時代遅れ

調べごとをするのにインターネットで検索するのが日常になっています。

主な検索対象は技術系の内容なのですが、怪しい情報が検索上位に上がることは、まだ経験していません。

電気のことを調べれば、公的な協会や電気機器メーカーの情報などが表示され、そこにないものには個人のブログのようなものも表示されるので、そういうものは、重ねて内容を検証します。

それでも、個人ブログだから間違っていたという経験は記憶にありません。

もしも、嘘情報をもっともらしく書いたものがあれば、誤って信じてしまいそうですが、技術系の情報は裏取りできるので、情報に自浄作用があるのでしょう。

ですから、自浄作用の怪しいSNSの情報には注意が必要です。

技術系以外の情報については、真偽不明のものがすくなくありません。

歴史などは、タイムマシンに乗って検証に行くことができないので、嘘情報だらけで、真偽の検証は、自分でするしかありません。

新聞記事などの一次情報についても、嘘だらけであることは既に証明されています。

従って、一次情報そのものが真偽不明というカオスな状況にあります。

ですから、タイムマシンで嘘が暴かれるように技術が進歩するまでの間は、嘘情報が流布されるでしょう。

もっともタイムマシンができたからといって、気軽に歴史情報の内容を検証できるかといえば別な問題で、個人でタイムトラベルできるようになるまでには時間がかかるでしょう

もちろん将来タイムマシンができるという保証はありません。

技術情報についても、オーディオ関連のような嘘情報はほかにもあるかもしれません。

オーディオ関連の情報は、検証システムが確立されていないので、自分で検証するしかありません。

情報そのものが検証可能となっていればいいのですが、『音が劇的に良くなった』の類の情報はあくまでも個人の感想にすぎません。

個人の感想ならまだしも困ったのは個人の思い込みによる情報です。

私の発信する情報も含め、公的に検証されていない真偽不明の情報が淘汰されない限りオーディオが技術として認知されるようにはならないでしょう。