iPhoneでMicrosoft Teamsを使うと『インターネット接続がオフラインのようです』

仕事でMicrosoft Teamsというのを使用しているので、時には外出先から会議に参加せざるを得ません。

先日、会社のiPhoneでTeams会議に出ようとしたら、

『インターネット接続がオフラインのようです』

と表示され全然つながりませんでした。

その後、会議の終わるころに自分のAndroidを使用して接続すると、何事もないかのようにつながりました。

それで、そのことはしばらく忘れていましたが、また、Teamsを使って連絡しようとしたところ、またも『インターネット接続がオフラインのようです』

で、今度は、オフィスだったので、検索してみました。

下記のスレッドを読んでみると、

https://answers.microsoft.com/ja-jp/msteams/forum/all/ipad/9b2c1dc2-5e71-4997-a46b-d3e38e30ce79

https://discussionsjapan.apple.com/thread/110195449

アレレな回答ばかりです。

『インターネット接続がオフラインのようです』って言われてるんだからインターネットに繋がってないんだろ、そんなことを堂々と書いています。

おまえ、インターネットにつながってないんだったらそもそもこんな質問しないだろ。

こういうまったく役に立たない情報を堂々と載せているのが、このコミュニティです。

最初のリンクのほうの最後に一般ユーザーっぽい人からの親切なコメントがあり、それを参考にして、iOSの『設定』項目の中のTeamsのところを見ると、最後の項目の『モバイルデータ通信』の項目がオフになっています。

これをオンにしたらすぐにつながりました。

上記の２つのコミュニティは、MとAの公式なコミュニティなのですが、こういうレベルの低い回答がそのまま載っている訳です。

こりゃひどい。

こういう低レベルな議論を見付けて正しい情報出すくらいの従業員は雇ってないのか？

こういう情報を見て考えてしまいました。

やはりできない奴は自分ができないことを認識できずに自己評価が高い。

Teamsの例では、WindowsアプリケーションをiOSアプリケーションにしているのですから、２つのソフト開発会社の関係になるので話はちょっとややこしい。

M社からしてみれば、モバイルのことを考えてソフトを開発した訳ではなかった（たぶん）ので、LANで接続するのがふつうだったでしょう。

A社からみれば、モバイルのことしか考えずに開発したので、データ転送ヴォリュームが不足して困る場合の対策をOSに盛り込んだのでしょう。

そうした隙間にこういう問題が入り込んでしまった。

この例の問題の根本はそういう部分でしょう。

ところが、コミュニティには、相当出来の悪いのが多いので、こういう無能な回答が紛れ込んでしまう。

読んだ人は、解決への糸口が見つからないので、会社への印象が悪くなる。

ちなみに、自分のAndroidスマホの設定項目を確認してみるとiPhoneとは違って、バックグラウンドのデータ通信だけを制限できるオプションがあります。

このあたりはOSの設計方針が違うので、Androidでは問題がなかったようです。

OSの設計についてはどちらが良いという単純な比較はできませんが、役に立たない部分が目につくコミュニティの存在意義について考えてしまいました。