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20211年スピーカー再生技術研究会9月実施分

昨日は2021年の第1回目オフ会でした。
最初は、大澤さんのテレスコ。
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容量調整型、スライド用の隙間はおよそ3mmで、それが、ダクトになっているようななっていないような、動作がよくわからない方式とのことですが、小さいのに驚くほど低域がたっぷり出て、バスレフの癖も感じられません。
スリットバスレフとは聴いた感じが違う不思議な音です。
最後に、スピーカーユニットを今年の音友ユニットに変更して聴いたときも同じ傾向の音でしたが、加藤さんご持参のソフトを聴くと少し低音域が控えめな感じになりました。
大澤さんご持参のソフトの特徴をよく反映しているのかもしれません。
50Hzくらいまでかなりフラットに再生しているように感じます。
目を瞑って聴けばサイズはわからないでしょう。
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私の作品は、これで、MCAP-CRの設計に一区切り付けた典型型です。
一般家庭で聴くならこれ以上のサイズと低域は不要と考えるものです。
ローエンドは33Hz、サイズは外形で38.5リットル。
会場が広いので、リアダクトの聴きは小さくなります。
自室で鳴らすのとはずいぶんと音が違いました。
持参したソフトは、有冨さんのヴィオラを除いて評判はイマイチでした。
短時間で適当に選んでしまったので、よくなかったようで、自分でも細かいところは聞き逃していました。
ユニットのFX120は、高域に癖があるそうで、私の持参したソフトではわかりにくかったのですが、ソフトによっては気になるようです。
昼休みに音量を上げていろいろ聴いてみました。
ダクトの効きは十分ですが、広い部屋では反射が弱くなります。
ローエンドは確かに30Hz前後までFFTが反応を示しました。
FFTで監視すると、部屋のノイズが超低域に出てくるので、わかりにくく、50Hz以下は、実際に出ているのか部屋のノイズなのか、観察してみなければわかりませんでした。
なおローエンドは33Hzまで引っ張らずに50Hz前後にまとめて、その下はゼロではないという音作りのほうが低域がたっぷりと感じられるようです。
このあたりは、どういう音楽を聴くかで音作りを変えるほうが良さそうです。

井形さんの作品は、ショートホーンのバックロードホーンとバスレフのハイブリッド型、音友のP1000を2組使用しています。
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P1000の高域は寂しいので、F90Hのスーパーツィータを足しています。
井形さんによると特性は良くないそうですが、音がまとまっています。
開口部は全部前に向けるのが井形さんのこだわりで、バスレフダクトにはエルボを使って、ホーンの開口から正面に向けています。
バスレフは手をかざすと効きがよく分かり、ホーンはなめらかに効いているので、新しいサウンドと云って良いと思います。
井形さんによると、FostexのP1000Kより音友のP1000のほうが音が良いということです。
高域がなめらかに下がっているほうが、音が作りやすくていいそうです。
ちょっと不思議な、音楽を聴きたくなる音作りでした。

穐山さんのバックロードバスレフは、ちゃんと元祖の石田さんからアドバイスを受けて設計・製作したそうです。
自分の知っている石田さんの音に近いと思いました。
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バックロードバスレフは、ショートホーンの先を絞った形ですが、動作はバスレフに近いようで、ダクトに手をかざすとしっかりと風圧が感じられました。
バクロードバスレフの動作は謎ですが、ホーン部分が音響インピーダンスを調整していて最後にダクトに繋ぐと結果として音響インピーダンスがちょうどよい形になってバランスの良い音になるのではないかと思います。
工作のウデは年々上がってきて今年は市販品のレベルになりました。

加藤さんのシステムは、ギターアンプ用のフルレンジの高域を切って、それを今年の音友ユニットに繋ぐ作品です。
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最初に高域を切らずにフルレンジだけで、鳴らすと、微妙な音。
ハイファイというなり方ではなく、特定の目的に合わせた音でした。
設計通りに組み合わせると、懐かしいオーディオの音。
私が中学生の頃にオーディオショップに行くとこういう音で鳴っている高級システムがよくありました。
今はもう亡くなっている世代が涙を流して喜びそうな音。
井形さんの提案で低域側を逆相にすると更によくなりました。

高橋さんはRCAケーブルの切替器を作ってのデモでした。
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スピーカーシステムには井形さんの作品を使用しました。
繋いだケーブルは、100円ショップのもの、DXの5CFV+カナレのプラグ、カナレのケーブル、井形さん自作のVVFケーブルなどです。
私には違いが分かりませんでしたが、違うという声もあり、ブラインド比較では、分かったような分からなかったような...
ここにはそういう人は居ませんでしたが、こういう試験をすると、接点で音が悪くなているので比較できないとか、はんだ付けがどーだ、とか試験法にケチをつける人がいるので、チャレンジングな比較だったと思います。
私は、もうケーブルや接点やはんだ付けの音の差は、人間の耳には検知不能だと思っていますが、そう思わない人が多いと思います。
ケーブル命の人に喧嘩を売ることにならなきゃいいなあ...と要らぬ心配をしてしまいました。

ことしもコロナの緊急事態宣言下での実施でしたが、既にワクチン接種した人も多く、密でもないので、クラスターの発生はないだろうと思いますが、念には念を入れるほうが良いのでしょう。
10月30日の実施時には、緊急事態宣言は解除されているはずですが、呑み会とかはまだ止めておくほうが良さそうです。

Commented at 2022-05-06 07:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 成山裕治 at 2022-05-06 07:02
スピーカー
Commented by スピーカー at 2022-05-06 07:02
木村早希
by mcap-cr | 2021-09-26 08:24 | オーディオ一般 | Trackback | Comments(3)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。