人気ブログランキング |

上野deクラシックVol.34聴きました

昨日は、東京文化会館の昼前のコンサート(リサイタル?)を聴きました。
チケット代は500円+税と格安ながら、東京音楽コンクールの入賞者の演奏や歌唱を聞くことができます。
昨日は、昨年の弦楽部門で一位の関朋岳さんと一昨年のピアノ部門三位の丸山晟民さんの共演です。
丸山さんは本選の演奏しか聴けませんでしたが、とても丁寧で音楽に喜びを感じるベートーヴェンのピアノ協奏曲でした。
関さんは、二次予選からかじりついて聴いていました。
二次予選では、ピアノ伴奏なしで勝負、本選では見事なシベリウスでした。

今回は、ドビュッシーやフランクのヴァイオリン・ソナタです。

出演

ヴァイオリン:関朋岳 *第16回東京音楽コンクール弦楽部門第1位
ピアノ:丸山晟民 *第15回ピアノ部門第3位

曲目

ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト短調
フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ長調


上野でクラシックのシリーズは、音楽コンクールの入賞者を支援するイベントで、低価格で室の良いコンサートを提供してくれています。
今回は、上記のように第15回と16回の入賞者の組合せでしたが、始まってみると、二人が妙に中がいい。
聞いてみると、丸山さんと関さんは通う学校が違っても、共通の友達を介して交友ができたそうです。
関さんが東京音大の学部生なのは知っていましたが、丸山さんもまだ藝大の学部生だったのですね。
今回のプログラムは"dolce"が主題だそうです。

始まってみると息はぴったり、お互いに尊敬していながら中の良い友達という感じでした。
曲目の解説やそこに取り組む方針などを聞くことができるのが、こういう堅苦しさのない音楽会のいいところです。

今回は、ピアノが違うのに気付きました。
いつもは、小さな"Steinway & Sons"というロゴが見えるのが、今回は、Bösendorferと大きく書いてありました。
こういうのもちょっと楽しみです。

ピアノの音に注意して聞いてみると、思ったほどの重々しさは感じません。
Steinwayほど軽やかではなく、少し重めの音で華やかさは控えめですが、これはこれでありだろうと思いました。
私の想像では、メインのフランクに合わせて選んだのだろうと思います。

関さんのヴァイオリンを聴くは、東京音楽コンクールの二次予選、本選、111 Orchestraの初演、優勝者コンサートに引き続き4度目です。
やはり細かな音の表現が見事です。
楽器を徹底的に響かせるタイプではなく、細かく制御して音を鳴らし分けるタイプだと思います。
その反面、楽器を響かせるのは得意でないのかもしれません。
こういうところは、本人に聴かなければ分かりませんが、音の制御が見事です。

丸山さんはキャラクターとして、とても明るくていい感じの青年で、気取った感じがまったくありません。
肩の力が抜けてとってもいい演奏です。
また聴きたいと思います。
卒業時には藝大の同声会新人演奏会で聴けると思いますが、その前にもどこかで聴ける機会があると嬉しいです。

個人的には、丸山さんが出場した第15回と関さんが出場した第16回はどちらも強く印象に残っています。
関さんが出場した第16回は、高木凛々子さん、有冨萌々子さん、北田千尋さんというそうそうたるメンバーで、その中を勝ち抜いたのですから実力はさすがだと思います。
丸山さんが出場した第15回のピアノ部門では、強く印象に残ったのは、入選の太田糸音さんで、そのときの印象はブログにもしつこく書きました。
こうした二人が尊敬する友人同士というのは、心強くていいことだろうと思います。

丸山さんの夢は、東京文化会館を自分のソロで満員にすることだそうです。
是非とも実現してください。
微力ながら応援します。

仕事を休んで聴きましたが(サボり過ぎか)、とても心地よい一時でした。


トラックバックURL : https://mcap.exblog.jp/tb/239639633
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by mcap-cr | 2019-10-10 06:59 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


by MCAP-CR
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る