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はこにわオーディオ工学研究分科会 (旧名: バスレフ研究所)

現状に疑問を持つ

最近に始まったことではありませんが、私は、現状に疑問を持つほうなので、教科書に書いてあることを含めて素直に信じるほうではありません。

教科書なども、数学や物理などではミスプリントなどを除くと間違いはほぼ無いと言って良いですが(理由付けなどに議論の余地がある場合はある)、歴史や国語や英語など不確かさの大きな科目は、誰かが自分の考え方に沿ってまとめただけなので、どこかしこ変な部分が出てきます。
ですから、そういうものは、試験用の勉強と割り切ってやるしかありません。

最近はなくなりましたが、20年位前までは、秋葉原にも実演販売がよく出ていて面白いので見ていました。
実演販売の人は、本論に入る前に、興味を持ってもらわないといけないので、自分が売るものと関係ない話をします。
私が聴いていたときに、リンス効果があるシャンプーの説明をしていました。
結論は、リンスとシャンプーを混ぜただけ。
確かに変だと思っていましたが、自分でも試しに混ぜてみるとほぼ同じ効果でした。
他にも、風呂用洗剤の話もあって、『人間の体から出たものを洗うのだから、ふつうの石鹸のほうがよく効く』ということを言っていました。
試してみるとやっぱりふつうの石鹸でよく汚れがとれます。
これなんかは、ふつうの石鹸のほうが専用洗剤より高価だったりするので、専用洗剤を否定するものではありませんが。

最近気付いたのは、泡状になる液体石鹸のことです。
妻が、しょっちゅう間違えて泡じゃないタイプを買うので、容器のポンプ口が詰まってしまって往生しました。
ちょっと前に、泡じゃないタイプを薄めてポンプ容器に入れてみました。
専用の泡タイプよりなめらかでいい感じの泡が出ます...
薄めることによって雑菌が増えるかもしれないのでこれでいいとも云えないのですが、雑菌が繁殖しやすくなるかどうかは分析しなければ確認できません。
しばらく使ってみていまのところ問題はありません。

もうひとつ気になっていたのは、コーヒーの淹れ方です。
一般的には紙フィルタ用に挽いた粉を使い、ちょいと熱湯をかけた後しばらく待つと泡が盛り上がってくる、そしてその後一気に湯を注ぐ、そして最後に滴り落ちる前に残った湯を捨てろ、と言われます。
この方法が悪い訳ではないです。
ちょっと妙だと思うのは最後の湯を捨てるところです。
最初からその分少く注いじゃいけないのかな?
自分が気に入らないのは、この方法だと粉をたくさん使って歩留まりが悪くなることです。
もともと製造業で働いていた自分には、どうやって原単位を下げるか、そんなことをつい考えてしまいます。
そこで、まず、細かく挽くということをやってみました。
これだと、接触面積が増えるので、速くでき、ムダも減るだろうと考えました。
味は...別に悪くありません。
気にするほどの差がないということか。
確かに味は違いますが、自分には、『まあいいか』くらいです。

最近は、コーヒー用紙フィルタに疑問を持ちました。
ろ過時間が長過ぎるからです。
もちろん湯をくぐらせるプロセスに要する時間が必要だからそうなっているのでしょう。
しかし、自分は、細かく挽くようプロセスを変更したので、最適接触時間が違うはずです。
最初は、ギリシャとかトルコとかボスニア・ヘルツェゴビナのように湯に直接溶いてみました。
最後に残るカスがイマイチです。
次にこれを茶漉しでフィルターにかけてみました。
カスの大部分は濾しとれますが細かいのが残ります。
味は紙フィルターで淹れるよりも濃くていい感じです。
そこで最近は、専用フィルターより目の粗いキッチンペーパーを使ってみました。

