2019年 06月 03日
パターン化してしまった
面倒なことをせずに、安いラワン合板で作り、木工ボンドを正面、側面、上面にコーティングしてから水性着色ニスをちまちまと塗っていく。
こういうプロシージャが重要です。
では、箱の設計のほうは、というと、これもパターン化していることに気付きました。
MCAP-CRの箱は、形状の自由度が大きいので、いろいろなプロポーションのものができますが、工作までパターン化するとひとつの形にまとまってきます。
副空気室を増やすと大変ですが、2つでやめておけば、3階建て構造に決まります。
工作のことを考えると、板のサイズから決めていくしかありません。
どこのホームセンターでも切ってくれる程度のカットで仕上げることを考えると、なるべくパネルソーのセット回数を減らすほうがいいです。
長岡式でバックロードホーンを作ると、ホームセンターでは切ってくれないくらい面倒になるので、ここは徹底して単純化します。
3階建て構造の場合は、1チャンネルにつき、側面が4枚天井と床が全部で4枚です。
定型サイズの板から切り出して2本分同時につくるとこうなりました。

サブロクで作るなら、a=220, b=680前後で、捨てる部分が最小になります。
そして、穴加工は自分でやれば適当にできます。
ダクトは、好きなサイズの紙管をケント紙でつくればOKです。
長岡式の作り方をすると、側面を板厚の2倍大きく作らなければならないので寸法は他にも必要になるし、ホームセンターで切ってもらうのも手間をかけさせなければなりません。
そこで登場するのが、ティンバー・エッジ(コーナーピラーから名称変更)工法です(過去記事)。
寸法の足りない部分は、角材を宛てます。
そして角材を鉋や紙やすりで仕上げると、木口も見えないし、コーナーのアール仕上も簡単です。
角材は、マイタ−ソーのようなもので正確に切れるし、普通のノコギリで切ってちょっと削れば寸法はピッタリです。
家具の隙間にぴったり押し込むとか、寸法を周囲に合わせるとかいうならこのパターンでは駄目ですが、このパターンだと、水平断面は正方形で格好いいし、板厚も自由に決められるし(内容積は変わるが)、トールボーイ型で設置場所には困らないので究極の単純設計だと思います。
問題は、いつ工作に着手するか...
モノを増やしたくないので...
大抵は角材のほうを大きくして削って合わせます。
東急ハンズだと表示寸法よりも小さかったりするので要注意です。
ホームセンターだと安いのは18mmと24mmが多いようです。
カンナ掛けで仕上げた方がすいたりしないで綺麗に仕上げられるのですね。
後、ホームセンターでカットしてもらうならコーナーピラー工法の方が寸法ズレしてもズレたなりに同じ寸法でお願いすれば良いのがいいですね。
形が好みなら加飾や塗装に頼らなくても満足できそうです
実は3階建MCAP-CRを作った際に使わせていただいていますが
コーナーピラー方式は板材のカット誤差をある程度、誤魔化せました
(3×6ではなく、半端サイズの板から切り出したのですが1mmほどズレてしまった)
角材の反りは単純な曲がり以外に、捻りがあるためハタガネをかなりの数使いましたが、多少の接着誤差も修正しやすく良かったです
無駄を出さない+誤差を吸収できる+間違わない=単純
というのが基本だと思います。
腕の未熟さがあってもカバーされるというのもこのメリットだと思います。
このタイプでのカットの間違いは、過去に経験していません。
是非ともお勧めしたい工法です。
CBS-CRは、タイプの違う3兄弟のひとつで同じ寸法、形状でした。
作った頃はいまよりも気力が充実していたので、多少難しくても頑張る気合が入っていました。
いまは、なるべく簡単で安いことを重視しているので3階建て構造に落ち着いています。
おっしゃるように、角材は、ねじれや、複雑な曲げもありますが、しばらく押し付けていると曲がり屋ねじれを吸収してくっつきます。
これは、最後にはめ込むと、2面接着でできた方法です。
角材は、荷造り用の平たい紐などで、引っ張って押し付けるだけでいいのではないかと思います。
構造強度には大して寄与していないので、ピラーというにはおこがましいくらいの感じですがちょっとした味が出ていいと思います。

