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ところ変われば

昨日不動産のコンサルティングのようなものをしている会社との打ち合わせがありました。
私の属している会社は土木を含み建築と設備の設計をしているのですが、その会社は、クライアントの外資の会社とのビジネスで設備の技術者がいないので、仕事を手伝ってもらえないか、というようなものでした。
話をしてもどうも噛み合わない部分がある。
クライアントの外資企業の事務所の設備のコーディネーションをしたいというのですが、その話をできる人材がいないという訳です。
この話は、分かっている人が聞けば???な話です。
だってテナントでは、設備のことなんかできることが決まっているからです。
建物ごとつくるならそれなりに設備の設計の必要があり専門知識が必要なのですが、クライアントができることなんか、大型マルチエアコンを入れるくらいです。
換気装置も変更できません。
換気は、窓を開けるくらいならできるのですが、洒落た建物では窓を開けられないということも多いので、ダクト設備を後から付けるわけにはいかず、建物には最初から換気設備を備えなければなりません。
また、給排水や消防設備の水回りも建物の構造に係るので、これも建物の設計時に決めておかなければならず、建物に最初から備えなければなりません。
ということで、テナントが考えなければならない設備は、マルチエアコンによる空調と、照明器具の選定やコンセント配置くらいのものです。
専門業者に要望を伝えるだけで良く、自分の専門知識なんかほとんど不要です。
設備の技術者の難しい部分は、建物の新築や全面改修くらいのものです。
云ってみれば、そのようなことも分かっていないということで、話が噛み合わなくなってしまう訳です。
私はこの業界に長いわけではありませんが、もっと早く参入しておけばキャリアの悩みの大部分は不要だったのでしょう。
ところ変われば品変わる、とはよく云ったもので、情報収集のアンテナと人付き合いの大切さを思い知った次第です。

by mcap-cr | 2025-04-19 09:42 | 社会科学 | Trackback | Comments(0)

生演奏を主とすれば、オーディオは箱庭で充分でしょう。