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ETC

先日新しいカードをつくったときにETCカードを発行してくれました。
ETCカードはその場では発行できなかったので、翌週に書留で届きました。
新しいカードを見ると、
Electronic Toll Collection(電子式通行料徴収)と書いてあります。
ETCって何だろう?とは以前から思っていましたが気にしていませんでした。
ETCといえばエトセトラ(など)を思い出しますが、そんなはずはありません。
今回ようやく、その意味が分かりました。
で、その意味を知って思ったのは、高速道路会社の目線でつくった言葉だったんだということです。

20年近く前にイタリアに旅行したことがあります。
そのときに、観光バスは、ETCと同じようなシステムで料金を支払っていました。
料金所には、"TELEPASS"という表示がありました。
カタカナ表記でテレパス。
イタリア語なんか知らなくてもすぐに意味が想像できます。
『離れたまま料金支払って通過できるシステム』なんだなあっと。
こんなにわかりやすい言葉なのにどうして日本ではこう呼ばないんだろうと疑問に思いました。

TelepassとETCとは同じ目的のシステムですが、目線が違います。
ETCは、カネとる側の目線で見たことばですが、Telepassはカネ払うユーザー側からの目線で見た用語です。
こういう目線の違いは、すれ違いの元になります。

最近は煙草の問題も落ち着いてきましたが、自分が子供や若い頃には、煙草が野放しになっていて、通勤電車の中でさえも煙草が咎められることはありませんでした。
煙草で苦しめられて憎む人が大多数だったろうと思いますが、マスコミを含めそういう事情を公にせず隠蔽していました。
それだけタバコマネーが大きかったのでしょう。
そこで、問題だったのは、どういう目線でタバコを表現するかです。
問題だったのは、いまでも無くなっていない『喫煙』という表現です。
誰の目線か?
本人だけの目線でつくったのがこの『喫煙』という用語でした。
客観的に見れば、単に発煙なんですが。
これを『発煙』と表現してしまうと、タバコの議論は一発終了です。

『発煙するな』
『...』

喫煙は、日本語での用語ですが、似たものでは中国語の『吸煙』という表現があります。
英語などヨーロッパ系言語の表現は、『発煙』に近いものです。

smoke : 煙を発生させる自動詞
fumare : 同様のイタリア語

同じような用語でも目線が違うと、これだけの問題が発生します。

オーディオだって、聴いている側からは、『音楽』ですが、無秩序に鳴らすと『騒音』です。
これって、タバコの問題とまったく同じなんですよね。

こういう目線違いの用語って、議論はないのでしょうか?
やっぱりなるべく客観目線で表現するのがいいのではないかと思います。


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by mcap-cr | 2019-12-20 05:59 | その他 | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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