2018年 10月 20日
スピーカーシステムの固定脚
通常はこれで安定するので問題ありません。
しかし、細長い筐体のシステムを作る場合には、三点では安定しない場合があります。
こういうときに使うのが、三点固定+一点調整脚です。
三点固定+一点調整脚とは下の写真のようなものです。

奥に見える脚は固定の円柱で、これが三点あり、手前の一点が調整用です。
この脚は、写真では見えませんが、木の部分の底に爪付きナットを埋め込んであります。
爪付きナットにボルトを嵌めて回すと上下するので、これで、大抵の床で、四点目も接地(電気でいうアースではなく、地面に接するというだけの意味)させることができます。
ちょうど接地したところで上側の蝶ナットを軽く締めると、ボルトが固定されます。
ボルトの下側には、床を傷付けないために、袋ナットが嵌めてあります。
袋ナットは丸いですが、それでも床に傷を付けてしまうので、ちょっと別のことを考えてみました。
袋ナットの部分を平らにしてしまえば接地面積が増えて床を傷付けにくくなるかもしれません。
ということで、ホームセンターを見回していたら、くさびナットというものを発見しました。
使い方と効能はよく分かりませんが、緩みにくいそうです(原理は不明)。
下の写真の右側がくさびナットで、左側がフランジナットです。

フランジナットのほうが緩みにくそうに見えますが、くさびナットの効能は、本当に緩みにくいことなのでしょうか?
くさびナットのほうが床には優しそうな感じに見えます。
このまま接地させても回ってしまい、ボルトが出てきて床を傷付けるので、下の写真のようにダブルナットにします。

今回は、袋ナットから、底面を平にして、床に優しくするという目的なので、くさびナットを第一候補、フランジナットを第2候補にします。
私が作るスピーカーシステムは大抵10kg重以下なので、くさびナットでもフランジナットでも大差ないはずです。
書きたかったのは、この接地面の形状だけではなく、調整の手順を定めるのが目的です。
以前にも書きましたが四点の調整脚は、素人臭くて見苦しいです。
四点の場合には、水平を完全にしても全体の高さが唯一に定まらないので、芯出し用のレーザー等を使って高さを合わせなければ、苦労する意味がありません。
高さを調整対象にしないのであれば、一点固定+三点調整脚で、水平を出すことができます。
ただし、普通の床は十分に水平なので、水平度は、床の精度をそのまま信じて、接地だけをしっかりしようというのが、三点固定+一点調整の考え方です。
いままで、この方法で問題だと思ったことはありませんが、オーディオマニアは四点調整が好きなのかなあ?
高さを合わせるには4本のネジで合わせると大変なので、本当は、水平とは別に高さを合わせるハンドルを付けるべきなんですよね。
と他愛もないお話でした。

