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ホールも楽器の一部である

ある方から、教会のオルガンは、ホールも楽器の一部であるとのご意見を頂きました。
全くもってそのとおりだと思います。
そう指摘されて思い出すのは、日本橋三越本店にあるオルガンです。
日本橋三越のオルガンは、毎週末に時間を決めて演奏されています。

原則として、10:30と15:00に演奏するそうですが、偶に別なイベントをやっていて中止になることもあります。
私は、パイプオルガンの演奏は、米国やドイツ、イタリア等の教会で何度か聴いたことがあります。
行ったときにたまたまミサをやっていたというところですが、ヨーロッパの教会では、定期的にオルガンコンサートを催しているようです。
教会で聞くオルガンは格別なものです。
音の良い池袋の芸術劇場でもパイプオルガンのコンサートを聴いたことがありますが、教会で聴くほどの音ではなかったと思います。
最初の三越に戻ると、三越で聴くオルガンは、まあ、なんともひどい音なのです。
家でCDを聴くほうがずっといい音です。
オルガン自体は金属の楽器で、共鳴音が主体なので、楽器そのものの音の差はあれ、長さの決まった管であればそんなに音色の差があるとは思えません。
ところが、教会で聞かなければ本領を発揮しない楽器でもあります。
三越で聴くオルガンも、1階で聴くと上階で聴くよりはかなりましな音でした。
場所を変えると、また、音が変わります。
やはり、ホールも楽器の一部だと考えたほうが良いのでしょう。
とくにパイプオルガンの場合は。

そういえば、昨日、銀座線の京橋駅を通りがかったときに、オープンスペースでライブイベントをやっていました。
ホールも楽器の一部である_a0246407_08523341.jpg
京橋駅を出てすぐのところの屋根のあるオープンスペース(外と繋がっている)で、広大な空間でした。
生の楽器ではなく、電子楽器で、アンプとスピーカーを使って鳴らすので、オープンな空間であっても、うるさいぐらいに響いていました。
写真に見えている地上階エスカレータからもよく聞こえました。
こういうただの空間でもこの場所の音がします。
しかし、こういう音楽が好きな人はホールの音なんて気にしないのだろうと思います。
このグループも音楽配信していると思いますが、それを買う人は、ホールの音とか聴いていないでしょう。
それぞれに楽しみ方が違うということでしょう。

おまけ
昨日の千鳥ヶ淵の桜です。
ホールも楽器の一部である_a0246407_09010563.jpg
もう終わりですね。人もまばらでした。散っていく姿は美しいのですが。


by mcap-cr | 2017-04-16 09:02 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。