャンネルアンプを改造して電源部分だけ使うことにしました。
そのアンプは、ユニエル電子の基板を使って作っていましたが、低域を欲張るとハムを消すのが大変でした。
このためお蔵入りなっていたものでした。
アンプの中身はこのような感じです。

この電源は、トランス・整流回路とも左右独立でFeastrexのものよりもそこだけ見れば高級仕様です。
トランスはEIコアの普通仕様で、整流回路は、ユニエルの基板そのままです。
通常はリップルを減らすために直列にコイルを入れたりしますが、部品がないので、このまま使います。
ユニエルの基板は、電解コンデンサ以外に、小さなフィルムコンデンサと、1kオームの抵抗が並列に入っています。
Feastrexのものには、この抵抗がないので、負荷がないときには、コンデンサの電荷が放電されませんでした。
個人的には、この抵抗は必要だと思います。
また、ユニエルの整流回路は、1端を接地するよう指定があるのでその通り接地しています。
ここもFeastrexとは違います。
ここからアンプ基板を取り出し、電源の出力をスピーカー端子に繋ぎます。
たったそれだけですが、Exciter電圧を変えられるよう、端子台を付けました。
これで、Exciterの電圧は、約7.8V、10.3V、12.9V、15.5Vの4通りから選ぶことができます。
昨日は、アンプ用の出力14.7Vをそのまま使って悪くない感じでした。
今日は、切替用の端子台を付けたら結構時間がかかりました。
昨日は端子台を付けずにそのまま繋いでいましたが、最終的にはは端子台を付けてこんな感じです。
相変わらずヘタですが。

そこで、最初は、いつも使用していたのと大体同じの、10.3Vで使用しました。
昨日14.7Vで使っていたときは、フレームが結構熱くなりましたが、10.3Vではあまり熱くなりません。
Feastrex純正電源の平常時とあまり変わらない感じです。
そこで、以前からやってみたかった、減電圧を試してみました。
電圧を最低の7.8Vに設定しました。
Exciterは電力を使うのでなるべく省エネにしてみたかったというのが主な理由です。
それと、狭い部屋で使うので、あまり磁力を上げたくなかったというのもあります。
広い部屋で使うときには、高くすればいいだけのことです。
使ってみると別に悪くありません。
久しぶりにGounodのFAUSTを聴いたら泣けてきました。
先週声楽のコンクールをたっぷり聴いたので感動も蘇りました。
7.8Vでも低域の不足はありませんが、広域がやや柔らかく感じられます。
ウォーミングアップの時間は少し余分のかかるようです。
しばらくこの電圧で使ってみようと思います。

外観はアンプのときと全く同じです。
ツマミが4つもありますが、何も機能しません。
役立たずですが、デザインのようにも見えます。
まあいいことにしましょう。
裏にはRCA入力もそのままありますが、どこにも繋がっていません。
こうした意味のない端子はとってしまいたいところですが、処理が面倒なのでこのままになっています。
正面のLEDインジケータは、左右独立に2色付いていて、Feastrexのものよりもゴージャスです。
LEDが明るいことって自分にはすごく重要なことのようの思いますがどうなのでしょうか?

