同じものを作るのは意外に簡単

10月のオフ会で、同じ箱のスピーカーシステムを3作鳴らしたのですが、『え?3組も?』という感じの反応が意外に多かったので逆に驚きました。
書いてしまうとそれまでなのですが、同じものを作るのは極めて簡単です。

(1)材料の準備が同じです
まず、主な材料といえば大抵の場合板ですが、同じものを複数同時に作る場合には、そういう板のとり方をすれば簡単です。
自分の場合、最近は、ふつうのホームセンターで切ってもらうので、以下の点に気をつけて板取を計画します。
  1. 一度自動ノコギリでセットした寸法は、なるべく変えずにどんどん切ってもらえるようにする。できれば重ねて切ってもらえれば手間もすくないし間違いも少いです。
  2. できれば、数量がちょうど良くなるよう無駄を省く。このあたりは長岡先生と同じです。
  3. 誤差を吸収する設計にする。
ホームセンターではパネルソーなどを使うことが多いですが、見ていて時間がかかるのは、寸法のセットです。
寸法を変えながら切っていくのは間違いのもとだし、待たせている人に申し訳ありません。
ということで必然的に一度ノコギリをセットしたらそのままザンザン切っていける板取計画にします。
こうすることで、特別なことをしなくても切断寸法誤差が極限まで小さくなります。
無駄をなくすには、複数セットを作ることです。こうすることで、板のとり方の単純化ができ、無駄がなくなります。
今回の作品の基本的な板取は、下の図のような感じです。
a0246407_22282360.png
ただし、あとで小さな部材が足りないことに気付き少し部材を足しましたが、125x125の板なので、ノコギリの寸法設定は1回だけで、誤差はほとんど出ませんでした。
しかも、表面の部材にはシナラワンベニアを使ったのに対し、後から足した部材は見えない部分なので、小寸法のラワンベニアで足りました。
ラワンとかMDFは、小さくカットした材料が多いので、あとからちょこっと追加するのに便利です。
この他に縁材としてひのきの角材を使用しましたが、これも同じ寸法に切っていくだけで極めて簡単でした。
(2)準備作業が一度に済みます
工作で面倒なのは、工具を揃えたり、下に敷くダンボールなどを準備したり、いろいろとありますが、同じものを一気に作る場合には、こうした共通作業は一度で済みます。
(3)端金の位置を変えなくても良いです
ハタガネの寸法調整は意外に面倒です。同じものを作る場合には、作業の順序を工夫すれば、ハタガネは緩めるだけで次に使えます。
(4)塗装の待ち時間がひとつも3つも同じです
塗装するときは、正面に塗って乾燥してから方向を変えて塗ってとなりますが、これは、ひとつも3つも同じです。
乾燥の待ち時間も同じです。

確かに3倍の時間を要する作業もありますが、トータルで3倍になることはありません。
間違えなければ1.5倍くらいの時間で3組作ることができます。

そして3倍楽しめる...と。

バッフル交換式は、かつてはやりましたが、結局最後はひとつに決まるわりに、バッフルの交換が面倒なので、最近はしなくなりました。
これも考え方なのですが、同じものを複数作れば、余ってもどなたかに差し上げられるので、これはこれで悪くないと思います。

比較には同じものの複数製作が一番良いですが、運ぶのは大変でした。
これがいちばんの問題かな?


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by mcap-cr | 2018-10-18 07:16 | 工作 | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


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