考えるより感じる

録音していたFMの番組で、モーツァルトの交響曲『ジュピター』が演奏されていました。

この曲は昔から知っていますが、ものすごく難しそうだと思います。というのは、演奏者によって全然違う感じになるからです。だから、その曲の演奏の正解が全然分からない。これはきっと譜面の解釈が難しいからに違いない。という単純な思考です。

自分が直接譜面を読んで解釈できるなら違うことを考えるかもしれませんが、他人が演奏したものを聞かせて頂く立場では、難しそうだと思うのが限界で、このあたりが知識浅薄な自分の限界です。

難しいと云っても人によって解釈は様々で、他人から見れば完璧に見えることでも本人は満足しておらず、難しいと感じることもあれば、本人は簡単だと言ったのに端から見ると全然できていない、ということもあります。

だから、自分が難しそうだと思っても本当に難しいのかはわかりません。

いずれにしてもこういうものは、考える前に感じるほうがいいのでしょう。