小さなホールでの演奏会

昨日、2月24日に行われるヴィオラ・ピアノリサイタルの紹介記事を書きました。
演奏者がどういう方で、どれだけの名手かということも含めて書きましたが、今日は、別に興味のあることを書きます。
やなか音楽ホールについては、これまで全く知りませんでした。
ホールについては、同サイトで紹介されています(やなか音楽ホール|施設のご紹介)。
ホールの概要は、上記のリンク先の情報では、以下のようになっています。

<付帯設備/備品>
・形式:天井高 5.2m(間口13.0m 奥行8.4m)
 1階 79㎡ 2階 57㎡
・座席数 : 100席
・グランドピアノ・・・1台(スタインウェイ B-211)
・マイク ・スピーカー ・スポットライト
・客席床暖房
・バーカウンター
・受付カウンター
・楽屋

天井高5.2mはちょうど良いと思いますが、面積はかなり小さめです。
ピアノもヴィオラも東京文化会館の大ホールのような大きなところでも十分響き渡る音源です(B-211は大ホール用ではありませんがそれでもかなりの音量が出せるでしょう)。
その音源が小さめのホールで響き渡るとどうなるのか?
オーディオマニアの中には、これに近いリスニングルームを持っている人もいるのではないかと思います(私は程遠いですが)。
オーディオ装置の場合は、一部の例外を除くと、正面にのみ音圧を発するタイプのスピーカーシステムであり、全方位に向けて音圧を発散する楽器とはずいぶん違います。
オーディオシステムの音は、音源そのものに録音したホールの反射音が含まれているので、生の演奏とオーディオ再生とでは、原理的にもずいぶん違う訳ですが、大きくないホールという比較的近い条件で聴く生演奏はどういう感じなのか興味は尽きません。

オーディオマニアの一部(ほとんどかも)は、自分の再生装置のパフォーマンスを検証するために生演奏を聴きまくるということをしません。
残念ながら、オーディオで聴く音楽で満足してしまって、自分のオーディオが、実際と比べてどの程度のパフォーマンスを示すのか気にならない人が多いようです。
また、ユーザが音楽を創り出す側を支えなければ音楽を供給することができなくなることを気にしていません。
このあたりの実態が、多くのオーディオマニアと私がすれ違ってしまうところです。
たぶん、生の音と音楽をリファレンスにしないで自分のオーディオシステムを決めている人は、このブログの読者にはすくないだろうと思いますが、こういうリサイタルに是非とも足を運ばれたらいかがだろうかと思います。

追伸
昨日の記事で紹介したリサイタルの演奏者は、ヴィオラの有冨萌々子さんとピアノの上田実季さんです。
ピアノの上田実季さんの演奏は聞いたことがなかったので、検索してみたら、YouTubeで、昨年のピティナ・ピアノ・コンペティションの特級での演奏を聞くことができました。

音をひとつひとつ大切にして丁寧に弾く方のようです。
ユーチューブでも臨場感たっぷりに聴けますが、実際にその場で聴いてみたいと思いました。
こういう音をひとつも無駄にしないタイプの演奏家はとても好きです。
こうやって才能ある演奏家を間近に聴くことができるのも楽しみです。


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by mcap-cr | 2019-01-10 12:19 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

工学オーディオに取組むオカルト嫌いです。


by MCAP-CR