第12回東京音楽コンクール優勝者コンサート(1)

2015年1月12日、第12回東京音楽コンクール優勝者コンサートに行ってきました。
会場は上野の東京文化会館大ホールです。
先日ニューイヤーコンサートにいったときは、3階席の奥でしたが、今回は、1回7列目中央やや右側と、ベストポジションをとりました。
最前列ではオーケストラが近すぎてやかましくなりますが、7列目くらいだと、適度な音響になります。
第12回の東京音楽コンクールは、昨年実施され、年末に優勝者が決定しました。
そして、年初に記念のコンサートが行われます。
昨年は、文化会館の改修工事があり、コンクールは別なホールで実施していました。
このため、予選には行けませんでした。
一昨年のコンクールでは、オーケストラが不調で一部のコンクール参加者が不利だったり、一位が不在になるなどの不満を書きましたが、昨年のコンクールは聞いていないので、状況は分かりません。
こういうコンサートは、予選から聴ければベストですが、順位決定後の、記念コンサートだけでも十分に価値があります。

オーケストラは、読売日本交響楽団、指揮は、円光寺雅彦です。
最初に、スメタナの『売られた花嫁』序曲です。
メインの伴奏前のウォーミングアップというところでしょうか。
アンサンブルは、揺らぎというよりも、ワウ・フラッターのフラッター的なものを感じます。
この最初の一曲から真価を発揮できるかどうかが、オーケストラと指揮者の格を決めるのかもしれません。

最初は、坪井夏美さんの独奏で、シベリウスのヴァイオリン協奏曲です。
シベリウスの曲は、聞きたくてたまらないとき以外には、聴くのが億劫ですが、聞き始めると世界にどんどん入ってしまいます。
不思議な魅力のシベリウスの中でも、ヴァイオリン協奏曲は特に名曲と思います。
子供の頃は、ヴァイオリン奏者になりたくて、一日中ヴァイオリンを弾いていたというシベリウスの力作です。
坪井さんの演奏は、シベリウスの世界に聴衆を引き込みます。
弦と弓とがこすれる音まで聞こえてくる席では、なおさら坪井さんの迫真の演奏が伝わります。
独奏のない部分でのオーケストラはイマイチに感じましたが、独奏が始まると、もう別世界になります。
オーケストラの全員の視線が、独奏者に釘付けになっています。
堂々の演奏振りで最後まで聞かせてくれました。
Brava!

演奏が終わり、司会の朝岡聡氏が出てきて気付きましたが、かなり小柄な方でした。
堂々とした演奏振りのため、小柄なことに気付きませんでした。

あとは、次回に続きます。
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by mcap-cr | 2015-01-13 06:34 | コンクール | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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