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オーディオの低価格化は自分だけ?

最初に、ちょっと関係ない連絡です。
ウェブサイトにあるフォームに、ある方から連絡を頂きました。
メールでメッセージを差し上げたのですが、頂いたメールアドレスが不在で返送されてしまいました。
その方は、面白そうなので、DU080aと類似のものを作成してみたいとのことでした。
試して頂けると、公開した甲斐があります。
また、最近は、間違いにくさ、作りやすさとコストを重視して、設計を変更しています。
同じタイプのモデルでは、バージョンがcになっており、こちらは、安価で作りやすくなるよう、カットする寸法を2つだけにし、パネルソーの刃の位置を2回変更すればカットできるようにしています。
また、ダクトは厚紙を巻いて自作するようにしています。
いままで試した8cm前後のユニットは、概ねいい感じで鳴っていましたので、こちらをお勧めします。
DU080cについてはこのブログに書いており、下記に記事があります。

https://www.exblog.jp/search/?blogid=970246407&t=0&q=DU080c

ご不明な点がありましたらご質問ください。

以上は、特定の方へのメッセージでしたが、最近の設計について、まとめました。

MCAP-CRの設計方針

- なるべく単純にする
- ダクトは内側/外側でそれぞれなるべく同じ長さにする
- ダクトの面積は全部同じにする
- 作りやすく、安価にする
- ダクトはトイレットペーパーやラップの芯など入手容易な紙芯を使うか、厚紙で自作する
- 板厚は、むやみに厚くしない
- ティンバーエッジ工法で、木口を正面や側面から見えなくすると共に、板を有効に使い、設計や板のカットを単純化する
- シミュレータで確認計算する

以上の典型が、DU080cというモデルです。
基本的には、最初に作ってみたaモデルと同じなのですが、その後の知見を加え、単純化とローコスト化に徹したものです。
このモデルは、12mm厚のサブロク板1枚+端材と角材とで3セットつくりました。
3つの筐体に別々なStereo誌のユニットを入れてオフ会で聴き比べました。

いまは、余ったひとつにF77G98-6を入れて使っています。
このモデルは、スピーカーユニットがふつうのものならイヤな感じになりません。
F77G98-6がふつうかといえば、ジャンクなのでかなりふつうとは違いますが、悪くないので気に入っています。
低音もレベルは低くなりますが40Hzよりちょっと下まで再生できるので、オルガンも意外に聞けます。
超低音がモリモリというソフトでなければそこそこ聞けます。

そういえば、図面をブログに公開していなかったので、下記図面を貼っておきます。
オーディオの低価格化は自分だけ?_a0246407_15374563.png

再生系のミュージックサーバーや駆動系のアンプも含め、私のシステムはどんどん低価格化しています。
低価格化は、技術進歩のお陰です。
デジタルアンプは、今までになかった価格設定にしてくれました。
音楽サーバとしているラズパイも技術革新の賜物です。
こうして技術の発展を享受できています。
コストは、これ以上は下がらないだろうというところまできています。
だからといって、ミニコンの音とは全然違います。
スピーカーだけは、ここ何十年も殆ど進歩していないと思います。
言ってしまうと進歩したのは箱だけかもしれません。
スピーカーシステムは、低インピーダンス化、低能率化して、フラット化していますが、価格は急上昇で、価格の上昇に見合う性能の向上は?です。
他の機器は低価格化、高性能化しているのにスピーカーシステムだけは高価格化しています。
ですから、フルレンジのようなシンプルなユニットをつかって箱で工夫する訳です。

ずっと昔に長岡先生が『(当時の)オーディオは狂っている』と書かれていましたが、狂い方がどんどん増速しているように思います。

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by mcap-cr | 2020-02-20 06:01 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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