小さな鍋(100円ショップで購入した、たこ焼き用水とぎを小麦粉を流すものです)に水を入れ、そこに細かく挽いたコーヒーを入れ、火にかけます。
ひと煮立ちしたところで火を止め、茶漉しに敷いたキッチンペーパーの破片(1枚を9分割すると丁度いい)の上から注いでカップに継ぎます。
いい感じですぐに入ります。
粉も残りません。
専用の紙フィルタで淹れるよりも味が濃く感じます。
茶漉しは専用紙フィルタ用漏斗より熱容量が小さいので冷めません。
気になるのはキッチンペーパーの安全性で、食品用だから大丈夫なのかはわかりません。
目の細かいキッチンペーパーは専用のペーパーフィルターよりも時間がかかるので、使えませんでした。

自分のオーディオライフもそんな感じで、気にしなければ分からない違いは、差ではないと思うようになりました。
ちょっと立派なアンプを使うか、いちばん安いアンプを使うか、違いが出る使い方をしないなら差はわかりません。
違いを判別しようと思ったら大きな音の出せる防音室で、きわどいソースを再生しなければなりません。
これは、高級ティーカップで茶を飲むか、無名メーカーのカップで飲むか、そんな違いでしょう。
応接室で飲むなら高級ティーカップを使うのが良いでしょうが、自分の狭い部屋で飲むならマグカップのようなものでも十分でしょう。

高級レストランでスタバのようなカップを使うとナニですが、自宅だったら関係ありません。
自宅にも少し高価なカップはありますが、専用の皿を使うのも面倒なので、わざわざ使いません。
学生時代なんか、飲めればどんなカップでも良かった訳で、それで困ったことはありません(同級生はたいていふつうの家庭の出身で、皇室から通うような学友がいた訳ではないので)。
茶を飲むカップも焼酎のお湯割り(当時は6:4で割って丁度いいくらいのアルコール濃度35%。いまは8:2くらいでないと薄い。酒税が変わったため、製品規格が変わりました。)も同じカップでした。
味なんか気分で変わるので、多少の違いはOK。
旨く呑みたければ気分が良くなる工夫をすればいい。
音の違いと同じです。

とりとめもないですが、安全と関係のない常識には確認を要するものもありそうです。

by mcap-cr | 2020-04-15 06:36 | 社会科学 | Trackback | Comments(2)
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Commented by hiro-osawa at 2020-04-16 03:40
お茶の文化はお国柄でいろいろ、入れ方の定番は「昔からこうやっている」「みんなこれはこういう味だと思っている」程度に思えます
お茶にバターと塩を入れたり、ウーロン茶にミルクと砂糖を入れたりするのが当然の地域もあります
米出張したときお茶に凝っている人が日本茶に何を入れて飲んでるのか自慢したそうでしたが聞きたくありませんでした
コーヒーもトルココーヒーみたいに、紅茶みたいに鍋の湯に粉を入れてドリップのペーパーで粉を濾すと確かに簡単でうまいです ただしコーヒーは「あく」が出るのでこれをよけるようにした方が良いみたい
当家ではコーヒーはサエコのエスプレッソで入れます これもあくが出ないのが長所みたいです
Commented by mcap-cr at 2020-04-16 06:19
> hiro-osawaさん
茶の文化というと日本にも茶道があるので、それは、味だけでなくいろいろな意味でこだわりが必要なのだろうと思います。
味だけを考えるとそのアメリカ人のように日本茶に何かを淹れるのもありだろうと思います。
日本茶もひとくちには云えないぐらいの種類があり淹れ方で味が変わるので、種類や水や淹れ方によっては何かを加えるのもありだろうと思います。
アメリカ人が炊いた米にマヨネーズをかけるのを見てゾッとしたことがありますが、最近では日本人にもそういう人がいるみたいだし、きっと本人にとってはうまい当然の食い方なのでしょう。
私は最近はモノを増やしたくないので、コーヒーメーカーのような目的に特化した製品は買わなくなりました。
コーヒーのアクというのはどの部分(味?)なのか分かりませんが、結構油脂が出るのでそういうのもアクなのかもしれません。
変な飲み方はひとに勧められるものではありませんが、自分の価値判断としてありかなしかで判断すればいいのだと思います。

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。
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