2020年 09月 09日
必要帯域
またそのうち書いていこうと思います。
私は気分としては、もうすでにオーディオマニア志向から引退しています。
長岡先生がよくほのめかしていましたが、マニアには偏執的な意味があります。
オーディオ変質者にはなりたくない、なりたくない、なりたくない.....
→オーディオマニア引退
こんな心理的理由なのかと思います。
マニアにもいろいろあって、
蒐集趣味
評論研究趣味
自慢趣味
ほかにもいろいろありますが、いちばん厄介なのは自慢趣味でしょうか。
私は自分のシステムで誇れることといえば、自分に最適化されていること、安いこと、くらいで、とてもひとさまに自慢できるようなものはありません。
こんなシステムを売ろうとしても誰も買ってくれないので商売にはなりません。
そういう他にないシステムであるところがこだわりでもあるし、自慢でもあるかもしれません。
大概のオーディオマニアに勝てる部分は、低コスト主義が徹底していることだけでしょう。
自慢趣味のマニアからみれば、カスっぱの負け犬趣味ということで、そういう人は私のところには来ないので被害を受けることはありません。
そういうマニアからはほど遠い趣味において、スペックも極限まで実用範囲内を目指しているので、再生帯域は狭くならざるを得ません。
このブログの過去記事に『33Hzの法則』というエントリーがあります。
云ってみれば、ローエンドは33Hzで十分、ハイエンドは成行き、という程度が実用上十分な再生帯域であるという説です。
最近メインで使用しているスピーカーユニットは、F77G98-6というジャンクですがこれは、カタログスペック上20kHzまで再生帯域が伸びています。
実際に測定したという人がいて、やはり20kHzまでしっかりと再生されたそうです(URL失念)。
ところが、このユニットの音を聞くと、どうも高域が寂しく感じます。
ということで、カタログデータをよくみると、

高域が寂しく感じる理由は、ハイエンドが低いからではなく、耳で聞いて高い音と感じる帯域が低いから、というのが正解なのかもしれません。
これとは逆に、高域がやたらとやかましく感じる製品もありますが、必ずしも20kHzまで伸びているわけではありません。
それはそのはずで、音楽CDで20kHzまで高いレベルで収録されているソースなんかほとんどありません。
10kHzより上なんか音楽ソフトから見れば誤差範囲なのかもしれません。
33Hzより下が実用上必要ない理由は、上のリンクに詳しく書きました。
ということで、実用的な必要再生帯域は、33Hz~成行き、ということでいいのだろうと思います。
こういうことを考えていると、オーディオマニア仲間には入れてもらえませんが...

