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バスレフ研究所 Personal Audio Laboratory mcap.exblog.jp

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


by MCAP-CR
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UP4D-T ver.2 (2)

昨日は彼岸の墓参に行きました。
ついでに寺の年会費を収めて連絡先も母親から私の自宅に変更してきました。
こういうものもおろそかにはできません。
それにしても昨日は暖かく、墓参帰りに銀座に立ち寄ったら人が大勢出ていました。
先週はガラッとしていたのですが、今週はいつもと同じような賑わいでした。
きっと自主戒厳令を解いた人が大勢だったのでしょう。

新しく購入した、箱不要でマウントできるユニットを見ていて、試してみたいことを考えていました。
それは、松さんが考案したアシュラ型配置です。
箱の必要な形式ではアシュラ型配置は大掛かりな工作になります。
しかし、箱がなく木枠だけだったら、ユニットの取付向きを変えるだけでアシュラ型配置になります。
アシュラ型というのは、正面向きが後ろ、背面向きが手前、右向きが左、というように振動板の位置関係を通常と逆に配置する方式です。
箱に付けるとすれば、箱の寸法が負の数になるようなイメージです。
私が試していたUP4D型配置は、難しいことを避けるために、全部外向きに配置しています。
これを内向きに配置すればアシュラ型に近づきます。
近付くというのは、アシュラ型には私の認識できていないポイントが他にもたくさんあるだろうと思うからです。

ということで、1本はアシュラ型に作ってみました。
両方やればいいのですが、比べる度に組み直すのが大変なので1本ずつ作ったという手抜きです。
後で、好ましい方に統一します。

まず、アシュラ型。
UP4D-T ver.2 (2)_a0246407_17043352.jpg
ものすごくメカニカルで、不思議な造形にグッときます。
ぱっと見ると振動板が見えないので、妙な感じで何をしたいのかよくわかりません。
説明抜きだと理解不能でしょう。

次に、従来のUP4D-T型です。
UP4D-T ver.2 (2)_a0246407_17045522.jpg
スピーカーユニットが少しだけ引っ込んでいるのでこちらのほうが配線の処理などの仕上げが楽そうです。

片方ずつだけですが、近寄って聴いてみました。

このユニットは、そこそこ能率が高いです。
8cmシステムのプラスツィータなら十分でしょう。
ふつうの能率の10cmなら組合せても良さそうです。
最初はちょっと荒れた感じの音に聞こえましたが鳴らしているうちにだんだん良くなってきました。
超お買得のツィータのようです。
1本100円のツィータなんて普通には入手できません。

肝心のアシュラ型と従来UP4D型の比較は...

本当に微妙な差です。
無理に判定すると、アシュラ型のほうがちょっといい感じです。
落ち着いて心静かな感じです。
例えるならば、日本料理で大根を煮るときに角を面取りするような、そういう一仕事を加えたような差を感じます。
ユニットの背面が出っ張っているし、配線も外側にならざるを得ず、見た目が悪いので、外見に引っ張られるかと思いましたが、聴いた感じは透明感があり実にいいです。
アシュラ型は透明な感じで、従来UP4D型は実体がある感じです。
ホールの音響を目指すなら従来UP4D型配置のほうがいいかもしれません。
ただ、従来UP4D型も細い箱を使用してユニットの水平投影配置を近付けるほうがいいことは確かめられています。
このモデルは、箱としては一辺が77mmの正方形で、しかも、ユニットが外面から5mmほど引っ込むことを考慮すると、一辺が67mmの正方形に相当するので、もはやこれ以上は難しいくらい理想に近付いています。

それでも、一辺がおよそマイナス60mmとなったアシュラ型のほうが、何とない透明感を感じます。

気のせいなのかもしれませんが、差を感じてしまうのも困ったものかなと...
改善を感じるといろいろやってみたくなるのが人間の性ですので。

これをやってみていろいろとまた思い付いてしまいました。
アシュラ型だって、更に内側に引っ込めてしまうことが可能です。
これを試すには、更にユニット8本、端子2個と角材が3〜4本くらい必要です。
いやいや、ひょっとするとあと何十本も使用するかもしれません。
コストは大したことありませんが秋月の在庫はどれくらいあるのかな?


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Commented by muuku at 2020-03-21 14:04 x
秋月電子のホームページで見るとこのユニット、在庫は潤沢(119個)なようです。更にお安い200個入(12千円、60円/個)もあるみたいです。オススメはしませんが気に入ったのであれば大人買いもありですね^^;

後、ホームページにスペックシートがPDFでついていたので参考になるかもしれません。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-10984/
Commented by mcap-cr at 2020-03-21 17:16
> muukuさん
さっき12個1200円で買ってしまいました。
でも200個はちょっと多過ぎですね。
PDFを見ると10kHzと20kHzの間に谷がありますが、20kHzまではしっかり出ている変な特性ですね。
インピーダンス特性が出ていれば嬉しかったです。
図面で見ると肝心な部分の取付寸法は分かりませんが、一辺53mmの正方形枠にぴったり嵌ります。
スーパーツィータとして使うならこのユニットいいですよ。
コーン型ツィータを探している人にはお勧めです。
でも、専用の安いデジタルアンプを使えば効能率フルレンジとも組合せられますね。
これは良い買い物でした。
Commented by uta at 2020-03-22 19:27 x
現実的に比較視聴する場合
プロアマ問わず特定曲目、特定箇所の比較を続けていると思いますが
そのあたりの聴き方の違いも
オーディオ価値の違いになるかもしれませんね
数分程度の曲か数時間単位か
視聴回数にも違いがありそうです

打ち向きと外向きは
単純に内向きの方が音の干渉が恐らく多く
その方が好印象というのは
歪みや定在波、エコー音を含め、各ユニットの繋がり感が良いのかもしれませんね
Commented by mcap-cr at 2020-03-23 06:13
> utaさん
比較試聴には、自分の場合にもポイントがあります。
最近は特定の部分というよりも、自分のコレクションをリッピングしたものをいろいろと聴き比べて比較しています。
それによってソフトの新たな側面を発見したりもします。

内向きと外向きの違いは、理屈として理解できるわけではないので、聴いた感じになります。
いま考えているのは、内向きとも外向きとも云えない、各ユニットの水平射影距離を仮想的にゼロにするレイアウトです。
例の100円ツィータを新たに12個買ったので実験できると思います。
200個で12,000円にも惹かれますがさすがにこれは使い切れないですね...
by mcap-cr | 2020-03-21 06:33 | スピーカー設計 | Trackback | Comments(4)