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『椿姫』は本当に名演だった

昨日は、小澤征爾音楽塾、ローム ミュージック ファンデーション共済で演奏されたヴェルディの歌劇『椿姫』を聴きました。
小澤青樹音楽塾の公演を聴くのは三度目です。
この演目は、オペラの中でも特に有名な一曲で、過去に何度も(多分6回以上)生で聴いています。
その中には海外の一流オペラ座で聴いたのも含まれています。
この作品は、そんなに好きという訳ではありませんでした。
演奏が始まる前には、『ああ、ロッシーニが聴きたいな』などと不届きなことを考えていました。
ところがです。
演奏が始まると、どんどん作品に引き込まれていきました。
出演者は動作の細部に至るまできっちりと制御されており、歌唱も見事。
私の席は、前から6列目の中央付近だったので、その様子が良く見え、また、オーケストラも含めて音楽もよく聞こえました。
指揮を見ていると、『ここは全身全霊を込めろ』という意図がこちらにも伝わってきます。
そして、その通りの音楽が返ってくる。
本当にここまでの演奏は聞いたことがありませんでした。
最後は涙ぐんでしまったじゃないか。
ディエゴ・マテウス(小澤征爾音楽塾主席指揮者)の名前がしっかり心に刻まれました。
その他歌手は、
ニーナ・ミナシアン
カン・ワン
クィン・ケルシー
メーガン・マリノ
牧野真由美
マーティン・バカリ
井出壮志郎
町英和
河野鉄平...

オペラ座ではなく、音楽塾の公演ということで、聴衆はミーハー中心ではなさそうです。
入りは6~7割程度でした。
これだけ凄い演奏を聴けるのに空席があるなんて勿体ない。
これ以上の音楽は、もう一生聴けないのではないか。

by mcap-cr | 2025-03-23 07:23 | 音楽・コンクール | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。