2018年10月7日発表会(5)

最後は、おおさわさんの発表です。
最初は、おおさわさんオリジナルのテレスコ。
箱を二重にしてスライドさせて位置調整できるようになっています。
隙間はダクトとなり、箱の相対位置により容積が決まります。
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上の写真では、内側の箱が後ろ向きにスライドして容積を増やすくことができます。
容積が増えるとダクトが短くなるので、バスレフの共振周波数はそんなに変わらないそうです。
ウーファーは、コイズミ無線で破損品を購入したということですが、あんまりまけてくれなかったようです。
通常品と比較すると自分だったら買わない高値でした。
このシステムには、ツィーターが付いています。
写真の下端中央のやや左側で、ぶら下がっているだけです。
サンスイのジャンクユニットだそうで、これがかなり効きます。
低音は豊か過ぎるかもしれません。
とはいっても、音楽ソースのことを知らないので、これでも不足しているのかもしれません。
容積を増やすデモでは、音が綺麗になるのを確認できました。
容積と共に奥行きも増えたので箱の中の反射音が小さくなったのではないかと思います。

私が聞きたかったのは、音場型のほうです。
左右各4個のユニットを使用しています。
それぞれの高さは変えてあり、方向は調整できるようになっています。
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最初は、人工的に位相を調整している感じのソフトで、音がよく拡がって聞こえました。
このソフトでは、私は驚くほどの効果が得られていました。

このシステムの特徴は、スピーカーユニットの方向を変えられることです。
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塩ビ管を使うことで、方向調整が可能になりました。
方向を変えたり、ツィータを追加したりといろいろな調整を実施しました。
方向については、相当に聴きこまないとベストの調整ができないようです。
ツィータを付けたら、そちらに定位が引っ張られてしまいました。
ツィータの付け方には工夫が必要なようです。

ツィータの付け方は、音場型に対する私の次の課題でもあるので、そのうちジョイントで広いところをお借りして遊んでみたいと思います。

話がそれましたが、私が使用した教会録音の合唱には、あまり効果が出せませんでした。
方向調整可能なシステムはベストを探すことができて有利ですが、再生するソフトにもよるので、調整には時間がかかりそうです。
こういう調整って好きです。
さすがおおさわさんのシステム、見た目も格好いいし、胴体のテレスコで調整もできるのでこれはいいと思います。

これで、今回の発表は終わりです。
時間は上手に配分でき、撤収の混乱もありませんでした。

この会の特徴は、『他人に聴かせる会』というよりも『自分が効果を確かめる会』という感じになってきました。
もちろん、他人に聴かせることを主目的にしてもいいのですが、それよりも、自分の作品が、理想的な音響空間で、自宅ではありえないパワーを入れて(広いのでうるさくはなりません)、どのようなパフォーマンスが出せるかという視点が重要なのだと思います。
そこに、ほかの方の意見も伺うことができる、そういうメリットのある発表会です。
特に東京近郊に住んでいる人は、専用のリスニングルームを持っているのも稀でしょうし、部屋の中にものが多かったりして、反射音を制御することも難しそうです。
年に1回、2回、広い部屋で鳴らして楽しむ、ということが、最も大切なのかもしれません。
発表される皆さんのシステムはそれぞれ特徴があり、おそらく、好みの方向に調整されていて、好ましい音です。
万能なシステムを作るのはプロでも難しい課題だと思うので、こういう試行もいいのではないでしょうか。

その後は、二次会でした。
中野で別なイベントがあったので、9月24日のときと違って混んでいました。
秋葉原では真空管オーディオのイベントもやっていたようなので、重なってしまったのは残念でした。

決まったことがひとつありました。
今年はぼ年会をやりましょう。


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by mcap-cr | 2018-10-13 06:15 | オフ会 | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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