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失速は加速する

コメントを頂いてはたと理解しました。
オーディオのあり得ない違いを楽しむ人たちは、神秘体験を共有しているのでしょう。
だったら納得だなあ。
心霊写真などは、否定されることが多いですが、オーディオの神秘は取り上げられることがないので、神秘体験がそのまま真実のように語られていくのでしょうね。

Yahooのニュースを読んでいたら、飲食店チェーンの大戸屋が調子悪いという記事がありました。

常連客が大幅減"大戸屋ランチ廃止"の衝撃

先日アホなバイトがSNSに不適切な写真を上げたらしいというのは知っていましたが、大幅な値上げもあったようです。

定食メニュー12品目を10円~70円値上げということですが、いちばん大きなのは、最安メニューのランチが720円から870円に上がったことでしょう。

上のリンクに写真が出ていますが、廃止になった720円のメニューのほうが代替品として引き継いだ870円のメニューより良さそうに見えます。

なるべく目立たないようにこそっと値上げしたようにしたつもりだったのでしょうが、客からすれば150円の大幅値上げと感じたでしょう。


私は、大戸屋は、外国人観光客を引き付ければまだまだ生きていけると思うのですが、そういう知恵はないようです。

最近はヨーロッパでも和食が多くなってきていますが、まだまだ高値の花です。

ヨーロッパで和食と言えば寿司が中心で最近はラーメンも加わったようですが、本当の和食は焼き魚定食からとんかつ定食とか、日本で広く浸透しているものにあり、それを観光客に広げていけば、大戸屋はかなりいけるんじゃないかと思います。

テーブル会計にして、丁寧に説明、笑顔でおもてなし、そういうあまり金のかからない改革をして外国人観光客にプレミアム値段の定食を食べてもらう、というような工夫をすれば、競合店とは差別化できると思いますがどうなんでしょう?

もう5年くらい前に、アンケートに、『英語メニュー付けたらいいんじゃない?』というようなことを書いたのですが、その後も外国人客が増えたふうでもなく代り映えはしなかったので、どうなのかなあ、と思っていました。


そもそも論に戻ると、私が大戸屋がいいと思った差別化要因の第一は、完全禁煙にしたことでした。

大戸屋が完全禁煙に踏み切ったころは、まだ、禁煙の飲食店がほとんどなく、どこに行っても煙を吸わされるので大戸屋は希望の星でした。

リンガーハットも一時全面禁煙に踏み切りましたがほどなくヘタレタので、私の評価はダダ下がりです。

いまは、禁煙のお店が多くなったので、そういう意味での大戸屋の最大の差別化ポイントは無くなってしまいました。


上記のリンクにある記事は、コンサルタントが通り一遍のことを書いているだけなので、その中から実情を推察するしかありませんが、内部のコスト増を価格に転嫁したことが値上げとなったようです。

バイトテロの時期と客足が遠のき始めた時期は重なるそうですが、主要因は、値上げにあるだろうと思います。

しかも単純値上げではなく、いちばん手ごろなメニューを廃止してしまったので、値上げ以上の負のインパクトがあったろうと思います。

どうしようもない悪手を売っちゃったなあ。

コスト増要因が外部にある場合は、他のお店も値上げするので、それだけで経営を圧迫するとは限りません。

しかし、要因が内部にある場合には、自分だけ値上げになるので、客足が遠のき、埋め合わせのためにさらに値上げ...となり結局どんどん失速していき墜落します。

こういう状態になるともう制御のしようがないので、あとは墜落までの時間の問題になってしまいます。

大戸屋の場合、幸いにもまだ利益が出ているのだから、利益を圧縮して改革に取り組めばまだ回復の可能性はあるのではないでしょうか?

単純値上げは守りしかできないので、こういう業態は守りに入った時点で負け確定です。


値段だけで差別化する商売は長続きしません。

それは、いままで何度も見てきたことです。

スーパーなんかは、少し商品がみみっちくなってきたら、もうそんなに続きません。

利益が出ているうちに廃業してやり直せばいいのですが、肝心な商品の価値を下げてしまったらもう逆向きの操作はできません。


最近は、丸亀製麺も失速しているようだし、どうも外食産業は怪しい感じです。


業態は違いますが、散髪のQB Houseも最近客足が減ったように見えます。

QB Houseの経営者は、何が売りなのか理解していないフシがあります。

安いだけが売りだったらいずれダメになりますが、いちばんの差別化ポイントは、スピードだったのだと思います。

会話も最低限にして、座ったら黙ったまま終わり。

そういうのもサービスの一部だと思います。

わたしなんかはそういうタイプですが、散髪しながら会話するのが苦痛だという人もすくなくないのではないでしょうか。

私はいまでもQB Houseを利用していますが、順番待ちをしているときに他の客を見て思うのは、好みを聴きすぎだということです。

15分で切ればいいんです。

それより時間がかかるのはお断り、仕上がりカタログを置いておいて、注文番号で決めればいいんです。

そうすれば1時間で5人くらい捌けるので、回転率を上げることができます。

また、せっかく安い料金を設定するのなら、ポイントサービスすればいいのです。

私みたいに年に数回しかいかない客はそういう扱いでいいですが、月に1回来てくれる客にはクーポン券をサービスれば回転率が上がるでしょう。

値段勝負から、ポイントを絞って勝負するほうがわかりやすくていいでしょう。

どんな商売でも、一度下がり始めるとあとは一気です。

利益が出ているうちに事業を売却するとか廃業するとかしないと再起不能になってしまいます。

真面目に商売しているところは、頑張って生き残るか、出直してほしいと思います。



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Commented by muuku at 2019-06-24 14:37 x
さしずめ、オーディオ評論家は神秘体験を一般に布教する霊媒師といったところですかね^^;後、何故か日本では活字信仰があってそれが例え「雑誌」で内容があれなもであっても活字で印刷されたものはある程度正しいモノと言う不思議義な文化がある様に思います。(新聞ですら嘘を平気でさもホントの様に書く時代にもまだ信じられているようです。教育とは恐ろしいです)
大戸屋はたまに行く程度なのであれですが、店舗限定ですが「おかわり自由」を試験的とは言え廃止したのが裏目に出たとの記事を読みました。これも失速の原因かもしれません。上記の様にネット情報を鵜呑みには出来ませんがサービスの撤廃はア○ゾンに置ける黒猫もみたいに顧客の賛同があって初めて成立するのでしょう。
ただし、本当の顧客(大して行きも使いもしないのにモンクばかり言う声のデカイだけの人を排除しないと)を見極められないとやっぱり方針を見誤る可能性が大きいですよね、やはりデータ分析って大事だと再認識させられます。
Commented by mcap-cr at 2019-06-24 15:28
> muukuさん
活字信仰と権威妄信はなくなりませんね。
新聞の嘘がいまだに信じられてしまう訳です(思い切り嘘を書いて印象付けた後に訂正は小さく出すのが奴らの常とう手段)。
大戸屋でおかわり自由というサービスが試験的にあったのですね。ライスの量によって値段が違うのでそういうサービスは知りませんでした。
主要客は、サイレントマジョリティなので、何も言わずに行かなくなります。
ご指摘のとおり大騒ぎする人は大した客ではありません。
こういうデータの切り分けはできていないのだろうと思います。
だから、本当の重要顧客は来なくなって初めて気付くのでしょう。
by mcap-cr | 2019-06-24 06:04 | その他 | Trackback | Comments(2)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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