2018年 08月 17日
フランス旅行(5)
オーギュスト・ペレの代表作で、コンクリート製の教会です。
コンクリート製の教会(または聖堂)には、サグラダ・ファミリアがありますが、比較するのであれば、個人的には、このサン・ジョセフ教会のほうが凄いと思います。
サグラダ・ファミリアは、ガウディの代表作で、構造試験しながら建造するというようなエンジニアリングのお手本ですが、個人的には不要な装飾が多すぎると感じています。
自分のような機械技術者には、目的を標的として、これ以上足すものがなく、これ以上引くことのできないものが理想です。
オーギュスト・ペレのサン・ジョセフ教会は、まさしくこれ以上足すことも引くこともできない究極の美を感じました。
外観の一部です。

この教会の特徴のひとつは、コンクリートで作っていることです。
ただし、安物ではありません。
石造建築ではできない特徴が現れています。
もちろん、建築のスピードは、石造建築では魔法を使わなければ追いつきませんがそれだけではありません。


計算しないでやると強度が不足しますが、これをやってしまうところが凄いです。
中は、更に驚きです。

まさに天が見えるようです。
採光も美しい。
夕方になると色彩の光の洪水になるそうです。


この空間で鳴らすにはどのようなスピーカーシステムがいいのだろうか、と考えられずにはいられませんでした。
UP4Dのような工夫をしなくても、この空間では、すばらしい音場が実現されるでしょう。
建築の真髄を見た気がしました。
しばらくは、オーディオの工作その他について書いたあと、また旅行のことを書きます。
日本も地震が無かったら、もう少し石造りの建造物があったかもしれないですね。
ステンドグラス、綺麗でしょうね。
グーグルマップで旅しても光の移り変わりは、わからない。
ヨーロッパにも地震が多い地域があります。
イタリアなんかもその例で、アッシジの大聖堂は地震で破壊されましたが復興しました。
それでも耐震性の弱い建物が多いと思います。
ペレが設計したサン・ジョセフ教会は、コンクリート建築なので、鉄筋を入れるなどして十分な耐震性を確保できるのではないかと思います(既に鉄筋も入っているかもしれません)。
ステンドグラスの光は、時間が良ければ美しいと思います。

