何事もほどほどがいちばん

米国大統領選の成り行きをモニターしていたら、最近E....Nという人物とその島のことを知りました。

E....Nは、米国の富豪で島を２つ持ち、そこにVIPを招き入れていたということで、顧客リストも出回っています。

島のひとつは乱痴気騒ぎさせるようなところで、もう一つはこどもの島だそうです。

そして、こどもの島のほうが何かと問題になっています。

そこに小児性愛者の顧客を招き入れていた。

更に、その中にはいろいろ有名な人の名前があるそうです。

ペンシルバニア訴訟を退けた最高裁判事の名前もあると云われています。

E....Nは、二度逮捕されていて、二度目に獄中で不自然な死を遂げたと云われています。

公式的には自殺ということになっていて、首の骨が骨折していたとも云われます。

更には、まだ生きている、という情報もあって、何がなにか分かりません。

顧客リストの最初のほうは２０００年台初頭で、その頃の名簿には現在の（次期も？）T大統領もあるそうなので、実際にどちらかの島には行ったことがあるのでしょう。

そしてT大統領のときにE....Nが逮捕され謎の死を遂げた、とまことに不可思議な、常人には理解不能な事件となっています。

そういう理解不能なものは置いておくとして、Eが変態小児性愛者になってしまった背景を想像してしまいました。

島を２つ経営する費用は想像できません。

例えば、自費で対馬を購入したとしても行政区画になっていれば役所等が必要なので好き勝手はできません。

となると無人島を開拓することになります。

当然電気や水道等のインフラは自分持ち、港や空港も自分で作らなければなりません。

島全体が個人の所有物なら警察も捜査令状がなければ立ち入ることもできません。

中では人を殺してもバレないということです。

いっぽう全米で毎年８０万人以上の子供が行方不明になっているそうです。

E島には子供がなぜかいるらしい．．．

そもそもどうしてこんなカネがあるのか？

いわゆるDSと称される階層の話になりますが、元々、通貨は金本位制でした。

そして、通貨は所定の金と交換可能でした。

ところが、実際には、通貨のまま市場で流通し、何故か金に交換しにこないことに気付いて、手持ちの金量を上回る通貨を発行するようになったと。

これって錬金術ですね。

そしてその特権を得られた人がいまのDSになったということだそうです。

超短く云うとこんなものなのでしょう。

だからE....Nも何もしなくてもカネが入ってきて、結局、ふつうのことでは満足できなくなってしまった。

そこで、変態趣味に走り、VIPの連中を変態趣味仲間に引きずり込み、犯罪に加担させて縛る。

脅迫のネタを持っている訳ですからさぞかし強かったでしょう。

こう考えてみると、E....Nは、金持ち過ぎて不幸になってしまったように見えます。

カネの有無にかかわらず、身の回りにはちょっとした幸せがたくさんあります。

しかし、カネがありすぎて、そういう幸せに対する感度が下がり、その幸せを得られなくなってしまった。

気の毒なほど不幸です。

そして最後は刑務所送りで獄中死。

生きているという情報もありますが、生きていたって幸せではないでしょう。

結局、ありすぎるカネは人を幸せにしない。

何事も程々なんだな。