第16回東京音楽コンクール第二次予選弦楽部門(2)

昨日書いた弦楽部門二次予選の結果が東京文化会館のメールマガジンで届いていました。
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 第16回東京音楽コンクール 本選
 弦楽部門出場者(第2次予選出場順)
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関 朋岳(ヴァイオリン) SEKI Tomotaka, Violin
【本選演奏曲目】
 J.シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 Op.47

北田 千尋(ヴァイオリン) KITADA Chihiro, Violin
【本選演奏曲目】
 P.I.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

高木 凜々子(ヴァイオリン) TAKAGI Ririko, Violin
【本選演奏曲目】
 P.I.チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35

有冨 萌々子(ヴィオラ) ARITOMI Momoko, Viola
【本選演奏曲目】
 B.バルトーク:ヴィオラ協奏曲 Sz.120 シェルイ補筆版

8月29日(水)18:00開演
東京文化会館 大ホール
指揮:大井剛史
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団

※本選の出場順は確定後、ホームページで発表します。
http://www.t-bunka.jp/stage/host_10722.html
関 朋岳さん、北田 千尋さん、高木 凜々子さん、有冨 萌々子さんおめでとうございます。
本選でもすばらしい演奏を期待しています。

昨日もそれとなく感想をにじませましたが、関朋岳さん、小西もも子さん、北田千尋さん、高木凛々子さん、有冨萌々さん、大倉佳栄さんは、それまでから空気が一変してしまいました。
絶対確実だと思ったのは、ヴィオラの有冨 萌々子さんだけで、ここで挙げた上記の5名は、どうなるかわからないと思いました。
関さんのあとに小西さんが演奏したときは、これは大変なことになったと思いました。
審査員の先生方にはそれぞれのポイントがあるので、私には判別できない好き嫌いを超えた違いを点数化してしまうのでしょうが、私には甲乙つけがたいと思いました。
残念ながら小西さんは落選ですが、ときが変わってところが変われば別な結果になるくらいの不確かさの範疇に入るのだと思います。
そのあと休憩が入り、北田さん以降は、ますます優劣判定するのが難しいと思いました。
大倉佳栄さんは、残念ながら落選ですが、昨日書いたとおり、ちょっと独特な節を付けていたので、これが審査員の先生に受けなかったという面があるのではないかと思います。
こういう違いは、審査員の先生によっては、高評価したかもしれませんが、そういうところは素人の預かり知らないところです。
こういう白黒つけなくてはいけないのがコンクールの宿命なので、落選された方々も含めて、今後のご活躍を期待しております。

上記の結果とは直接関係なく、気になったのは、音の響かせ方の違いです。
弦楽器の場合、音のはじまりは、振動源である弦から発せられますが、弦と弓との擦過音よりも、胴の共振とか、胴内の共鳴が音を決めるというしくみになっています。
弦は消耗品ですが、胴は、修理しながら何百年も使い続けられます。
各演奏者が使っていた楽器の素性は公開されていませんが、胴の扱い方の違いは観察することができました。
弦楽器の場合、どうしても体に触れる部分があるので、振動がダンプされます。
ダンプの効果が大きいと、音は小さく響かなくなります。
肩から肩甲骨付近で支えて、顎でしっかり挟んで固定する人、顎はなるべく付けない人、顎当てを装着する人、顎当てなしで、タオルなどで汗が胴にかかるのを防ぐ人と様々です。
皆さん、いろいろと試行錯誤のうえに現在のスタイルを決めたのだろうと思います。

楽器によって音がどれくらい違うのかは、謎です。
同じ演奏者が同じ曲を同じ場所、同じ時間に楽器を替えて演奏すれば差がわかるかもしれませんが、そういうことは不可能なので、一概に、楽器の差を強調することはできないのだと思います。
昨日の、その場にいれば、そう感じざるを得ませんでした。
あくまでも演奏者が第一で、楽器は二の次だと思います。
名器は勲章みたいなもので、名手であることが重要なのでしょう。

来週の月曜は、声楽部門、水曜は弦楽部門の決勝です。
18時開演で、自由席、2000円のチケット代は、超々ハイ・パフォーマンスコスト比だと思います。
上記のメールマガジンのとおり全員チャイコフスキーにはなりませんでした。
上記のなかでもシベリウスのヴァイオリン協奏曲は、とりわけ名曲だと思います。
子供の頃から湖のほとりでヴァイオリンをずっと弾いていたというシベリウスの作品がどう蘇るのか、一番手は不利ですが、楽しみにしています。

話題がは変わりますが、オフ会の案内です。
9月24日(月・祝)9:00〜16:00
場所:中野ゼロ(中野駅下車徒歩5〜6分、島忠ホームセンターのとなり)
10月7日(日)9:00〜16:00(一般聴講は10時〜)
場所:中野ゼロ

私も音場型の作品その他を持参する予定ですので、是非ともお越しください。
入場・退場自由です。




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by mcap-cr | 2018-08-23 19:10 | コンクール | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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