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第17回東京音楽コンクール優勝者&最上位入賞者コンサート

昨日は、昨年の最上位入賞者コンサートを聴きました。
座席は売り切れだったそうですが、早いうちにチケット購入してあったので、センターのいいポジションを確保できました。

まず、最初は、フルートの瀧本実里さんです。

ロドリーゴ パストラル協奏曲
フルートの忙しい小編成の協奏曲で、フルート以外の管楽器も対話しながら曲が進みます。
1970年台の作曲だそうで、現代音楽とはちょっと違う分野の曲ですが、私のような素人には少し難しい、気を失わせる曲でした。
周囲の人も結構気を失っていました。
速くて忙しいパッセージが続くのを難なくこなすのは見事でした。
昨年は、管楽器は二次予選も本選も聞けなかったのが残念でした。

テノールの工藤和真さんが続きます。
工藤さんは、私東京音楽コンクールをが聴き始めて以来最高のテノールだと思います。
それでも、審査結果は一位なしの二位ということで、聴衆の不評を買っていました。
今回のは、四曲を謳ってくれました。

ヴェルディ:仮面舞踏会から『永久に君を失えば』
プッチーニ:ラ・ボエームから『冷たき手を』
マスカーニ:カヴァレリア・ルスチカーナから『母さん、あの酒は強いね』
プッチーニ:トゥーランドットから『誰も寝てはならぬ』

甘い声から天に届くような声。
聴衆も興奮して聴いているのが分かります。
ラ・ボエームを聴いて、甘酸っぱい回想を舌人もいたことでしょう。
工藤さんは、今後も大活躍してくれると思います。
そうでないと聞けませんから。

休憩を挟んで、ピアノの秋山紗穂さんです。

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番
音をひとつひとつ念入りに区切るように始まっていきました。
この曲は、お気に入りのひとつだそうです。
聴いていてハラハラ・ドキドキという展開ではなく正統的に音を刻んでいきます。
見事でした。
それと秋山さんの特筆すべき点は、お辞儀の美しさです。
手が膝まで届くほど深々と長めに頭を下げる。
日本のお辞儀の美しさを海外にも広めてほしいと思います。
いまは、マスコミに先導されてヘンテコなお辞儀をする人が増えましたが、やはり日本古来のお辞儀は美しい。
音楽とは関係ないのですが、きっと素晴らしい環境で育ってきたのでしょう。

この最上位入賞者コンサートに出られなかった方たちも、大成功して、また、東京文化会館に戻ってきてほしいと思います。
皆さん、どうも有難うございました。

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by mcap-cr | 2020-01-14 06:12 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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