2019年 05月 02日
TBSK Festival2019に行ってきた
その中の1枚に、TBSK Festivalというのがありました。
詳しい説明はなかったのですが、2日間に分けていろいろな演奏をする無料のイベントでした。
どこかの団体が主催して何かのイベントとして実施するのかと思っていましたが、実際には、自主開催の発表会という感じでした。
TBSK管弦楽団というのは、2011年に結成したアマチュアオーケストラです。
大学のオーケストラサークル員や卒業者が中心のようです。
音楽大学のセミプロ級オーケストラとは違いますが、こういう活動で音楽のすそ野が広がるのだと思います。
私は、昨日の正午過ぎの公演に行きました。
場所は、勝どきのトリトンスクエアにある第一生命ホール。
イベント自体がどういうものかわからずにいたので、大きなホールを想像していましたが、小ぶりの良い感じのホールでした。
収容人員は767席。
ぱっと見た感じでは、東京文化会館の小ホールより座席がすくないかと思いましたが、2割増しくらいの収容人員でした。
新しく、オーケストラを配置するのに十分なステージがあり、また、快適な座席です。
どこに座っても音楽を良く聞けるでしょう。
室内楽の演奏が始まると、ちょっと揺らぎが多いかな、という印象でした。
プロじゃないので他の生活を犠牲にして練習時間を確保するのは難しいでしょう。
弦楽は、相当に練習を積まないとなかなかぴったりには合せられません。
その中で、コントラバスの奏者(宮本貴幸さん)が抜群に目立っていて、良い響きを聞かせていました。
コントラバスはボディが大きいですが、音の通りがいい音域の楽器ではないので、普通はそんなに旋律が聞こえることはありません。
それが、今回はコントラバスの旋律がはっきりと大きな音で聞こえました。
コントラバスを目立たせるためのコントラバス協奏曲であればそのように作られていますが、これほど目立つのは初めてです。
低音も深々となめらかな旋律は見事なものでした。
どうしてこんなにコントラバスの音が大きいのかと考えていたら、椅子などの配置換えの時間に理由が分かりました。
床の固有振動数が低音側に寄っていてしかも固有振動が大きいです。
固有振動がコントラバスに乗ってこの響きを作り出したのでしょう。
ステージの小さな東京文化会館小ホールではこういう床の音を感じることはありません。
第一生命ホールは、室内楽の演奏に最適な空間だろうと思います。
イベントは夜の部もありましたが、昼の部の前半で失礼しました。
管弦楽団の皆さん、これからもクラシック音楽のすそ野を広げてくださいね。

