昨日書いた話しの中で、釘を使ったことを書きました。
実は、ここ30年以上釘を使ったことがありませんでした。
スピーカー工作において釘の役割は重要ですが、最終的に固着して強度をもたせるのは、接着剤の役割です。
釘は、接着剤が強度を出すまでの間、接合面を押え付ける役割です。
ただし、釘があると見てくれが悪いし、仕上げが難しくなるので、マニアはたいてい、端金やクランプで押し付けてボンドが強度を出すまで時間をかけて接着・固着させます。
ただし、時間の制約があるときは釘が欠かせません。
釘だけで強度を出すのは無理ですが、ボンドと組み合わせることで、ボンドが乾燥するのを待たずに次の工程に移っていけるので、工作スピードが格段に上がります。
昨日も少し書きましたが、つくる人が慣れていなかったのは、罫書き作業で、設計した私は頭の中に構造と工作手順が入っているので、少し確認するだけでずいずいと線を引いていけますが、教わる方はそうはいきません。
記録しながらということもあり、罫書きするのに、2時間弱がかかりました。
釘の下孔は1本144箇所ありましたが、これはさほど時間がかかりませんでした。
ダクトやスピーカーユニット用の孔開けは、それなりに時間がかかりましたが、1時間とちょっと(1本分+α)で終了。
1本分組立てるのは、接着+釘打ちで30分かかったかかからないか。
言葉の説明だけでは組立てる人は戸惑っていましたが、最初の1箇所をやってみせるとあとはすんなりどんどん進みました。
はんだ付けは、作業記録に時間をかけた以外はすぐに終わりました。
こうして振り返ってみると、何事も下準備が全てだと実感します。
スピーカー工作というと、組立てるところを想像しますが、実際には、
切断(外注)
罫書き
下孔加工
穴加工
ダクト加工
ダクト接着
と、ここまでが時間の大半を占めます。
接着+釘打ち
という目立つ工程はあっという間に終了します。
ですから、時間がかかる工程を事前に済ませておけば、まるで神業のように超速で組立ててしまうことができます。
そして、釘を使えば、接着剤が固着する前に形が完成して次の作業に移ったり、音を出したりできるので、やはり、最初は釘を使うのが基本ではないかと思います。
長岡先生も、端金だけで組立てるのは推奨できないということを書いておられました。
端金だと中央部は何となく押し付けられるだけなので、釘を使うほうが構造上の強度が得られることは間違いがありません。
それと、このときは、MCAP-CRという云ってみれば特殊な(自分にとっては当たり前だが)構造にしたので、その分手順が増えるかと思いましたが、単純なバスレフで同程度の容積とした場合には、補強材を多く必要とするので、却って時間がかかるかもしれません。
MCAP-CRは、接着面積を増やせるのと、工作手順を一般化できるのもメリットなのだと気付きました。
気付いたことは、特に初心者は釘を使うほうが良さそうだということです。
釘を使わないメリットも限りなく有りますが、釘を使うと高速に作業できて、しっかり接着できて、十分な強度を得られるという大きなメリットがあるので、釘を打っても騒音問題にならない環境があれば、釘を使って最後に突板仕上げのほうがいいかもしれません。
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