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スピーカーユニットの高価格化

昨日は、千葉市のはずれまで、母親の施設入所面接に行ってきました。
結果としては受け入れてくれることになりました。
もう数年以上前にやっておかなければいけないことだったのだと思います。
知らないというのはこういうことかと。

昨日は、台風の影響が残り、総武快速線の運行がめちゃめちゃでした。
最初から遅れていましたが、行き先が変更になり、それでも目的地に着くからと乗っていたら津田沼駅に止まったまま...
直前のアナウンスだとローカル列車よりも速く出発しそうだったので、乗ったのですが、結局、その快速は津田沼駅で終わり...
そういう判断は早くしろよ...
JRは、危機管理が全然できていません。
非常時の対応が極めて悪いので、信じないほうがいいようです。
しかも当日は通行止め区間がありバスの目的地が変更になっていました。
バスに乗ってからわかったので、モノレール駅で下車、モノレールでJRの駅へ、そこからタクシーに乗れたので何とか間に合った...
通行止めって山岳地帯だけのはなしだと思っていましたが、そうではないようです。
停電で信号が動かなかったり、木が倒れたりすると簡単に通行止めになってしまうのですね。
東京では、台風の影響はすくなく、影響を受けたのは、東京に通っている人が通えなくなったということだったくらいです。
台風の過ぎ去った前日の東京は物的被害は見えませんでしたが、ガラッとしていました。
国や地方自治体の危機管理が出来ていないとそれによる犠牲者が出てしまうのだということが実感できました。

話を戻すと、最近、Fostex製品の値上げが止まらない感じがします。
FE83En-Sはすでに5000円近い価格になっているし、他のユニットもジリジリと上がってきています。
需要と供給の法則では、供給過多なら価格が下がるし供給が不足すれば価格が上がる傾向にあるはずです。
しかし、価格が決まる要素はそう簡単なものではありません。
スピーカーユニットのような特殊商品は、それでも売れるなら価格が上がるという性質のものでしょう。
価格に対して品質はどうかというとこれは簡単な評価はできません。
スピーカーユニットの品質とは何か、という命題に答えるのは難しいことです。
スピーカーユニットの場合は、使う人の方針や技量で最終的な満足度が変わってくるので、高価だから満足感を得られるというものではありません。
高価な部品を組み合わせれば満足感の上がる品質が得られるかといいえば全くそういうことはありません。
こういう素材は、いわば、漁獲量が多ければ値段が下がり少なければ上がる魚のようなものだと思います。
高価だから美味いというのが完全に当てはまる訳ではなく、イワシのほうが本マグロのトロよりも美味いと感じる人もいるでしょう。
いわば料理次第なので、最終的な作品となったときの質は、料理人の腕で決まるといったところでしょう。

私の見た感じでは、長岡先生が亡くなった後は、自作人口は減り続け、増える兆しは見えません。
また、長岡先生が、パフォーマンス/コスト比を重視していたため、自作派の多くは、完成品よりも低いコストで高品質を追い求める傾向があります。
換言すれば価格に敏感な人が多いので、あまりに高価にすると、だんだん売れなくなると思います。
これは、完成品のマニアとは別で、完成品のマニアは、高価格のほうが喜ぶという人もいるようなので、同じように考えるとマーケットを失う可能性があります。
高級品から普及品まで品揃えを増やすという作戦もあり得ますが、その作成で成功した事例は多くないでしょう。
以前に時計のセイコーやシチズンが低価格ブランドをつくったことがありましたが、うまくいかなかったようで、いつの間にか無くなりました。

確かに、高級完成品をよくよく観察してみればわかりますが、部品がさほど高級な訳ではありません。
それでも、事業を維持しようと思えば、高級パーツをふんだんに使うのも厳しいだろうと思います。

スピーカーユニットの場合には、保証が限定的なので(ほぼ初期不良対応のみで済む)、保証コストは完成品よりずっとすくないし、販売コストも低いでしょう。
そう見れば少々高価過ぎるようにも思えるので、価格体系の変更は、じわじわとユーザーを減らすのではないかと思います。
嫌な言い方をすれば、悪循環に陥っていると思います。

今後も自作人口が増えていくとは思えないので、高級パーツ専門の品揃えになっていくか、途中でギブアップして事業を中止するか、いずれにしても自作派にとっては心地良くない時代になっていくでしょう。

そもそも母体となるオーディオも既に衰退しているので、そのまた一部である自作派も更に減っていく...となるとあまり明るい未来が見えません。

なんとか盛り上げられないものでしょうか。


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Commented by uta at 2019-09-11 14:10 x
お母さんの入所先が決まってよかったですね

F社の10cm新製品は1500〜3000Hzの帯域に大きなディップがあり、分割振動の洗礼を受けているのが一目でわかります
低域も出ていないので
とても初心者向けとは言えないと思います
何故こうなったのでしょうね

雑誌に載る自作の先生方が普及型モデルを考案するしかないように思いますし
装置の評論より、オーディオ分野を雑誌で掘り下げる先生が必要なのだと思います
Commented by mcap-cr at 2019-09-11 16:14
> utaさん
どうも有難うございます。正直ホッとしました。

F特については、許容範囲内かどうかだと思います。
分割振動(この用語は嫌いです(高次の振動モード、というべき))については、避けることが不可能なので許容範囲かどうか(人により違う)ということだと思っています。
聞く音楽にもよるので、料理の範囲内なのかもしれませんが、確かに初心者向きではないですね。
TB社の製品のほうがずっと初心者向きで高性能だと思います。
by mcap-cr | 2019-09-11 06:13 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(2)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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