2020年 09月 10日
偏狭マニア
趣味にもいろいろありますが、私が最も健全だと思うのは、本人にしか価値のわからない趣味です。
本人にしか分からなければ周囲が巻きまれることはない(家族に対する金銭の負担を除く)ので周囲も含めてハッピーです。
似たような、それでいて、派閥があるような趣味は、一抹の不安があります。
どうだ!凄いだろう!といって暴走する人がいるからです。
本人の自慢で終わればまあいいのですが、具体的な他人を貶す、というのはまずい。
というより人道を外れています。
中には、他の趣味者の家を訪問して、違うところで貶しまくる、という人もいるようで、そういうのは、偏狭という一言で済ませられるものではなく、ヘイトと言って良いでしょう。
そういう性向は、教養とか、社会的地位とかで払拭できるものではないようで、社会的地位があるから常識的だということではありません。
教養というのも、見かけは教養高くても実際にその教養が身に付いていなければ無意味です。
陸上競技ではないのですから、人と比べなければ気が済まない、というのは、教養が身に付いていない証なのかもしれません。
音楽でも、謙遜な姿勢の方の音楽はとても楽しく安心して聴くことができます。
世界的にビッグネームになっている小林研一郎先生(私は弟子ではないが)の姿勢は、恐ろしく謙遜で、偉そうにしません。
そういうひとことひとことを聞くだけでも音楽に対する期待が高まります。
そしてその期待の高まりが実際の評価に対して更にいい影響を及ぼす。
そして、ファンになる。
これは言ってみれば人徳とか人物というものです。
人徳が高ければ足を引っ張られやすいので、それをほとんどノーアクションで蹴散らすだけの能力がなければ、小林研一郎先生のように最高位まではいけません。
成功者の中にもどうしても、一定割合ナニな人が含まれます。
一部の一見成功者の偏狭マニアは、周囲に嫌われるので、いずれは、なるべくなるのかもしれません。
知らずに関わってしまうとエライ目に遭いそうなので、注意するほうがいいでしょう。
自分が自慢や競争に走らないのがいちばんの回避策だろうと思います。
求めるパフォーマンスとコストは個人の価値次第のはずですが
低コストで〇〇万円の製品よりいい音!に騙され市場が動く
ここのところの付録スピーカーや100均商品の転売市場に関わらず
ネット評論にありがちな罠なのだと思います
他人の評価を酷評したがる仕草は、公務員の給料を下げることで自己利益をアピールする維新に似ています
本当に他人と比較せず自己満足するには、ブレない自分の評価軸を持つしかないですね
それこそ探求が必要なので本来のマニアなのだと思います
自慢マニアになってくると高価な方が嬉しい、そんな感じだと思っています。
雑誌の付録ユニットが高性能だとか、そういう売り込み手法には流されやすいですが、別に悪いわけではないのでいいものの、試してみたらナニだったということもあります。
心理要因で価格が動くのは株式と一緒で、実態価値と関係ないので、これで惑わされないよう自分軸を持つのが正しいのだろうと思います。
全てを定量的に評価できればまさしくエンジニアですが、そうでない部分が微妙に残るのが、遊び心をくすぐるというのは、健全なのかもしれませんね。
実態価値と関係ない価格変動で右往左往というのは、リテラシーの問題なのだと思います。

