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久々の工場見学

昨日は、日本製鉄の君津製鉄所を見学しました。
株主ご招待というイベントで初めて当選したので行ってきました。
私も妻も1000株ずつくらい所有しているのですがいままで当選したことがありませんでした。
今回は妻が当選したのでその連れということで見ることができました。

最近は、日鉄株も随分下がってしまっていて塩漬け状態になっています。
こういうものは、下がったからと一喜一憂する必要はなく、倒産しない限りなんとかなる場合もあります。
以前に持っていた神戸製鋼の株は、安いときに少しずつ購入し、品質偽造問題でまずいことになりましたが、そちらは購入価格が低かったので何とか損せずに売りり抜けてました。
日鉄は、品質問題が発生するとは思えないので、倒産しない限り大丈夫、倒産する危険性はないだろう、という読みで株価がここ10年位の底に近いときに少しずつ購入して所有しています。
それが、AIによるトレードシステム参入の影響かどうか分かりませんが、必要以上に下がりすぎてしまった感があります。

私の場合、全く知らない業界の株を持つのは何となく不安なので、なるべく製造業関係の株を所有することにしています。
また、値動きの激しいのは株価監視が大変なので、安定した業界の株にしているわけですが、AIが導入されてから、株価にバイアスがかかってしまったようで、含み損は7桁あります。
こういうのも、まあしょうがないことではありますが。

君津製鐵所は、電車で行くと大変ですが、会社が準備してくれたバスは京橋の乗車場からアクアライン経由で短時間に到着しました。
簡単な説明を聞いてから、熱間圧延工程を見学しました。
高炉も外から見学したのですが、中が全く見えないのでグーグルアースと大差ない感じでした。

見学のあとの質疑応答を聞くと、多くはごく初歩的な技術的質問でした。
鉄は、金属の中でも特に奥の深いもので、炭素などと化合して性質が変わります。
この組成や熱処理温度などで機械的性質が変わるので、勉強すると覚えることが多く大変ですが、少しだけでも頭に入っていれば説明はピンときます。

質問の中には、度重なるリサイクルで劣化しないのか?というものがありました。
こういうのは、高校の化学で、元素について理解していればあり得ない疑問であることがわかります。
元素が変化(劣化)するためには、電子や陽子の数を変えなければならず核反応が必要なので、普通、そういうことはありません。
そういうことが可能なら錬金術も実用化できてしまうことになります。
鉄製品の場合、主要な元素は鉄ですが、炭素や他の金属が化合しているので、初期のプロセスに戻せば同じような化合物をつくることができます。
リサイクル材料に含まれる金属成分によっては組成量の誤差が上がってしまう可能性が有りますが、リサイクル前に分別すればそれほど大きな問題になることはないでしょう。
機密の保護はそのように管理しているのか、というような質問があるかと思いましたがそういうことには興味ある人はいなかったようです。
隣国がパクリ大国ばっかりなので、こういうのが心配なんですけどね。

久しぶりに工場見学して昔を懐かしみました。


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Commented by hiro-osawa at 2019-11-11 09:49
君津事業所は大口の顧客が4つあったのでよく通いました
担当者はたいていご高齢で勤続数十年、戦後の古い製鉄会社の体質が芯から染み込んだタイプの人たちがほとんどでした 自分たちの会社が世の中最高的な宗教団体みたいでした
組織の若返りをしようにも、労働組合が強力で固まったまんまに見えました
あれから20年くらい経ったので現在はまた違う雰囲気になったでしょう
Commented by mcap-cr at 2019-11-11 11:38
> hiro-osawaさん
いまはどうなのでしょうね。
所長さんは古いタイプの人に見えました。
一流会社、人気会社という評価は、ん十年前とは随分変わってしまった気がします。
by mcap-cr | 2019-11-10 06:09 | その他 | Trackback | Comments(2)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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