ダブルバスレフのシミュレーション(2)

前回は、長岡先生の作品、DB-3を題材に、空気室の容量を変えてシミュレーションしてみました。
今回は、同じ作品のダクト断面積を変更してみました。
空気室の容積はオリジナル通りです。
まずは、外部ダクトの断面積を変更します。

オリジナルでは、内部ダクトの断面積が25cm2だったのに対し、外部ダクトの断面積は、30.25cmでした。
これを、10cmずつ、最大120.25cm2まで変えてみます。
case1がオリジナル設計で、case2から順に、第二ダクトの面積が10cm2ずつ大きくなっていきます。
a0246407_12182489.png

外側ダクトの面積を増やすと、第一共振周波数と第二共振周波数の間のディップが小さくなっていきます。
代わりに第二共振周波数の上側にディップが出ます。
このシミュレーション結果からすると、外側のダクトの断面積を拡げる設計は試す価値がありそうです。

ただし、ダブルバスレフのチューニングパラメータは、以下のとおり少くとも6つあります。
(1)主空気室容量
(2)副空気室容量
(3)第一ダクト断面積
(4)第二ダクト断面積
(5)第一ダクト長
(6)第二ダクト長

最適設計を見付けようとして、各要素を10ケースずつ試すと、10^6=1,000,000通りのシミュレーションを試す必要があります。

これでは、いくら複数シミュレーションのプログラムを使用しても厳しいので、設計要素のいくつかは固定してやらなければなりません。
このことは、ダブルバスレフが難しいと云われる原因だと思いますが、それも、ここまでやってみないと実感できずに、思い込みだけで発言することになります。

すこしずつシミュレーションで、良さそうな点を探してみたいとおもいます。
結果としてオリジナルと大差ないかもしれませんが。
[PR]
トラックバックURL : https://mcap.exblog.jp/tb/20700603
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by mcap-cr | 2015-01-12 12:33 | シミュレーション | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR