次の課題は、メカニカルマトリックス

頂いたコメントにお返しを書いていて、思いつきました。
次は、メカニカルマトリックスに挑戦しようと思います。
実は、メカニカルマトリックスには、元になるモデルがありました。
a0246407_21251840.jpg

"Die Bremse"というモデルです。
このモデルは、左右のエンクロージャが完全共用で、左右の背面の音が反対側に漏れるようになっています。
つくったときには意識していなかったのですが、思ったよりも音場が左右に拡がるので、このことに気付きました。
ということで、この方式を『メカニカルマトリックス』と命名しました。

スピーカーマトリックスや、マトリックススピーカーは、左右に、それぞれ『L-R』と『R-L』の差信号を使います。
しかし、差信号を使うには、アンバランスアンプを使わなければなりません。
最近は、バランスアンプが多いので、間違って使って壊すかもしれません。
そこで、メカニカルマトリックスです。

メカニカルマトリックスは、コーン紙背面の音を反対側のコーン紙を通して漏らすもので、背面の音=逆相ということになります。
同じユニットから、反対側のユニットの逆相音を出すので、マトリックスが成立します。
しかも、電気的にはマトリックス接続は不要です。


最初に長岡先生がMX-1というモデルをつくったときには、4本のユニットがひとつの部屋に収まっていました。
その後は、左右を仕切ったりしていましたが、最初の音場感が一番良かったというように書かれていました。
このことは、背面の音漏れによるものではないかと思うのです。
実際、長岡先生が使用したユニットは、FE103というコーン紙の薄いモデルでした。
メカニカルマトリックスの効果が高いはずです。


ということで、新しい、メカニカルマトリックスという方式を実験してゆきたいと思います。
どこまで効果が出るのか、ちょっと期待しています。
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Commented by kaneya at 2014-11-21 17:32 x
kaneyaです。Stereo誌付録アンプでもマトリクスできないかなと試行錯誤してた時がありますので、今回の実験はどうなるか期待してます。
Commented by 管理人 at 2014-11-21 20:07 x
kaneyaさん
実験は簡単ですよ。
左右のユニットを同じ箱に入れるだけです。
密閉でも良いと思います。
効果が出るのは分かっていますが、使用に耐える作品を作るには、チャレンジが必要と思っています。
Commented by マイルスTK at 2014-11-21 20:48 x
懐かしい写真ですね
Commented by 管理人 at 2014-11-22 06:27 x
この作品はずっとダンボールに仕舞ったままです。
もう接合テープの粘着面がベタベタになっているころでしょう。
音は悪くないのですが、邪魔だし、見てくれが悪すぎます。
つぎの作品の構想を練っている最中です。
by mcap-cr | 2014-11-19 21:19 | 音場型 | Trackback | Comments(4)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR