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適正予算

昨日、FM放送のライブ録音のことを書いていて思ったことがあります。
海外の放送局が収録したライブ録音のほうが、NHKが収録したライブ録音のほうが音がいいと感じます。
ライブ録音の音の良さというのは、ホールの音響に影響されます。
自分の経験では、日本のホールのほうが海外のホールよりも音が悪いということはありません。
個別の比較では差が出るでしょうが、日本のホールの音響も海外のホールの音響には負けていません。
海外のカトリック大聖堂だけはちょっと変わっていて、独特な音場があります。
これは音が良い訳ではなくクセが強いので、妙にリアルに感じるというものです。
ホールについては、音の良いホール、いまいちと感じるホールがあり、それは個別の問題で、日本でも音の良いホールは多く、海外のホールと比べて決して見劣りはしないと思います。
それなのに、NHKより海外の放送局の録音のほうが音場感が良く感じるのは何故か?
それは、NHKのほうが圧倒的に予算が大きいからだろうと思います。
NHKは特殊法人として、独占的に受信料を徴収し、しかも役所の機関ではないので、会計検査院も入らない。
お金がジャブジャブ、濡れてに粟、という金満体質です。
だから、余った金で、関係会社をたくさん作って利益を移す、従業員はタクシーで通勤する、給与福利厚生は、一般平均の5倍、K国製品のコマーシャル、K-pop支援、相場を遥かに超える金額の本社ビル建築...
挙げるとキリがありません。
こういう体質なので、予算は必要量の10倍はあるでしょう。
予算が余ったらどうするか?
自営だったら次に回す、利益が増える、となるでしょう。
しかし、役所だったら余ると翌年予算が減らされるので、無駄に使い切るでしょう。
NHKのような監査のない環境だったら関係者がパクってるかもしれません(国税はちゃんと調べろよな)。
というのはさておいて、まずは予算が必要以上にあったら、贅沢に使うのが第一でしょう。
贅沢に予算を使うためには、なにか余分なことをしなければならない。

その余分なことは、往々にして悪影響を与えます。
特に、オーディオにはよく当てはまる。
ある店を改善する→副作用が出る→副作用を抑制する→別な副作用が出る→その副作用を無くす→その副作用を抑制する...
オーディオの高級化というか高コスト化にはキリがありません。
結果として、何もしないほうが良かった、という経験をした方は多いと思います。
私も、結局、キリのない無限空間への旅はやめて、フルレンジに落ち着きました。
そしてフルレンジに落ち着いたからこそ海外の放送局の収録の音場の良さに気付いた訳でもまります。
コンサートを聴いているとときどきNHKが収録していることがあります。
そのときは、マイクロホンがたくさん立っています。
これはカネがかかるでしょう。
海外の放送局の予算はNHKのように大きいとは思えないので、マイクロフォンをたくさんたてることもないでしょう。
ひょっとしたら、ホールに備え付けのマイクロフォンを使っているのかもしれません。
そうしてシンプルになったのではないか?
あくまでもこれは自分の想像なので当たるも八卦当たらぬも八卦です。

Commented by tincan at 2024-05-06 17:45
いつもFM-NHKを聴いておりますが、NHKが日本で録っているLiveは特別に良いも悪いも無く、平均的に良好な感じで優等生的と思います。一方海外の放送局が録ったものは当たり外れが有って、数は少ないがアタリのものはNHKを凌駕するものと思います。音の悪いものも有り寝ぼけている感じのものがありますね。例外はNHKの生放送で音質は一番だと思います。ただ同放送局は収録や放送の仕様が規格化されているのか、どれをとっても同じ音場感を感じます。お役所的と言っては失礼なのかもしれませんが、個別に個性が欲しいなと贅沢な感想もありますね。
Commented by mcap-cr at 2024-05-07 07:21
> tincanさん
長岡名盤コレクションは海外レーベルばかりでした。
NHKは、いつも同じ録音方法なのだと思います。
海外の録音は本当に面白いですね。
by mcap-cr | 2024-05-06 16:56 | 社会科学 | Trackback | Comments(2)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。