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名曲に名録音なしとはよく云ったもの

スピーカー再生技術研究会のオフ会が近くなってきました。
今年2017年は2回あります。
9月23日(土)のオフ会は、完全自由形式ですので、お暇な方は覗いてみてくださいね。
お知らせ

長岡先生は、『名曲に名録音なし』と書いておられました。
もう随分と前のことなので、最近では当てはまらないことも多いかと思いますが、むしろ、有名レーベルに名録音なしだったのかもしれません。
長岡先生が、そのように書かれていたときは、マルチ録音の最盛期だったので、有名レーベルほど、高価な機器を贅沢に投入して、その結果返って音場感のない録音が増えたのかも、と思っています。

私はショスタコービッチという作曲家が好きで、持っている音楽ソフトは、作曲家別では最多になると思います。
最初にショスタコービッチの曲を聞いたときには『何これ?正気か?』と思いました。
どの曲を最初に聞いたのかは覚えていませんが、何ともいえない心地悪さを感じたものでした。
比較的現代に近い作曲家の作品なんかは、どれも近寄り難く感じていました。
それが、とにかくわけも分からず聴き続けているうちに、ハマってしまった感じです。
同じように近現代の作曲家の作品も聞き続けて好きになったかというばそうでもないのですが。

音楽のことは良くわからないので説明はできませんが、ショスタコービッチの場合は、心地悪さが心地良いみたいな、もう今では心地悪さは全く感じなくなりました。
最初にスコッチを飲んだときはウプッとなったのが、その後、美味いように感じられるようになったのと似ています。

好きな作品としては、交響曲があります。
有名な5番は今ひとつよく分かりませんが、好きなのは8番です。
何で8番かと云うと、単に聞いた回数が多いからでしょう。
ショスタコービッチの交響曲全集は、3人の指揮者のものを持っています。
一番好きなのは、ルドルフ・バルシャイ指揮のものです。
名曲に名録音なしとはよく云ったもの_a0246407_15372441.jpg
全曲収録されているものを数千円で購入したのではないかと思います。
アマゾンの評価とかを見ると、めちゃめちゃけなしている人がいたりして、ひとそれぞれ聴き方がちがうなあと思います。

他にも下記のような全集のCDを持っています。
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マリス・ヤンソンスの録音。EMIレーベルです。
演奏の好き嫌いはさておいて、録音は、バルシャイのもののほうが良いと思います。

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ロストロポービッチの録音。演奏は好きですが、録音は、バルシャイのものほどではありません。
レーベルは、Warner Classicsとなっていますが、録音当時は、有名レーベルのものだったのではないかと思います。
名曲に名録音なしとはよく云ったもの_a0246407_17335325.jpg
全集ではありませんが、バラで購入して結局全曲購入したのがこちらです。
NAXOSという比較的新しいレーベルで、最初から廉価版だったので、録音機材にはあまりカネを掛けられなかったかもしれません。
バルシャイのものと同様これもいい音です。

バルシャイのCDは、録音がいいのがもうひとつの特徴ではありますが、いままでは、最低域はあまり記録されていないというかそういう演奏ではないと思っていました。
ところがいちばん最近に製作したPU5D-CR ver.2で聴くと、ティパニ-の連打で盛り上がってくるところには、大太鼓の強烈な音も記録されていることに気付きました。
PUP5D-CR ver.2は、8cm弱のユニットを片チャンネルに6本使っているので、振動板面積としては、16cmのユニットを上回り、17〜18cm相当になると思います(振幅はあまりとれないので振動板容積(排気量)は小さいですが)。
それでも、どうしてこんなに低音を強く感じるようになったかと考えると、ユニットがいろいろな方向を向いているからだと思います。

スピーカーユニットには指向性があり、中高域は指向性が強いので、よそを向いているユニットは、高域の音圧には貢献しません。
低音には効きますが中高音にはあまり効かないので、相対的に低域が強く感じられるようになったのだと思います。

PUP5D-CR ver.2のように、ユニットがあっちこっちを向いていると、音場感が良くなる以外に低域が相対的に強くなるという効果があるのもバカにならないようです。


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by mcap-cr | 2017-09-11 00:00 | 音楽ソフト | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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