ドイツ語講座での印象操作

いままでに何回か書いていますが、私はNHKの外国語講座を多く見ています。
いま見ているのは、イタリア語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ロシア語の5つです。
こんなのを見て喋れるようになるはずがありませんが、イタリア語、スペイン語は旅番組のようでおもしろいし、ロシア語は旅のロシア語として役に立ちそうです。

問題は、ドイツ語です。
ドイツ語は、大抵のシリーズで政治的主張をしれっと混ぜてきます。
フランス語は、哲学的な意味不明さで迫りますが、政治的主張はあまり感じません。
イタリア語、スペイン語は政治的主張を全然感じません。
ロシア語は、時折政治の話題が出ますが、押し付け感はありません。

いまやっているドイツ語は、再放送2回めですが、その中に、ベルリンに残る戦争の記憶みたいなのを紹介していました。
その中で紹介していたのは、ナチスによるユダヤ人迫害の記憶を残しているという内容です。
何も予備知識なく見れば、『ナチスって酷いんだな。そんなのだめだよな。』というだけの印象になるでしょう。
もちろんこういう負の遺産は、将来に再び起こらないようにすることが大切です。
しかし、『戦争を否定すれば戦争を防げるのか』と考えてみれば、問いかけてみれば、分かります。

先日のワールドカップでの日本チームが力を見せられた背景にはプロセスがありそのプロセスを確実に実行することでようやくそこまで来られたというのが厳然たる事実です。
『戦争を否定すれば戦争を防げる』という考え方は、『点を入れればサッカーは勝てる』と云っているのと同じです。

ドイツ語講座のナチスの例に戻るのであれば、ユダヤ人の迫害だけに焦点を当てていてもダメです。
ナチスがユダヤ人を迫害するにはそこに至ったプロセスがあり、そのプロセスを知ったうえで、そのプロセスが再び起こらないようにしなければ、同じ惨禍を防ぐことはできません。
ナチスはドイツ国民が選挙で選んだ政党です。
ナチスは『まず我々に勝たせてください。そこで実行します。』みたいなことを云っていたそうです。
日本でも同じことを云った民主党という政党がありました。
そこで、民主党が勝ったことで、政治的、経済的惨禍が起こりました。
日本国民がナチスの失敗に学んではいなかったということなのでしょう。

ドイツ人は、『悪いのはナチス。ナチスはこんな悪いことをやった。我々はそのナチスを潰した。我々はナチスの被害者!』という感じで現実逃避しているように見えます。
ナチスに政権を取らせたのはお前らの祖先だろ!

ナチスに政権を取らせたプロセスを直視し、そこから学ばない限り再び同じことが起きます。
現在のドイツはナチスについて研究することを禁止しているとのことで、臭いものに蓋をしているだけです。
研究してみたら臭くなかったのかもしれません。
歴史は証言だけで作るものではありません。真実を追求しないとそこから学ぶことはできません。

日本の戦争責任というのも同じで、ただ戦争を否定するのではなく、戦争に至ったプロセス(朝日新聞が戦争を煽ったとか、石油の供給を止められたとか)そういうを理解して考えなければなりません。
どうやったら、新聞社の戦争の煽りに乗らずに住むのか、どうすれば、石油の供給を止められずに済むのか、まずはできることをしなければなりません。

どのようなことでも、結果に至るプロセスがあり、そのプロセスを制御しない限り、結果を得ることができません。

NHKは、外国語講座の中に似非平和主義の政治的主張を混ぜるのは止めろ!


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by mcap-cr | 2018-07-07 18:41 | NHK | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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