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音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


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仕事なんだよなあ...


クラシック音楽業界、コロナ感染拡大で損害の補償などを国に要望 推定24億円超え2020-03-17


上記のサイトで取り上げられた意見

あくまでもフリーランスとして4100円の補填で。クラシック業界だけ特別ってのもねぇ…

色々批判はあるけど音楽家は銀行から融資なんて受けられない実情がある。そんななか協会がしっかりと国と交渉するなんて素晴らしいと私は思いました

支援してください。芸術で収入を得ている人を大切にしてください!さい!

コンサートが数回無くなったからと言って音楽文化は廃れないし、
これで廃れたとしたらそれはもう「文化」ではないと思う。

わたしにはどうしても「たかり」に見えてしまう。。。。
なので恥ずかしく思う。

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コロナウィルスの問題は、あくまでも中国共産党が隠蔽し、それを手助けしたWHOの共同責任なんですよね。
隠蔽せずに対応をとっていればここまで広がる必然性がありませんでした。
こういうときこそ日本政府は損害賠償を請求しなければダメなんです。
アメリカもいっしょになって損害買収請求すれば、共産党は壊滅するでしょうし、そうすれば、ウィグルやチベットの人権問題も解消されるでしょう。

そういうそもそも論はさておいて、いろいろな意見があるのはいいことですが、この問題は簡単ではありません。

意見のなかのいちばん上のものをツィートした人は、仕事をやったことがないのでしょう。
クラシック音楽に限らず企画物を商品とする商売は、準備段階が命です。
決してパフォーマンスの時間だけが仕事なのではありません。
仕事をやった経験がなければ、いま眼の前に見えているものの背後に何があるのかわからないでしょう。
こういうのは仕事ができないマスコミにも責任があります。
よく、サッカー選手は1時間でン千万円稼ぐとかいうのがそういう仕事のできない人の解釈でしょう。
サッカー選手の例をとれば、その1時間のためになん時間とン億円使っている訳です。
もっと云ってしまえば、その表舞台に立てない人がそのン百倍(ん千倍?)いる訳で、そういう人たちがいなければ、そういうスター選手が出てこれなかったということです。

仕事なんかも時間契約で身一つでいけば務まるものもありますが、それしか知らないのでは、コミュニケーションにも問題が出てくるレベルでしょう。

クラシック音楽もサッカーと同じで、そのたった2時間の公演のために何時間と金額いくら使ったことか。
公演ができなくなった損害とはそういうものなのです。
これは日本政府が悪い訳ではないので、日本政府に請求することはできませんが、激甚災害などと同じで要望することはできるでしょう。

それと、もっと根本的な問題は、クラシック音楽が稼げなすぎることです。
才能と努力に全く見合わないのがいまのクラシック音楽ビジネスです。
学生のうちは豊かな人が多いだろうと思いますが、そこから一歩プロの世界に入ると、そう簡単には稼げない道が待っています。
たとえば、1000人収容できるホールを100万円で借りて、ソロや小さな編成のパフォーマンスをするにしても、全席を2000円で売り切って直接収支が+100万円です。
それ以外のコストをここから引くとどうなるか。
半分しか売れなかったらどうなるか。
これはビジネスなのですが、そういうことは音楽大学で教えてくれるのでしょうか?
結局音楽家は大学で教鞭をとる以外は安定して生活するのは厳しそうです。

文化として助成する、そういう助成に慣れてしまって助成だけで食いつなぐのでは、政権が変わったり、国が貧困に陥ったら終わってしまいます。
現状では、収入の柱が別にあって、公演や音楽ソフトの売上をそれに追加する、という以外は生きていけないビジネスです。

こういった災害はふつうにあり得ることなので、それくらいで倒れてはいけません。
でも、国もちょっと助けてあげてほしい...

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Commented by hiro-osawa at 2020-03-19 02:56
前にも書きましたが外国の文化維持新興にカネを出す国はありません
アメリカにも大相撲のファン、力士は大勢いますがそれが不人気で下火になっても米国民の税金は投入されないでしょう
ロシアでも柔道、剣道の人気はありますが状況は同じです
ロシア民謡やフレンチシャンソンが好きな日本人は多いですがその道で成功することは困難で日本政府は外国文化に助成しません
演歌の好きなアメリカ人が日本で受けたりしましたが長続きしませんでした
どこの国でも外国の文化が好きな人はいますがその場所で下火になれば消滅して終わりです
それでもやりたければその文化の母国へ行くしかないでしょう すべての文化には国籍がありますが母国でもだめならその文化は終わりです
好きなことを趣味で楽しむのは自由ですがそれで成功して喰ってゆけるのは相応な能力を身に着けて認められた人だけです
日本に上陸した諸外国の音楽のほとんどは多くのアマチュアによって楽しまれていますが、プロとして成功する人はごくわずかで、これは音楽以外のスポーツも芸術、絵画も彫刻も同様です
そもそも音楽は本来商業、興行とは関係ない物で自分(達)で演奏して楽しむこと、それを無料で聞いて楽しむことで、大金を払って誰かの演奏を聞きたい人が少なければそれをあてに演奏家は生計を立てることは成り立ちません
Commented by mcap-cr at 2020-03-19 06:26
> hiro-osawaさん
私は違う考えを持っています。
いわゆるクラシック音楽は、日本の古典芸能とは違い、すでに世界中に浸透し、教養、学問として成り立っています。
大学などの専攻過程として存在するということは既に、国が助成している訳で、それは、工学、理学というような学部と同等なものです。
美術にしても同じことでしょう。
他のすべての音楽も、クラシック音楽の手法で記述、解析できるのもまた事実で、いわば音楽の共通学問となっているものを発症の地だけの責任、特権として特定してしまうべきではないと考えます。
ただ、娯楽であることも事実、この騒ぎに対して責任がないのも事実、他の興行分も含め、本来責任を有する中国共産党に責任を追わせるべきであろうと思います。
Commented by roku at 2020-03-19 10:42 x
私見ですが、今の日本社会は現行の人や物や金が回ることによって成り立っているところが多いと思います。
その流れが大きく滞ったとき、期間によって持ちこたえられない人達があることも容易に想像できます。
人や物や金の流れが回復した時に元の生活に戻るためには支援があっても良いと考えます。
公的支援だけでなくクラウドファンディングなんかも考えられると思うのですが。
Commented by mcap-cr at 2020-03-19 16:50
> rokuさん
そうなんですよね。
興行型のビジネスは、資金がないとこうした小さな波でも潰れてしまいます。
小規模な興行団体にも何らかの支援があって良いのだと思います。
クラウドファンディングも必要になると思います。
私が必要と思うことは、自力で十分に稼げるようビジネスを育てることだと思います。
助成だけでなくビジネス開発が必要だろうと思います。
by mcap-cr | 2020-03-18 07:06 | 社会科学 | Trackback | Comments(4)