人気ブログランキング |

バスレフ研究所 Personal Audio Laboratory mcap.exblog.jp

音楽は生演奏が最高ですが、レコード音楽は、工学オーディオによってリーゾナブルなコストで楽しみましょう。


by MCAP-CR
プロフィールを見る
画像一覧
更新通知を受け取る

ジャンク(2)

昨日の記事に頂いた、hiro-osawaさんのコメントのとおり、ジャンク品は何らかの理由でジャンク市場に流れてきたものです。
通常商品は、
受注(または受注見込み)→生産→出荷→(卸や小売)→発注者(エンドユーザの場合もある)に販売→エンドユーザに販売
という手順をとります。
製造メーカーが部品として購入する場合には直接購入もあるようですが、通常は、工場から問屋や大規模小売店などを通して一般ユーザの手に渡ります。
しかし、いったん工場を出荷したものの、卸問屋が倒産してしまったり、大口ユーザーがキャンセルした場合などは、商品の行き先が無くなってしまうので、闇市場に流れることもあるでしょう。
また、製造した商品に何かの不具合や不備があれば、ゴミになりますが、賞味期限切れの商品などのように回収業者が横流しするということもあるでしょう。
そういうものの一部がジャンク品として一般ユーザーに流れてきます。
あと、秋月電子のような大口顧客は、そういう商品を大量購入してくれるので、こちらはある程度の数を確保してレギュラー商品のように売っているので便利です。

スピーカーユニットのような商品に賞味期限はなく、事故があっても断線するくらいで済んでしまうのであまり心配することはありません。
その一方、特性も不明なので、見た目で選んで音は『...』ということもふつうにあります。

でもなぜか、『そんなに悪くない(褒めている)』とか『使い方次第でおーけー』ということが多いように感じています。

一方、通常販売されている一般商品の場合は、ある程度の品質が確保されています。
品質というのは、音ではなく、外見だったり、断線検査していたり、ネジの数量が検査されていたり、取説が付いていたりというものです。
性能保証があるかどうかは分かりません(多分殆ど無いでしょう)。
ガレージメーカーで社長と顔見知りだったりすれば音にも注文を付けられるでしょうが、大メーカーやその一部カンパニーに対してはそういうことはできません。

私が感じているジャンク品の特徴(工夫が必要な点)はこんな感じです。
(1)フレームが弱い、ない等、組込み用途が決まっているようである
(2)音はいたってふつうなことが多い
(3)使い方を工夫しなければ、音はどうしようもないこともある。
(4)高級オーディオ用だったようには見えない。

メーカー品はどうかというと、必ずしもジャンクよりいいという訳ではありません。
見た目がいいのは間違いありませんが、木ねじで締め込んだだけでフレームが曲がってしまう高級品もあります。
当たったロットが悪かったのか、とてもオーディオ用には使えない音のものもありました。
そういえば自分は買いませんでしたが、買った人が扱いに困ってしまった高級限定品もあったようです。
音を聞いて耐えられなかったのもありました。
いろいろと過去のことを思い出していくと、メーカー品のハズレにもときどき行き当たるので、最近はそういうものには目が行かなくなったということもあります。

特に最近は、スピーカーユニットを複数使うシステムを手がけるようになったので、これをカタログ商品でやるというのは予算的にはやりにくくなってきました。

まあ、やっぱり捨てられる運命にあったものに命を与えるというのがジャンク品を使う(あるいは販売社側からは『売る』)醍醐味なのかもしれません。

トラックバックURL : https://mcap.exblog.jp/tb/240421322
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by mcap-cr | 2020-06-30 07:05 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(0)