人気ブログランキング | 話題のタグを見る

UP4D-Tキャパシタの交換

新しくつくっている4方向ツィータのUP4D-Tシステムの接続図は下記のようになっており、キャパシタを交換して効果を変えられるようになっています。
UP4D-Tキャパシタの交換_a0246407_06100546.png
ネットワークは直列に接続するキャパシタ(コンデンサというとつい凝縮器を思い出してしまうため、米国の表記に合わせcapacitorをカタカナ表記した)で高域を落とす簡単なものです。

使っているユニットは高域のやかましいフルレンジです。
フルレンジなので、高域のインピーダンスが相当高いだろうと思います。
ですから、キャパシタの容量はどれくらいが適切なのかちょっと検討がつきませんでした。
もちろんメインとするスピーカーシステムの能率や高域特性で大きく変わるので正解がはわかりません。

最初は、赤パークのシステムにつないでみると、1μFのフィルムコンデンサを使用したときにはほとんど聞こえませんでした。
手持ちで次に小さな、100μFをつないでみるとで聞こえすぎる印象でした。

もともとは、このUP4D-Tは、8cm位のメインシステムと組わせて使用する予定だったので、まず、8cmのシステムに変えてみました。
メインのシステムは、TangbandのW3-517SBを使用したMCAP-CR最初のモデルで、一昨年前のオフ会で鳴らしたものです。

手持ちのキャパシタ容量は、100μFと1μFとの間がなかったので、今回は、47、22、10、4.7μFのものをそれぞれ2個ずつ購入しました。
耐圧はいろいろ混じっているので、物理的大きさと容量の順番は必ずしも一致しません。
防音工事をしていない家庭用では、耐圧は35Vでも大きすぎるくらいなので、なるべく価格の安い耐圧の小さなものを購入したいのですが、たまため店頭在庫にあるものを購入せざるを得ません。
バイポーラの安いものなので、全部で310円です。
接続端子がこの10倍以上したのと比べると激安に感じますが、スピーカーユニットの1本150円と比べると微妙です。

まず、最初は、前回つないであった100μFを変えずに聞いてみましたがさほどひどくありません。
次に、47μFに変えてみるとすこしすっきりしていい感じです。

さらに22μFを試しても47μFと高域の量感はそんなに変わりません。

10μFまで落とすと更にすっきりしていい感じです。
雑味が減った感じといいましょうか。

最後は4.7μFとすると、このくらいでいいようです。

使ったのは、無極性のコンデンサで、いわゆるオーディオ用ではありません。
4.7μFだと1個26円です。
これでいいみたいです。
質が良いとされるフィルムコンデンサは高価だし、容量の大きなものは入手しにくいのが実情です。
音を聞いてみると、無極性のこのタイプでも問題ないようです。
ただし、4.7μFよりも容量の小さなバイポーラコンデンサは見つからなかったので、それより小さなものは、フィルムコンデンサを使わざるを得ないようです・

メインのユニットはTangbandのW3-517SBでも、このUP4D-Tでもあるのと無いのとでは大違いで、ヴァイオリンやチェロの輝きが増します。
もう少し詰めていくといい感じになりそうです。

これを仕上げて来年のオフ会に持参しようと思います。


by mcap-cr | 2019-12-12 06:20 | スピーカー設計 | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。